今の自分が出来るまで…
あるグループで後悔をしない方法や後悔の気持ちを少しでも楽にする方法
について自分に付いて考えたときに
【いつから今の自分の考え方になったのだろう…】とふと考えたので記録に残します。
①後悔することが減った。
(後悔を引きずらなくなった)
画像の星野仙一さんの言葉のように、
『しなくて後悔するなら、してから後悔しよう。』と思えるようになったのは大きいと思う。
そして、常に自分の中に天秤があり、
・やる、やらない 等
選択に迷うとき、自分の心の比重が重い方に従うようになってからだと気がついた。
② 人の良いところを見つけることが得意になった。
これは、明確な理由がある。
長男の小学生4年生の時の担任の先生のおかげと思っている。
少し変わった宿題を出す先生で、1部の親からは不満の声を聞いたこともあるが、私はとても感謝している。
・ある時の宿題
本人⇒自分の良いところを10個書きだす。また、親にその子(本人)の良いところを10個聞いて書いて来る。
一番大きく私に影響したのはこの宿題だったと思う。
長男の2歳時頃には、我が子なのに愛することが出来ず、虐待紛いのこともし、とても悩んでいた。
その時、『顔は背けても良いからハグしなさい。20歳の長男と添い寝をしたいか』と言う姉の究極の選択により、
長男が苦手だったのは、私にそっくりなところがあるところ(人恋しくてくっついていたい)小さいから突然近づいてくるので、その度に私は驚き、それが積み重なって嫌悪へと変わっていたことに気がついた。
そういう経緯のある長男の良いところを10個も出せるのだろうか…と
一瞬戸惑ったが、思いの外スラスラ出てきた。
その先生の宿題は他にも
今日良かったこと等も合ったように記憶している。
(上と同様親子共に答える。)
私の場合は、幼稚園教諭免許の勉強をしたことがあり、私の中で強烈に残っている記憶が、
・絵を描くことが嫌いな人は何故なのか?
と言うことについて、絵画の先生が話していたこと。
三つ子の魂百まで
と言う昔からの言葉があるが、
絵についても同じである。
幼少の頃に『これ何?』とは聞いてはいけない。
それが何か分からないときに間違っても良い。間違えたら
ちゃんとごめんなさいを伝えてからほめること。
その頃に、下手とか何を描いてるか分からない。と言う言葉がその子の自信を無くす。
と言うものだった。
うちの2人は、長男は絵が得意。次男は手先が器用だがとても個性的な絵を描く子であった。
お世辞でも次男の絵を上手とはその頃言えなかったので、
目についた好きなところ、そして
『お母さんは次男の絵が大好きです』
を伝え続けた。
今の私の②に大きく影響しているのは、この2点の事柄であると思う。
私自身は自分の親にほめられたことが無いことも少しは影響していると思う。
2つの経験から無意識に人の良いところを見つけるようになってしまった。
偽善者、綺麗事と言われるだろうが、基本的にどんなにパワハラを受けても、苦手な人でも嫌いな人は居ない。
…余談だが、人生初めて良いところを見つけられない他部署の上長がいて戸惑っている(笑)
それでも探そうとしてしまう自分がいることは否定できない。
根底にある
・同じ人間、色々な人がいるので、
色眼鏡で見ず、その人を見る。
・自分が見たものを信じる。
と言うことが大きいと自身では思う。
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