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自分と向き合うことでしか現れない扉

何気なく開いた過去のツイッターに居るのは
他力本願で自分のことしか興味のない自分勝手な女の子。

それが5年前の私

来る日も来る日も同じことをして
何かに困っているわけでもないけど満足しているわけでもない状態で

はっきり言って80代のおばあちゃんになっても
余裕で出来るよね!みたいな事しかしてなかった。

「何かを変えたい・・・」

そんな漠然とした思いがあった。
だけど何をしていいのか、何をしたら脱することができるのか
全く分からなくて右往左往

その頃の私の趣味といえば「恋愛」
人に評価されたり求められることを求めて生きてた。
だけど、モテたい・・とかとは少し違う

「自分は価値ある人間だと証明したい」
みたいな想いが強かったなと、今となっては思う。
何も持っていないのに、価値ある人間だと証明したい・・。
滑稽で笑ってしまうけど、当時の私はそれはそれで必死だった。

その頃の私を客観的に見れば

『何も持っていないことに
気づいていないから
変わろうと思えない。
変わる必要性に気づいていない』

そう!気づいていなかったの。
現状を変える為には、今のありのままの裸の自分を知る必要がある。

静かに自分の内面や外見に向き合った時。(静かにが重要)
もしかすると、ズタボロに傷つくかもしれないし
きっと、ものすごく苦しい。

うん。私も苦しすぎた。きっかけは当時付き合っていた人(今の夫)
が与えてくれたんだけど、この内容はまた今度(笑)

初めはめちゃくちゃ感情的になった。
苦しくて苦しくて。このまま死にたいとまで思った。


思った。だけでした。

あっさり切り替えて「若くてチヤホヤもされるし別に何も困ってない。だけどこのまま生きたら私きっとやばい女になる」ここに辿り着いた

いかに自分をよく見せるか
いかに何を持っているかで
自分や人を巧いこと誤魔化したり、見栄を張って生きていた私が
生まれて初めてこの時自分が持っていないものや自分が知らないものに
ついて真剣に考えてみたんです。

冷静になった。やばいなって。

この過程が大切だった。

気づき→感情的に→冷静になる→行動する→自分の小ささに気づく
→更に行動する→更に成長する→更に自分の小ささに気づく

そう。好循環のループ!に!飛び込んだの!!

感情的になって、そこで他責思考になっては自分の成長や気づきには
到達できない。自分という人間をありのまま見つめて向き合うことで
その扉は現れる。

何者でもない自分を静かに認めたときに初めて人生が動き出した。


私みたいに怠け者で不真面目な人間の方が案外
自己認識と現実とのギャップに苦しんでそれが起爆剤になるかもしれない。
怠け者として生きてきた意味すらもここで見出しました(笑)

・・・・

己と向き合うことでしか現れないその扉。

それはまるでハリーポッターの必要の部屋みたいなもの

必要の部屋は、あったりなかったり部屋とも呼ばれるホグワーツ城の隠し部屋である。この部屋は本当に必要としている時だけに現れる。

限度はあるものの、部屋は魔女や魔法使いが必要としているものを用意するため、ある程度の意志があると考えられる(例えばトイレにいきたいと念じて必要の部屋の前を通るとトイレが完備されている部屋が出現する)
ハリーポッターwiki


必要だと気付けた人の前にしか現れない

歩いても 歩いても あなたが必要だと気付けない限り現れることはない。

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