二ム

ゲームや機械学習・イラストなどについて書きます。

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マガジン

  • 変な夢

    自分が見る夢をひたすら記録してみることにしました。読んでくれる人にインスピレーションを与える他、夢や明晰夢を絵や文筆活動に応用できないかと考えています。

  • 読書録

    読書が趣味なので感想・本から得られた知識の中で役立つものをまとめてみました。

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最近の記事

読書録 - 「図解雑学:フロイトの精神分析」、睡眠と夢解釈編

「図解雑学:フロイトの精神分析」のうち、睡眠と夢に関する章を読みこんで重要な知識をまとめてみました。 全ての夢の共通点人が夢を見る脳生理学的な説明として、本書では「夢は刺激から睡眠を維持するための機能である」という「睡眠保護説」と命名すべき説が提唱されている。例えばうるさい若者の集団が夜中に騒いでいたとすると、その声よりも警察・警備員の声が響き渡ることがある。刺激に相当するのが若者の騒音であり、夢に相当するのが警察の一声である。夜中寝ている人には、刺激そのものよりも警察の一

    • 変な夢、2024年10月1日分 - ありえない時間、変な服

      ・ありえない時間 夢を見て、そこに「12:81」というありえない時間を指すデジタル時計が出たことを覚えている。残念ながらそれ以外の記憶は曖昧。その夢から夜起きると猛烈な背中・足の筋肉痛がした。 ・変な服 「マッハの自画像」のような主観視点で私が青い長袖・白い胴の服を着ている。あえていうと「宇崎ちゃん」の服に似ている。それ以外の記憶は曖昧になっている。 考察ありえない時間を指す時計を考えると、やはり夢の中では時間感覚が狂う効果がある事がわかる。青い長袖・白い胴の服に関し

      • 読書録 - 「夢とその操縦法」

        サン・ドニ伯爵の本「夢とその操縦法」に載っていた夢を操縦する方法についてまとめた記事にしてみました。本書は3章に分かれていて、1章が本の注釈と目次・2章が夢に関する当時の学説とサン・ドニの夢に関する科学的な持論となっています。3章には今私が一番関心のある夢の実践的観察・それを操縦する方法の紹介となっていてこれを中心に記事としてみることにしました。 夢日記をつけるサン・ドニは13歳の頃から挿絵付きの夢日記をつけていて、この分量は1946回分となっている。夢日記をつけ始めてから

        • 変な夢、2024年9月29日分 - 旅行に行く、「亡霊」と戦う

          寝てから5時間後に起床して再び眠りにつくというWILD法で眠っていたのですが、この方法で2回夢が見れました。 ・バスで旅行に行く 仕事場の同僚とバスで旅行に行くのだが、バスの中で奇声を上げている人がいて「迷惑なやつだな」と思った。自分だけバスを乗り換えたのだが、乗り換えたバスで目的の宿に行くことができたのでそのまま同僚と合流して宿に泊まった。 ・祭り会場で亡霊退治をする 祭り会場に恐ろしい亡霊が出る、という話を聞いたので戦うための武器と(なぜか靴だけ履いていないので)

        読書録 - 「図解雑学:フロイトの精神分析」、睡眠と夢解釈編

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        記事

          変な夢、2024年9月27日分(昼)- 新しい事務所、「コナン」の映画

          鼻炎で熱が出てしまい、会社を休んでぶっ倒れていました。今回の夢は夜中ではなく昼間寝込んでいた時に見たものです。ぼやぼやしていたので記憶が曖昧です。 ・会社の新しい事務所に行く 会社の新しい事務所が入っている、というショッピングモールの2階のテナントへ行った。新しい事務所は「イオン」の休憩所のような狭い廊下を抜けた先にあった。青銅色のキャビネットや机が多くなっていて「思い切った配色のインテリアだな」と勝手に感心した。 ・「名探偵コナン」の映画を見に行く 「名探偵コナン」

          変な夢、2024年9月27日分(昼)- 新しい事務所、「コナン」の映画

          読書録:「人はなぜ夢を見るのか」⑤現象学的研究編

          著者の渡辺氏は、夢の深層心理学や脳生理学的・進化心理学的な研究の他にも現象学からみた夢研究を試みている。渡辺氏はイリヤのような預言者やキリスト・ブッダの様な宗教指導者はおそらく明晰夢を見たことがきっかけで現実世界もまた夢と区別ができないとみなし、より「目覚めた」世界を目指して宗教的・形而上学的な探究を始めたのではないかという仮説を提唱している。 夢を夢「そのもの」として理解するには、夢の世界を内部から観察しそれを理解する・その原理を法則を明らかにする必要がある。主観的解釈を

          読書録:「人はなぜ夢を見るのか」⑤現象学的研究編

          読書録:「人はなぜ夢を見るのか」④記憶の整理説・記憶題材説編

          レム睡眠による記憶の整理説 - 海馬シータ・リズムMITのウィルソン博士による研究により、夢機能の学習記憶説を裏付けるような観測事実がラットを使った実験により見つかった。ウィルソンの研究によると、ラットはレム睡眠中に海馬細胞が覚醒中に場所学習(迷路を解く等)時と同じ反応パターンを示すという発見をしている。 また、ラットが迷路を記憶・学習する際の海馬の発火パターンを記録すると、それに酷似した発火パターンがラットのレム睡眠中に現れる。脳の海馬で起こっていることが「実際に感じてい

          読書録:「人はなぜ夢を見るのか」④記憶の整理説・記憶題材説編

          明晰夢でやりたいこと(夢の内部理解を目指す)

          ①超ジャンプ・超消去・超念動の再検証。 それぞれどこまでジャンプできるか・消せない物体はあるか・動かせない物体はあるかを検証する。 ②様々な現実にはできない「超…」の検証 個人的にはなんでも生成できる「超製造機」、どんな人物とも会える「超部屋」、どこにも行ける「超ドア」を作ってみたいところ。

          明晰夢でやりたいこと(夢の内部理解を目指す)

          変な夢、2024年9月26日分- 他人の家でイモムシになる→明晰夢

          自分は夢の中でイモムシになっていて、他人の家の2階のベットの下に隠れていた。そこに女の子がやってきて、「誰かいるの?」「そうみたいだね」(2つのセリフの声音が違う)といった。女の子は紫色のイヌのパペットマペットを持っていて、私は「人格分裂している子供なのか?」と思った。 「隠れていてもしょうがない」と思ってベッドの下から出ると、そこで自分は服を着た自分の身体を"得た"。女の子は灰色の目の白いイヌに変身していた。「自分は不審者じゃないよ、たまたまここに来ちゃったんだよ」と白い

          変な夢、2024年9月26日分- 他人の家でイモムシになる→明晰夢

          読書録:「人はなぜ夢を見るのか」③夢の進化心理学説・明晰夢の研究編

          夢の進化心理学説フィンランドの意識学者レヴォンスオは、レム睡眠・夢には進化心理学的に個体の生存率・繁殖成功率を高める機能があったために生物種の間で発達して残り続けている、と主張している。ここでいう進化心理学とは、自然選択の対象は種でも個体でもなく1つの遺伝子であるとする進化生物学説、心は多数のモジュールからなりその多くは無意識に作動するという認知科学説に基づく仮説である。レヴォンスオは、夢は脅威的状況のシュミレーションであり、このような夢を見ることは狩猟生活時代のホモ・サピエ

          読書録:「人はなぜ夢を見るのか」③夢の進化心理学説・明晰夢の研究編

          変な夢、2024年9月25日分- サイクリングマシーンに閉じ込められる

          質素な白い部屋の真ん中にサイクリングマシーンがあったので、それに乗ろうとした。すると自分は突然小人になり、サドルの下にある牢のような場所に閉じ込められた。意味不明な状況に驚いてると、部屋の中で爆発が起こってそこから飛んできた釘が両腿に刺さった。 夢で起こったことに驚いて飛び起きると(夜2時ごろだった)、腿と足首から猛烈な筋肉痛がした。「だから足に釘が刺さる夢を見たのか」とすごく納得した。

          変な夢、2024年9月25日分- サイクリングマシーンに閉じ込められる

          読書録:「人はなぜ夢を見るのか」②科学的研究・脳生理学研究編

          1952年、クライトマン教授とその学生・アゼリンスキーは睡眠中の急速眼球運動(REM睡眠)と睡眠中の脳波の変調を発見する。アゼリンスキーの後任となったデメントがさらに詳細な実験を行うと、REM睡眠には以下の性質があることが分かった。 カルヴィン=ホールによる夢内容の統計的分析カルヴィン=ホールによる「日常夢」の調査。フロイトやユングが臨床研究したような「実験による夢」ではなく、統計的に多数を占める一般の大学生が日常見る夢5万例(1人から5-10例を抽出)の調査を行った。5万

          読書録:「人はなぜ夢を見るのか」②科学的研究・脳生理学研究編

          変な夢、2024年9月24日分- スキーヤーを匿う

          ・スキーヤーを匿う(身体の状態に基づく夢)自分は雪原に居て、近くに藁ぶきの木造家屋が見えた。中に入ると、「スカイリム」の王侯貴族のような服装をした夫婦がいた。「何かしら地位の高い、別の時代の人たちだな」と自分は判断した。 自分の入った大扉から2階にある左の扉を開けると、雪が1mくらい積もっていた。その先に熊に襲われてるスキーヤー(現代人の格好をしている)が見えたので、「こっちは安全だ、早く!」と声をかけた。すると、奥の森からもスキーヤーがぞろぞろ出てきて10人程の集団でこっ

          変な夢、2024年9月24日分- スキーヤーを匿う

          変な夢、2024年9月23日分(夕方)- 巨大な扇風機、奇妙なMOOK本

          夕方、帰宅後に見た夢を記録してみました。突然気温が下がったので微熱が出てしまい、寝込んでいた所でした。 ・家電屋の巨大な扇風機を調節して回る自分は家電屋を練り歩いていたが、ところどころ変な方向に向いてる扇風機があったので気になって直して回った。特に駅や工事現場にあるような、巨大な扇風機の向きを勝手に変えたのが記憶に残っている。 ・「ベルセルク」の奇妙な解説本・フロストノヴァとある中古屋にやってきて、「ベルセルク」の解説本だという薄いMOOK本を読んでいた。すると、そこに驚

          変な夢、2024年9月23日分(夕方)- 巨大な扇風機、奇妙なMOOK本

          読書録:「人はなぜ夢を見るのか」①基礎知識・深層心理学編

          夢を記録していると私の場合、意味不明な「なぜこの夢を見るのだろう?」と疑問に感じる夢であることが多い。最近は普段は考えもしないことを自分がしていたり(貴重な植物を探しにいく、など)、感情に影響を与えるようなとんでもない夢(好きなキャラクターに嫌われる、キャラクターが銃で撃たれて死ぬ)などの夢が増えてきた。 夢研究の2大分類 夢解釈の歴史:創世記・ウパニシャッド・荘子 夢に見た内容を現実と結び付け、様々に解釈する文化=夢解釈は「創世記」の出エジプトの伝説に登場する。ファラ

          読書録:「人はなぜ夢を見るのか」①基礎知識・深層心理学編

          雑多なメモ:「誰でもヘミシンク」

          「ヘミシンクを聞くと体外離脱できる」という人たちの世界観が夢日記を書いて精神世界を探求している人間として興味深くなったので、本を読んで勉強してみた。「魂の体外旅行: 体外離脱の科学」という本を読んだが、正直体系的な世界観や体外離脱の記録ではなかったので代わりに「誰でもヘミシンク」という本を読んだ。 私は無神論者なので、正直にいうとヘミシンクやその手のオカルト本で紹介されている内容も、自分が見ている夢も全て幻覚だと思っている。それでもこういう精神世界を探求したくなるのは、「な

          雑多なメモ:「誰でもヘミシンク」