![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/135732404/rectangle_large_type_2_d8c989a4ede64032b59245f4199fb497.png?width=1200)
Photo by
cyrilcila
やすらかな眠りに
先日、就寝していた頃、胃が痛みだして目が覚めた。
下から突き上げてくるような痛み。
一時的なものと思い、眠り続けたが痛みは一向におさまらない。
市販の胃薬を飲んでみたが、
呼吸するのもしんどいくらいの痛みに変わってきた。
これまで何度か急性ウィルス性胃腸炎になったことがあった。
その時の症状に似ていて、何度も嘔吐を繰り返した。
外から救急車のサイレンの音が聞こえてきて遠ざかっていった。
運転手さん、その車に乗っけてくれないか…。
いつまで続くか分からない痛みに体に力が入る。
再び、起きて別の胃薬を飲んでみた。
痛みを抱えながら眠るのはかなりきつい。
というか眠れない。
痛みを感じはじめてから3時間くらい経過しただろうか。
ようやく薬が効き始めたのか、痛みがだんだん消えていった。
自然と体から力が抜けていく。
そこからの眠りは今まで感じたことのない
穏やかで安らかなものだった。
このまま天に召されてもかまわない。
それくらい心地よいものだった。
痛みを感じた分、深い安らぎがある….。
荒波にさらされた沈没船が
波の上からゆっくりと海底へ沈んで行くような感じもした。
この痛みは何かのメッセージに違いない。
「もっと自分の体をいたわりなさい」と。
今回の体験で痛みを感じることなく眠れるありがたさを痛感した。
眠って当たり前、眠れて当たり前ではないのだ。
3月の最終日は食欲もなく、水分補給のみで過ごした。
4/1は出社日だったけど、自分の体を最優先して在宅に切り替えた。
自分では気づかない体からのメッセージに感謝。
![](https://assets.st-note.com/img/1711956906935-NXX2rFXjSr.jpg)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?