初々しさと太々しさの中間
最近、ニューヨークに住んでいる、初対面の日本人女性と話をする機会が何度かあったのだけど、第一印象と挨拶だけで、その人がどれくらいニューヨークに住んでいるのか、なんとなく分かる。
以前、ニューヨークで日本人限定の婚活していた知人女性が
「ニューヨークに長く住めば住むほど、日本人男性にモテなくなる」
と言っていたけれど、そんな男性の気持ちも理解できる気がする。
「ニューヨークに来てまだ半年なんです♡」なんて言いながら、そこら辺のカフェとか、ショップとか、なんにでも感動している子をみると
良い子だなあ... 可愛いなあ
と思うのに対し
ブスッとした態度(堂々とした態度ともいう)の、アメリカ人の彼氏が週に1、2回泊まりに来られる部屋を探してるような滞在5年目の子なんかだと
なんかめんどくさそうだな
と思ってしまったりする。
というのも、ニューヨーク在住11年目にして、自分が完全に後者の太々しい輩になってしまっているから、仕事のお手伝いをしてもらう人は、初々しい新鮮なエネルギーの持ち主が良いのだ。
一方で、ありがたいことに、仕事で、目上の方々に助けてもらう機会も与えて頂いているのだけど、人生の先輩と接する際には、この年齢なり、このふてぶてしさのなりの、新鮮さとか、扱いやすさを持っていることは大事だと思う。
人生そうやって、お金もエネルギーも流れていくのだろうけど、今はちょうどその流れの中間くらいにいるのかもしれない。
・・・・・・・・・・
☆毎日更新中のInstagram
☆ブログは月・水・金更新:NYでデトックス
☆Facebookに「いいね」して頂くと、ブログやウェブマガジン連載の更新状況が届きます
・・・・・・・・・・
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?