臨月を迎えて
のんびりしすぎた私も、状況が落ち着いたので記録を残すことにする。
保育園見学だが、私達夫婦は少しだけ特殊な部分がある。
来年4月に引っ越しが決定しており、現在在住している区外に行くのだ。
このため、保育園についても現在の区ではなく
引っ越し先の土地で探さなければならない。
これがなかなかに大変だ。
というのも、手続き方法も場所で異なる部分があったりするのは
やむを得ないのだが、住んでいる場所から新居予定の場所まで
片道でも2時間近くかかるという、物理的な大変さがある。
これを臨月を迎えた妻と一緒に向かうことは、
かなりの体力を使い、母体に良くない。
2人で見て判断したかったところではあるが、そうは言ってられない。
私は、妻からの相談もあり1人で保育園見学に向かうことにした。
心の中では、一緒に行きたかった。若干心細かったのは内緒だ。
現在進めている仕事のProjectが多忙でどうしても平日に休みを取れなかったため、土曜日に行くこととなり、普段と少し違った景色になってしまったが
なんとか3つの保育園を見学させていただくことができた。
保育園は1つ1つ特色があり、理念も当然ながら異なっていた。
小さい場所でも研鑽を怠らず常にアップデートし続ける園
規模を拡大し、子供達がより快適に過ごせるように考える園
温故知新で未来を考えた地盤をしっかり固めている園…etc
どれもこれも考え方や方針が面白く、父親としても
ビジネスマンとしても、とても良い経験となった。
来月生まれた後にはなるが、もう少しだけ保育園見学を行って
最終的な判断をしたいと思う。
最近は少しずつ、妻と共に散歩をするようになった。
少し遠い駅まで歩いて見かけたパン屋さんに寄ったり
カフェでランチしてみたり、展示会にいってみたり。
しかしながら、最新の検診では
まだまだ生まれる気配はなさそうと言われてしまった。
今の日本が世知辛いのを察しているのかもしれない。
それなら、もう少しだけゆっくりしようねと
話していた矢先の昼さがり。
妻が突然叫んだ。
そろそろだぞ、という印がついに姿を現したのだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?