初めまして。まずは挨拶と自己紹介から

ブログという発信の場の存在を知りつつも、自らのITリテラシーの未熟さはもとより、パーキンソン病の進行も重なりキーボード操作にもやたらと間違いが増え、イライラが募り出しpcに向かう機会が減ってきていた近頃、70歳の誕生日を迎えたこの機を口実に、日記エッセイまがいの書き物に挑戦しようと、今こうしてカシャカシャとキーを押し始めた。

そう、私はパーキンソン病を患う70歳の老人(初老か？)。1歳若い妻も闘病中で、脳血管障害のモヤモヤ病に起因する脳卒中を2度経験している。そのせいで病状は私より重く、私の介護を受けているというのが実状だ。

私たちは1990年から2012年まで22年間貧乏アーテイストとしてオーストラリア暮らしを経験した。妻の発病が帰国の主たる原因だが、はや9年も経た母国での暮らしにも、時には困惑する時があり、いまだに無意識に両国を比較してしまうようだ。しかも不運なことに私自身もパーキンソン病を発症するに至っては、妻の介護もままならぬ時も多々ありで、不運さも極まった感すらするのだが,「そんなのはまだまだ序の口で老々介護の道は, まだまだ先は長いよ。甘い！甘い！」のお叱りを受けそうだ。トホホ・・・。

でもこうして、徒然なるままに日暮しPCに向かいて、愚痴や妄想を書き連ねてゆこうとしてみると、曖昧模糊としていたよしなしごともその輪郭が微々たるながらも浮かび上がるであろうことを期待してカシャカシャ・・・。

では次回からは、できるだけテーマを絞って、もし読んで下さる奇特な方がいらっしゃるのなら、そんな方々と「何か」を分かち合える事を祈念してカシャカシャ…。よろしくお願いします。