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ホームホワイトニングで実際に起こった失敗談《〇〇な状態はかなり危険!?》

自宅で好きなタイミングで行えるホームホワイトニング。
忙しくて歯科医院に通う時間をなかなか作れない方や、子育て真っ最中の方に人気のホワイトニング方法です。
場所に縛られず、ホワイトニングをしながら別のこともできるため、自由度が高く見られがちですが、実は自由度が高いからこその苦悩やホームホワイトニングならではの失敗談も存在します。
すでに始めている方やこれから始める予定の方も、失敗して後悔することがないよう、ぜひ最後までご覧ください。

最も多い失敗談!「ホワイトニングをしながら寝てしまい、マウスピースに穴が開いた」

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ホワイトニングをしながらつい寝てしまうケースは、実は珍しくありません。
マウスピースをはめる時間は基本的に1日2時間とされていますが、装着したまま寝てしまうと時間をオーバーすることがあります。
装着時間が長いと、それだけ副作用である知覚過敏(歯がしみる症状)がでやすくなりますが、問題はそれだけではありません。
寝ている間の歯ぎしりによって、マウスピースに穴が開く恐れがあるのです。

穴が開いたマウスピースを使うのは厳禁
マウスピースに穴が開くと、そこからホワイトニングに使用する薬剤が口の中に流れ込みます。
薬剤が直接粘膜に触れるとただれる恐れがあるため、洗い流さなければなりません。
しかし、寝ている間は薬剤が口の中に流れ込んでいることにすら気づくことができなくなります。
場合によっては、薬剤を含んだ唾液を飲み込んでしまう危険性もあるため、注意が必要です。

「口の中で使う薬剤=飲み込んでも絶対安心」ではない
ホームホワイトニングに使用される薬剤は、歯科医院で行うオフィスホワイトニングとくらべて濃度は低く設定されています。
しかし、だからといって飲みこんで害がないものではありません。
ホワイトニング中は「体を横にしない」や「ストレッチをする」など工夫をして、寝落ちしない状態を作りましょう。

次に多い失敗談「お湯を使って洗ったら、マウスピースが変形した」

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マウスピースは、お湯に触れると変形する素材でできているため、お渡しするときにはかならず「流水下で洗ってください」とお伝えしています。
しかし、残念ながらそのことを忘れてしまい、変形してから後悔する方が年に数人はいます。
作り直しが必要になるため、注意しましょう。

食事が原因でおこることも
飲食時のマウスピースの装着は禁止とされています。
理由は、食べ物でマウスピースに傷ができたり、熱さでマウスピースが変形してしまう恐れがあるからです。
しかしなかには「外すのが面倒だから」という理由で、装着したまま食事をしてしまう方がいます。
トラブルを回避したい方は、絶対にやめましょう。
傷がつくと細菌が増殖しやすくなり、不衛生です。
また、変形したマウスピースを無理やり使うと、歯並びが悪くなる可能性もあります。
飲食時はかならずマウスピースをはずして、歯磨き後に再度はめるようにしてください。

予想外の失敗談「気づいたらペットがおもちゃにしていた」

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飼っているペットによって、マウスピースが使い物にならなくなるケースもあります。
「まさかうちの子がおもちゃにするなんて」と驚く患者様も少なくありません。
作り直しが必要になるため、注意しましょう。
ペットや小さなお子様によるトラブルは、管理場所を高い位置に設定することで防ぐことができます。

「正しく使用すること」が理想の歯を手に入れる1番の近道

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マウスピースに限らず、歯科に関わる失敗談の多くは「正しい使い方をしなかったこと」で起こります。
伝えられたルールは、きちんと守らなくてはいけません。
美しい歯をもとめて始めたホームホワイトニングでも、マウスピースの使い方や管理方法を誤れば、納得のいく結果を得るまでに余計時間がかかってしまいます。
後悔しないためにも、ホームホワイトニングは正しい方法で行いましょう。

※この記事はポートフォリオ用に作成したものです。
※記事内容の無断転載を禁じます。

NYUiii

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