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【物欲レビュー:PC系】ミニITXケース GOLDEN FIELD N-1……のグラボを換えてみた。

27センチ、入れて……みたくない?(意味深)

 冒頭のつかみもネタが尽きてきて下っぽくすることしか出来ない、物欲だけはイッチョマエな凡人筆者による商品レビュー(次回のハードルをさらに上げていくスタイル)。不適切な記事じゃないです、ネットポリス様許してくださいお願いします。
 第3回は第1回の焼き直し+αの投稿件数稼ぎ(笑)で、小型PCケースGOLDEN FIELD N-1の「スペック通りの大きめグラボは入るのか? とりあえずぶっ込んでみた!」

 ……とか言いつつ、筆者も自作PC歴20年近いので初回に組んだ時にどのくらいのグラボが入るかどうかくらいは判ります。Amazonの商品ページでは270mm長のグラボまで入る、とありますが
「絶っっ対にウソだし! 270mmなんて入るワケねーし!!」
が正直な感想でした。
 まぁ恐らくはATX電源じゃなくて、よりコンパクトなSFX電源の使用時なら270mmのグラボも入るって事なんじゃないかな、と思います。レビューの時に写ってた今組み込んであるグラボ(INNO3D製)だって結構小さい方なんですよ(長さ約196mm)。
 え? 「マニュアルになにか載ってるんじゃないのか?」って?
 「マニュアルなんか読むワケないでしょ」(開き直り)
 前々回のレビューを見れば判りますが、マニュアル英語だし、しかも届いた時からクシャクシャだし
 SFX電源って一般的なATX電源よりコンパクトなんですけどトレードオフで電源容量が小さめになってしまうんですよね。で、容量が大きいSFX電源もあるにはあるんですが、今度は電源冷却系が大変になってファンがうるさくなる傾向にあるんですよね。だけど大きいグラボは電気も食うから電源の容量はなるべく欲しい、というこの二律背反、禅問答。Mini-ITX規格ケースなのにATX電源が使える! っていうのに惹かれてこのケースを買ったんだぜぇ。これじゃ一休さんととんち合戦してる感じだぜぇ。ワイルドスピードだろぉ~……それは違うか。 

 ……脱線しましたが、とにもかくにもぱっと見、270mmグラボが入らないのは判る。じゃあ何mmなら入るのさ? ということで買ってみた。

 吹けよ(物欲の)風! 呼べよ(物欲の)嵐!! ……来月のカードの支払いで死ぬ模様。
 気を取り直して、ワイルドスピードなこのグラボの性能はググってください、詳しいレビューがたくさんあります(人のふんどしで投げっぱなしジャーマンしていくワイルドなスタイル)。
 前のグラボがGeforce RTX 2070だったので「より上の性能を!」と思い、Geforce RTX 2070 superだというだけで何も見ずにポチったこのグラボ、長さは258mm、つまりほぼ260mm。「270mmはムリ!」とか言っておきながらたった1cmしか変わらないこのグラボを買っちゃう筆者って社会人としてどうなのよ? 普通セーフマージン20mmは取って240~50mm前後のグラボを検討ゴニョゴニョ……
 ま、とりあえずぶっ込んでみよう!

「なんだ入るじゃん。ちゃんと1cm空いてるっぽいし、270mmのグラボも入るんじゃないの?」
と思ったそこのあなた! 横はOKでもこのグラボ、縦は約130mm、厚みは4cm以上あるんですよ? そいつを鉄の箱(ケース)の中で他の部分に当たらないように気をつけながら上げたり下げたり斜めにしたり10分くらい格闘してたんですよ? これが駐車場だったら車のバンパーボッコボコ、ドアべっこべこですよ?
 それでなくてもケースが小さくて内部スペースがカツカツの中、ケース内をより広くスペースを取るために一旦中のケーブルとか全部放り出したので上とか右下の画像、筆者の愛機がメデューサか葉加瀬太郎みたくなっちゃってるんですよ。ビシッと綺麗に入らず、知恵の輪か頭脳パズルみたくあーでもないこーでもないを繰り返しながらようやくグラボが入り(刺さり)ました。
 さて、ここからケーブルをケース内に戻していく作業ですが、「ケーブル押し込んで蓋閉めるだけでしょ」と思ったそこのあなた、そうあなたです! PCのケース内っていうのは高速回転しているファン、つまり小さい扇風機が何個もあるんです。そんな中適当にケーブルを押しやって無理矢理蓋なんて閉めた日には、忘れた頃にある日突然、中でダレたケーブルがどこかのファンに接触してカラカラカラカタカタカタ……って異音が発生して慌ててPCをシャットダウンしてケースを開ける羽目になるんですよ(自作PCあるある)。
 とはいえケース内のエアフローやグラボの冷却効率の事もあるのでグラボ後方(奥?)の1cm空いた辺りに無理矢理ケーブルを押し込むことにしました。

 根性で押し込みました。
 
美的センスも機能性も皆無ですが、グラボのファン前の空間だけは死守しました。1cmのスペースだけじゃ足りないのでケーブルをケース上部にのっぺりと平たく這わせて解決させました。色々と無理もしたのでケース上部のSSDが手前から奥側に移動してるし。
 ちなみに筆者の電源はセミモジュラー式といって極力無駄なケーブルがニョロニョロ伸びないような作りの電源なんですが、それでもkonozama、逆から読むと「AmazonOK」です。
 普通のATX電源はこれ以上にケーブルが葉加瀬太郎してますからね、たぶん270mmグラボは無理(or冷却に影響を及ぼす)なんじゃないかな、と思います。理想は使わないケーブルはぶっこ抜けてスッキリのフルモジュラー式の電源なんだと思いますけどね。
 ポチッと電源オーン!

 問題なく起動しています(画像真ん中のディスプレイの下のが本体)。
 ……え? 「場所移動してるじゃないか」って?
 君のような勘のいい読者は嫌いだよ (ウソです)
 突然の場所移動に関しては都内某所のビジネスホテルでテレワーク中、ということでいずれ触れるかもしれませんので今回はご容赦ください。

結論

 GOLDEN FIELD N-1に270mmグラボ入れるにはATXフルモジュラー式の電源じゃないと無理! じゃなきゃ260mmが限界!
 でファイナルアンサー(古っ)です。
 お後がよろしいようで……

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