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超・自習法 その2 メタ学習、集中力、直接的学習、基礎学習

1、メタ学習


まず、目的地にたどり着くための準備をします。
なぜ、何を、どうやって( Why, What, How )という3つの質問を用意します。

なぜ - ウルトララーニングをしたい理由
何を - プロジェクトを成功させるために必要な知識と能力(概念・事実・行動)
どうやって - 学習の際に使用する資源・環境・方法

まず1日に30分、読書とメタ学習に使う時間を確保する様にしました。
その間に「今日はこれができた、次はこれを...」という目的意識を明確にしようと思います。

2、集中力


つぎに集中の開始・維持・最適化を実行するための方法を身につけます。

先延ばしにする(他のことをしてしまう、手を抜く、課題数を減らす)癖を治します。スマホや本などを周りに置かない、不要なサイトは開かない等々。

気が進まない、つまらない状態で作業を進めている状態。その場合は
→何か別のことをしたいという欲求、活動に取り組むこと自体への嫌悪や退屈感にどう対処するか?

退屈感に基づく先延ばしは無意識に行われています。先延ばしをしてしまっている、ということをまず自覚できるようにします。先延ばしをするたびに逆に罰則を増やすようにする、等。
→パルミーの絵を2枚描けなかったら、代わりに就寝前に人体デッサンをする。罰則を意識して「今この課題に取り組んだ方が良い」という意識を明確にします。

・「〇〇時間作業をする。そうしたら他のことをして遊んで休憩できる」と自分に自己暗示する
・どうしても集中するのが難しい時は、25分作業・5分休憩というポモドーロテクニックで学習する。
・集中力を最適化したい際は、できるだけマルチタスクを避ける。
・「つまらない、退屈だ」という感情を把握し、意識して自分のするべきことに集中を戻して感情の解消に自己対処できるようにする
・「作業を全て放棄する」という集中力0の状態を避けつつ、感情を平坦にすることを心がける
・「何も思い浮かばない」というクリエイティブな作業に行き詰まった場合は、逆に集中を止めて意識を広める。そうすることで強張った脳が解放され、発想が自由になる。

3、直接的な学習

学習を一直線に進め、本来の目的に使う方法です。
具体的には、学習によって身につけた能力を何らかの実用目的で用います。

中級者編終了後
・コミッション再開
・73ゆき的なイラストサイトを開く

直接的学習の一環として、どのようなものが挙げられるか?

①プロジェクトに基づく学習
自分でゲームを開発して、そこでプログラミング・イラスト制作を学ぶ

②没入型学習
スキルが必要な環境に自ら飛び込む。通常よりも遥かに多くの努力が必要になる。言語学習のために外国に行くことが没入型学習の良い例

③フライトシュミレーター法
直接的な学習をシュミレートする。例えばフランス語でスカイプをしてみる

④過剰アプローチ
要求のハードルが高くなる環境に身を置く。重要な教訓やフィードバックを得られる。目座すスキルレベルを超えた課題・テストを自らに課す

4、基礎練習

学習をする際、化学の「律速反法」のように学習のうちの特定の要素がスキル向上のボトルネックとなる場合がある。
例えば私の場合は人体デッサンが問題なくできるが、服や装飾品を描くのが苦手。スキル向上に行き詰まっている場合は、ボトルネックを集中的に学んで改善すると良い。

基礎練習の手法

①課題把握
これができない、あれができないという自分の弱点をメモしておく

②時間分割
一連の複雑なアクションの時間を分割し、苦手としている箇所に相当する時間を集中的に復習する

③認知要素で分解
時間ではなく特定の認知要素で分解し、認知要素に相当する箇所を集中学習する。例えば特定の部位を描く練習

④コピー
基礎練習の対象になるもの以外をトレス・模写等でコピーする。コピーを活用することで時間と精神的エネルギーを節約できる

⑤虫眼鏡法
人体デッサン、塗りなどの習得したいサブスキルに集中する。特に5~10倍の時間をサブスキルに費やすことを目指すのが目安

⑥前提条件を繋ぐ
全体の目標に足りない前提条件を見つけ、それを集中的に学習する。

メタ学習、集中力、直接的学習、基礎練習が実践出来たら回想・フィードバック・記憶を保持・直感を磨く・実験する等々についても書いていきたいと思います。まずは以上の4点を意識してパルミーの中級編・Pythonの学習等々を勉強していこうと思います。


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