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リアルからリモートへ

目次

・はじめに
・リアル授業からリモート授業へ
・授業に適したコンテンツ
・まとめ

はじめに

みなさん、こんにちは。
N予備校の運営担当の永井です。

私はN予備校の配信や撮影回りを担当しております。
みなさんにはあまり馴染みのないの業種だと思いますが
今回は技術スタッフの立場からお話させていただければと思います。

ここからは、技術スタッフの立場から見て感じたことを書かせていただきますので、講師の先生や他の運営スタッフの人とは違うかもしれません。

お時間があれば、ご覧ください。

リアル授業からリモート授業へ

昨年までのN予備校は黒板と電子黒板のあるスタジオで
講師の先生をお呼びして授業を行っていました。

それが当たり前のことで、昨年度よりブラッシュアップした授業を
受講生の皆さんに、お届けしていこうと思っておりましたが
今年はコロナが世界的に大流行し、日本でも4月に緊急事態宣言が全国に出されるなどして、例年通りに講師の先生をスタジオにお呼びし、通常のリアル授業を行うのが難しくなりました。

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(写真は私たちが授業を配信しているスタジオです。)

緊急事態宣言が出された時は小学校から高校、そして大学まで、
昨年度まで普通に行われていたリアルでの授業ができなくなってしまい、
学校という空間で仲間と一緒に学ぶというのが、難しくなりました。

それはネットの予備校でもあるN予備校も例外ではありませんでした。

N予備校の基本の撮影スタイルは、スタジオの中に講師の先生1名と撮影スタッフ3名で行っています。
この人数が同じ空間に長くいると密になってしまいます。

ドアを開放しての撮影は外の音などが入るため難しく、我々も例年通りの生授業をストップせざる得ませんでした。
講師の先生はもちろんのこと、我々運営スタッフ、そして撮影に協力してくれている、外部の撮影スタッフの安全を守るためでもありました。

ただコロナ禍でも大学受験がまってくれるわけではありませんし勉強も待ってはくれません。
1年たてば、進学したり、学年が上がったりなど、新しいことを常に学んでいかなければなりません。

5月の後半には学校の分散当校や時短で学校も始まり、少しづつですが他の生徒と一緒に学ぶことができるようになりました。
それでも、例年通りとはいかなかったと思います。

もちろん勉強は学校でなくても出来ますし、一人で学べる人もイッパイいると思います、ただ同じくらい仲間と一緒に学びたいという人もイッパイいたのではないかと思います。

学校や塾や予備校などで仲間たちと一緒に学ぶことによって、励みなった人や「●●さんが頑張っているな、自分も頑張らないと」刺激を持ったという人もいると思います。

そんな人たちに少しでも一緒に学びの場所を届けられればと思いました。

ネットの予備校だから一人で学ぶのでは?と思った方もいると思いますが
私は予備校はネット上で、仲間と一緒に学べることのできる唯一のコンテンツだと思っております。
それは授業中に流れるコメントだったり、挙手機能で他の受講生の回答を見たり、クイズでは他の受講生の正答率も見ることができるので、いろんな形で一緒に学べる刺激を与えることができると思っております。

コメント?挙手?クイズ?と、よくわからない言葉が出てきたと思った人は、こちらのページを見ていただければと思います。

授業に適したコンテンツ

みんなと一緒に学びたいという人や学ぶキッカケが欲しいという人のために、ネットの予備校だからこそできる授業方法を探しました。

講師の先生方や我々の安全も考慮し、講師の先生が自宅にいて、尚且つ最小限の人数でN予備校の生授業を受講生に届けられないかと考え、Zoomを使用した授業スタイルにたどりつきました。

授業を開始するまでは、講師の先生全員にお時間をもらい、リハーサルを重ねました。
そして緊急事態宣言中の5月の中旬にはN予備校の生授業は再開することができました。

授業が再開したあとも、講師の先生は、どうすればより良い授業をとどけられるのか、色々研究してくれました。

例えば自宅の壁に黒板を用意してくれたり、iPadのアプリをいろいろ試してくれたり、ストリーミングソフトを使用し、先生自ら教材と先生の顔を合成してくれたり、簡易のスイッチャーなどを使用してくれたりなど、皆さんにより良い授業を届けようと日々考えてくれております。

そんな、講師の先生型の研究と努力により、スタジオで行う授業と遜色がないレベルまでにブラッシュアップしてくれました。

わたしたち撮影スタッフもN予備校ならではの、遊び心のあるSEを鳴らしたり、どうすれば受講生のみんなに満足していたけるか考えました。

そんなみんなの思いを乗せてN予備校の授業を配信していますので
まだ、見たことない人はぜひご覧ください。

ちなみに少し前ですが、N予備校のYuTubeチャンネルで
教職員向けオンライン授業配信サポートと題して配信授業を行う上で、
どんな機材を使用したらいいのか、実際にやってみないとわからない注意点も説明している動画があるので、配信授業に興味のある先生がいましたら、そちらもご覧ください。

リアルで見る時と配信に乗せた時の黒板の文字の見え方の違い。
機材を使用したYouTubeLiveの配信手順などのセッティング方法。

実際にやってみないとわからないことを、説明しております。

まとめ

今回は生授業について書かせていただきましたが
N予備校には生授業以外にも、多く教材や問題集、解説動画があります。
そちらに関しては、別の記事で書いておりますので、ぜひご覧ください。

N予備校はみんなで学ぶことももちろん出来ますが
一人で自分のレベルや時間に合わせて学ぶことができます。
これはネットの予備校だからできることなのかなと思っております。

まだ、走りだしたばかりですが、多くの人にN予備校お届けできたらなと思っております。


#N予備校 #アドベントカレンダー



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