【ネタバレあり】映画・PRETTY BABY、そして幼女になりたい願望
※以下は2018年6月12日のブログ記事です。
現在過去記事をダーっと読み漁っているのですが
最近はもっぱら無気力なのに、当時はオタクっぽいというか
それなりの熱量でカルチャーを愛し興奮をインターネットに書きなぐっていたんだなぁと感心しています。
こんなブログでも週1~2回更新し続けていてえらい・・・
若さってこれか
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どうもこんにちは、nymです😤
大学のレポートなどに追われ、書きたいことがたくさんあるのに
中々こうして娯楽の時間が取れなくて悲しいです😔
さて、今日はもはや日本人の三大変身願望の対象ともいえる
ギャル、幼女、ハム太郎(?)
のうちの幼女になりたい願望と
私がお手本にしたい幼女がヒロインの
Pretty Baby(プリティ・ベビー)について書きたいと思います!
Pretty baby(プリティ・ベビー,1978)
本作は私が二年前の誕生日に、1997年版のロリータと一緒にお母さんに買ってもらったプレゼントで、
当時どうしても見たかったけどインターネットやレンタルビデオ屋さんで見つけられなかった作品でした。
あらすじをご紹介します。
1917年、ニューオリンズのストーリーヴィルを舞台に、娼館に生まれたため12歳の幼さで肉体を売ることになる少女ヴァイオレットの運命を描く。ルイ・マルが初めてアメリカで撮った作品で、興味本意のアプローチを廃し風俗ドラマに徹した造りが効を奏しており、20世紀初頭の南部の景観を切り取ったS・ニクヴィストのカメラも美しい。だが、それに負けず劣らず光り輝いているのはヴァイオレットを演じるB・シールズ。演技がどうのという次元を越えて、少女娼婦という難しい役どころにぴったり符合している彼女の魅力こそ本作の象徴と言える
引用:Amazon商品ページ
本作は作品の内容、映像共に結構オープンに描かれているので
私は最初ちょっとびっくりしました。
裸の場面も多く、男性が女性の体をお金で買う描写があるので、
苦手な方は避けていただいたほうがいいかもしれません
ヴァイオレットの可愛い場面
ここからは私が映画を見たり小説を読む一番の目的、
ヒロインの鑑賞をしていきたいと思います😻
本作のヴァイオレットはマジで爆発的な魅力のあるヒロインです。
いつ見ても爆裂かわいいんですほんと…
映像も肌が美しく映えるような色合いでとっても素敵な雰囲気なのが、
彼女たちの置かれている状況と対照的でなんとも憎いです。絵画みたいな美しさがあります。
本作はいろんな出来事が起こりますが、
一貫して不幸な空気が漂わないのも特徴の一つだと思います。
これは他の娼婦の赤いストッキングを勝手に履いているシーンです。
とりあえず履いてみたんでしょうか?
いかにも子供らしい振る舞いが可愛いです。
お母さんが写真家に撮られているところに一緒にいます。おそろいがかわいい。
手持無沙汰なのでちょこちょこ余計なことをしていて、このあと怒られたりします。かわいい
酔っ払いの客に絡まれてます。まだ売り出される前のヴァイオレットです。
まわりの女の人たちがいい感じにフォローしてくれます。プロ。
お人形遊びをするヴァイオレットです。
お母さんと重大な喧嘩をした後なのですが、
人形相手にお母さんの真似をして遊んでいます。どこまで無邪気なんでしょうか。
これがまためちゃくちゃにかわいいシーンなんです。
私もつらいことがあったらこうしようと思います。
DVDのパッケージにもなっているシーンですね。
すましてるとこんなにも高貴な美少女なんですよね。あんまり長いこと座ってられないんですけど。プリチー。
Pretty Babyの感想
さて、ここからは本作の感想や見どころをご紹介してゆきたいと思います。
私がこのプリティ・ベビーに魅力を感じた点は
私が高校を転校した時、とにかく病んでいたのですが(原因:主に孤独)
そんな時に観た本作のブルック・シールズに私はとても勇気づけられました。
(あまり勇気を得るために観るような映画ではないのですが)
本作のブルック・シールズ演じるヒロイン、ヴァイオレットは
娼館で母と他の売春婦たちと暮らしています。
ヴァイオレットは
生まれながらにして娼婦になることが決まっていて、
他に行く当てもないのでその運命に従うことしかできません。
そのようなバックグラウンドにもかかわらず、
本作ではいつも穏やかな音楽が流れ
一緒に暮らしている他の娼婦やその子供たちはいつも無邪気に遊んだり、
あまり悲しそうな顔をすることはありません。
このような、はたから見ればあまりにも不思議な風景に私は感銘を受けました。
この娼館でみんなと楽しく暮らすヴァイオレットは、
ここ以外での暮らしを知りません。
それゆえに、不幸という概念もないのでしょうか、
ヴァイオレットは状況を悲観せず無邪気に人形遊びをしていたり
縄跳びをしながら娼館を歩き回ります。
また、時にはお母さんが客と寝ているところへ入って行ってしまうなど
生々しい現実の渦中にいながらまるでそのことを知らず、
ヴァイオレットは自分らしく振る舞います。
今となっては、お母さんの「親になると辛くて仕方がない」映画という意味も理解できるようになってきましたが、
当時の私にとってはただ
どんなに悲しくても自分次第で楽しくやっていけるのではないか、
ヴァイオレットのように楽しく生活できるんじゃないのか
そう思えた映画でした
映画も見る人次第で意味が変わってくるんだなぁと感じました。
ある種知らないことがあるから得られた意味だと思うので、
知らないことも悪いこととは限らないんだなぁと思える気がします🙄
なぜ私は幼女になりたいのか?
(ここは飛ばしていただいて結構です)
私が幼女になりたい理由は、
まだ自分を社会や周囲に合わせる術を持ち合わせていない上に
その必要に迫られていない点に魅力があるからだと主張します。
(いきなり硬い)
空気を読んで行動できるおりこうさんな幼女だって
この世にはたくさんいるとは思いますが、
もちろん単に幼くなりたいだけではなく
とにかく「自分に素直であること」
がまず幼女の魅力のキーポイントであると考えます。
そして次に幼女の魅力とは、とにかくみんながかわいいことで
小さい女の子だとものすごくかわいいお洋服が着れますよね。
愛に溢れたフリフリのワンピースやコロンと小さな靴、
大好きなキャラクターがあしらわれた小物など、
今でも自分を貫きたいという場合であれば身につけるのは自由ですが、
幼女が身につけるそれらにはその時にしかない魅力があります。
幸せで全身を包んでいるあの感じが超羨ましいです。
私も今でもポチャッコのトレーナーとかを着て学校くらい行きたいものですが、
かわいく着こなす自信がないのでしません🙄あと5キロやせたら考えよ
幼女はその手のお洋服は大得意なのがちょっと羨ましいです。
あと最後の1つの魅力は、まだ多くを知らないことです。
幼女は多くを知らない故に、物事をシンプルに受け止めたり、深く考えずにいられます。
それが時として世界の狭さや自分がまだ子供だから、
という事に気づかず悲しい気持ちになることもあるかと思いますが
自分以外の人間がどのようなことを考えて自分に接しているのか、
与えられた親切がいかに打算的なものか、
だから優しい大人は要注意であることなど、
気が付かなければ幸せなことには気づき得ないことは、少し幸せな気がします。
これは子供の特権のように私は感じられます。
親からの
「お金のことは気にしないで勉強していいんだよ」
という言葉がなんとなく子供の幸せというものを象徴している気がします。
細かいことを言えば、そんなことを言われる年齢になれば薄々いろんなことに気が付き始めている頃だと言えるかもしれませんが😶
不可逆的な魅力を持つ幼女、なれないからこそ憧れるんでしょうか…
まとめ
Pretty Babyは、私にとっては大人にもなりたいけど、子供でもいたいなあと思える映画でした。
とーーーにかくブルック・シールズが可愛すぎます。
あんな小さな女の子が裸で映画に出ているのはびっくりですが、
とても映像が美しい映画です。
よかったらぜひ見てみてくださいorどのような感想を持ったかおしえてください!
では、ありがとうございました!
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