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私のターニングポイントになった1冊

認知症を患い3年前に亡くなるまでの父の姿を間近で見ていて、私は死ぬまで脳を健康に保ちたいと強く決心しました。脳や認知症に関する本をいくつか読みあさりましたが、この本が私の人生のターニングポイントになったことは間違いありません。

まずびっくりしたのは、最初の章で、運動を習慣化させた子どもは成績が上がったという事例。運動をすることで、前頭葉が刺激され神経成長因子が35%も増えるそう。
運動するとなぜ学習能力が上がるのかを神経科学の視点から解き明かしています。

運動は、ストレスやうつを改善し、痴呆になる確率は半分になり、ADHD、依存症、ホルモンの変化や加齢などによる症状にも効果があるという。
従来の薬でのこれらの症状の改善は、自分でコントロールしている感覚が得られないが、運動で症状が克服されると自分で乗り越えた達成感も味わえることも分かっている。
加えて薬には、副作用の危険性と隣り合わせです。運動は安全で、かつ場所や時間を選ばないし、お金もかかりません。
ちなみに、この効果は、私の尿もれにも顕著に表れてきています。

これだけの効果を推奨していて、運動を始めない理由は見当たらないはず。
この本はかなり厚みがあるので、手に取りずらいけれど、最初の章だけでもいいので読んでみてください。あなたの人生を変えるきっかけになる1冊だと思います。

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