私は自分の腕毛が好き

酉年生まれだからか、? 腕がふさふさしてるの結構好きです。

2日ぐらい放っておくとジョリっとするので剃るとなると頻繁に剃らないといけないボディーです。高校生くらいの時は腕の毛も脚の毛も腋もつるつるにしてた。なんかそういうもんだと思ってたので。

なんとなくそういうもんだと思ってる事って実はモノを買わされてるだけの事がよくあります。剃刀とか。脱毛とか。バレンタインとか。

なんかそういうもんだと思って剃ってたので剃ってない人って変なの~と思ってたけど、腕って結構人に触れる事が多くて、腕同士がちょっと触れたりするとジョリ!をすごく感じる事に気付いてからそのジョリ!が耐えられなくなった。毛って剃りたてはつるつるだけどまあ一晩おけばジョリが始まるので腕毛を剃るという事はジョリと一生付き合っていくという事。私にとってジョリ!は静電気ぐらい嫌なヤツなので、もう剃らないことにしました。

あと、人のジョリ!を感じたり人が私のジョリ!を感じてしまった時になんか悪いことしたような気持ちになってしまうんです。剃り残しなのか怠惰なのかがばれてしまったような気持ちになる。

自分で言うのもなんですが私の腕毛は結構綺麗に生えてます。等間隔で長すぎず短すぎず。まあ個人的にそう思います。ちょっと柔らかいカーブもいいと思います。今日私髪の毛イイカンジだなと思うのと同じように腕毛も調子いい日と悪い日あるけど基本的には好きです。

アメリカ人とかは腕毛を剃らない人が多くて、人によってはかなり分厚い毛のレイヤーを纏ってる人もいるし、生まれつきブロンドの人はほとんど見えないけどよく見たり触ったりすると長い腕毛の人も多い。

ちなみに、海外で生活したら毛とか剃らなくていいんでしょ~とか言うけど、毛を剃る文化はもともと西洋の文化です。日本人は別に毛の事そんなに気にする民族じゃなかったのに西洋人より気にするようになったような気がします。

腋毛とすね毛は生やしていると特に変な目で見られるので剃っています。それはアメリカでも同じでした。アメリカでも脚の毛を剃っていないとじろっと見られます。試しました。人によっては腋毛やすね毛をそのままにしておくことによってフェミニスト的なメッセージを発信している人もいて、それはとてもいいことだと思うけど私は第一印象が「毛の人」になるのも気が引けるので今は剃っています。もし世界が少し変わったら剃らないかもしれません。ちょっと変わっている傾向にあるように感じます。

私はこの数か月特に人に会わない生活をつづけたので腋毛を一切剃らずに2か月ぐらい伸ばしてみました。はじめはちょっと抵抗あったけどしばらくして鏡で見ると、なんか君ずっとそこにいたように思うぐらい自然だね、と感じるようになりました。すると、ちょっとまて、君はずっとそこにいたんだ、私が君の存在を否定していたんだ、ごめんな。と思うようになりました。そして夏が来てあったかくなってきたので剃りました。さようなら。

ちなみにちなみに、下の毛は剃った方が清潔なんですかって産婦人科の先生に聞いたら自然に生えてくるものが不潔なわけないが!?って言われたエピソードも書いておきます。

まあ日本でも剃ってない人は剃ってないし剃ってる人は剃ってるし。グッバイフォエバーした人もいるし。結構いるよね、いろんな人。いろんな毛。いろんな毛を愛していこうよ。剃るなり剃らないなり。

次回、「私の小さいおっぱいを小さいおっぱいとして愛したいのに勝手にパッドいれてプッシュアップすんな!」お届けします。

その次は、「白髪を白髪として愛せるようにカラーを頼むとヘアサロンの人はめっちゃ悩む」お届けします。

このシリーズで伝えたいことは私たちの生きてる世界、いろんな体をうまいこと綺麗に見せる事に慣れてないという事です。そうです、毛だって貧乳だって白髪だってそういう人いっぱいいるのにそれを生かすより殺す方が楽な世界☆

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?