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7.胃カメラ~2010.12月~


胃カメラをする日。


胃カメラをすることはものすごくこわかった。

なんで自分が…と思ったけど、不安をなくすためだからしょうがないと思ってた。


だけどする前から吐き気がひどくて、こんなんで胃カメラなんてできるの?って感じで。


そのときは打ち上げや外食の時のようなことになってもここは病院だし大丈夫って必死に不安を抑え込んでいた。


いよいよ自分の番になり、まず麻酔をすることに。


この麻酔が予想以上にきつかった。


胃カメラはきついし苦しいとは知っていたけど、
麻酔があんなにきついとは想像もしてなかった。


どろっとした麻酔液?を口にいれ仰向けになって
喉の奥に7分間ためる。

でも2分くらいでもうやめたくなった。


うわー無理…。
なんでみんな7分もためておけるの?


そんな心境で、とうとう麻酔を少し飲み込んでしまった。


その瞬間一気に吐き気が。


心臓もやばいくらいはやい。


仰向けになってることができず、起き上がってしまった。


こわかった。


それでも麻酔をちゃんとしないと胃カメラのとき
余計きつくなるので、また仰向けになり頑張った。


けれどまた飲み込んでしまい、もう無理!と思い看護師さんに言った。


はっきり言って喉に麻酔がかかってる気がまったくしなかった。


なので看護師さんが氷の麻酔をもってきてくれた。

麻酔は飲んでもまったく問題ないものなので、
氷が口の中でとけたらそのまま飲んで平気と
言われた。

起き上がったりして喉にためておけなかったので
無駄に口全体に麻酔がかかってて。


口中がしびれるし喋れないし気持ち悪いしこわかった。


麻酔の氷を口に含んでる間、寒気を感じまた手足が少しけいれんしてきた。


打ち上げやファミレスでのことが頭をよぎる。


でも大丈夫、大丈夫と言い聞かせてた。


私には氷の麻酔もきつかったな…。


そしていよいよ内視鏡検査に。


吐き気がひどすぎてこれで胃カメラなんて大丈夫かとものすごく不安だった。


けど麻酔で力を使いきった私は、逆に落ち着いて内視鏡検査を受けることができた。


内視鏡をいれるときは苦しくて無理!と思ったけど割とすんなり入ったし、時間もそんなにかからなかった。


というか疲れすぎて体に力入らなくて。


看護師さんが優しく背中をなでてくれて声をかけてくれてたのでそれですごい落ち着いた。


何も考えないように一点を見つめぼーっとしていたらいつの間にか終わっていた。



私には内視鏡をいれることより麻酔の方がはるかにきつかった…。




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