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原付乗りにとって罠になっている豊川為当インター交差点(2024年7月)

初見殺し

愛知県豊川市にある豊川為当インター交差点。建築中の国道23号名豊道路の開通済み豊橋バイパスと県道31号東三河環状線との接続地点です。豊橋バイパスは原動機付自転車(50cc未満)の通行禁止区間となっています。この道は大きなトラックが沢山通る道で、右左折先の標識等がトラックの車体で隠れがちな状況もあります。

原付で西から右折したかった場合

二段階右折禁止を示す小回り標識があるため、右折レーンに入ります。停止線付近の視界は次の通りです。

交差点に進入した後にいろいろな標識が見えてきます。

規制予告標識に「小特・原付・軽車両この先20mの車両通行止め」との記述を確認できます。

車両通行止め規制予告標識から規制標識までの間に側道に退避できる道がありません。

2024年7月時点では砂利の側道が存在し、工事現場にはなっておらず、砂利の側道への退避口が封鎖されたままでした。

砂利の側道から(2024年7月撮影)

このように、小回り標識で右折レーンに入ることが誘導されており、規制予告標識が立っている所から規制標識までの間に側道に逃げれると思っていると逃げ道がないということに気が付きます。交通の安全と円滑が図られているとは思えません。

原付で東から左折したかった場合

左折レーンがありますが、交差点に差し掛かるまで左折した先に原付の車両通行止めがあることの案内はありません。

交差点に接近・進入してから「この先小型特殊・原付軽車両進入できません」という豊川警察署・国土交通省の立て看板ととも、複数の立て看板・標識を読解することとなります。

前述したとおり、規制予告標識から規制標識までの間に側道等に退避できる道はありません。

やはりどちらも交通の安全と円滑が図られているとは思えません。

工事がないときは砂利の側道への封鎖を解き、工事があるときは小回り標識を隠し、交差点に入る前に右左折してはいけない案内をすべき

2024年6-7月に確認した際には砂利の側道が存在し工事は停まっているようでした。

工事が止まっている間は側道へ退避口の封鎖を解くべきだと思います。また工事が行われている間は原付が右左折してはいけない旨の案内看板を交差点に進入するよりもかなり前に出すべきだと思います。交差点の西においては二段階右折禁止を示す小回り標識よりも前、交差点の東においては左折レーンの案内標識よりも前あたりが適切ではないでしょうか。また小回り標識は現状では完全にトラップになってますので、原付は右折してはいけない旨の案内設置と共に隠すなど何かしらの考慮が必要だと思います。

初めて通る道で、雨でも夜でも、交通量が多かろうが、渋滞して前に大きなトラックがいようが安全かつ円滑な運転ができるかどうかという観点が必要かと思います。

原付バイクの交通に関する現状確認が必要

電動キックボードがなぜかすんなり認められ、外国語による運転免許の学科試験実施がなぜか開始し、50ccバイクの生産終了に伴うパワーを抑えた新基準125ccバイクにも二段階右折が求められるという情勢があります。一度ここらで原付関連の標識・案内設置等を含む交通に関して現状確認して欲しいです。具体的には原付が車両通行止めになる道の入口付近、自動車専用道路入口付近、3車線(車両通行帯が3つ)以上ある交差点、車両通行帯が3つなのか2つなのか一般の認知が分かれる交差点についてです。一斉確認を一度行った後はそういった点に主眼を置いた警らを1年に1回、1組が行う日を設けるくらいで十分だと思います。

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