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大好きな本が増えました♡

大人(っていうか最近)になって小説を読むようになった。

本を読むことが大好きだったけれども、読んでいたのは精神世界の話か、実用書ばかり。

「小説を読まないと、人生を損しているかも?」と、ある時思い立ってから、いろいろと本を読みだした。

人生における、第二次読書時代の到来。

第一次読書時代は、タイ駐在時代。ご隠居暮らしの日本人のおじさんの趣味が読書と囲碁と魚釣りで、家の壁一面が全て文庫だったの。

なので、おじさんの家に行っては本をごっそりと借りて、がんがん読んでいた。おじさんの蔵書は、ほとんと時代小説だったので、鬼平犯科帳シリーズとか、山本周五郎とか読みまくった~。

海外にいるとね、時代小説が心にしみるのよね。

母の友人がパリに住んでいて、10代のころ何度も遊びに行ったけれど、そのおば様も寝る前は必ず鬼平読んでいたな~。

「こんなお洒落な生活しているのに(パリのファッション誌のスタイリストしてました)なんで時代小説なの???」って、当時は思っていたけれども、今になると、よくわかる!

日本人の細やかな情緒を描いている時代小説がね、外国生活のすさんだ心を、本当に潤してくれるの~。

それが20年くらい前の話だから、今回の小説ブームは、本当に久しぶり!

わたしは一度ハマルと、その作者を続けて読んでしまう。一時期は、西洋マジックの小説ばっかり読んで、頭の中がファンタジーでした(笑)

いろいろと読み漁っているうちに、好きな小説家も出てきた。そのうちの1人が原田マハさん。

原田マハさんの作品、画家やアーティストの小説が有名だけれども、わたしは心ほっこりする、現代もののお話が好きだな~。

彼女の小説の中では『ロマンシエ』『スイート・ホーム』が大好きだったんだけれども、これに加えてもう1冊、大好きコレクションが加わりました。


それは『本日は、お日柄もよく』という小説。


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スピーチライターの話で、言葉のすばらしさ、偉大さ、そしてその威力を全身で感じられる本。


感動の嵐でね、素晴らしいスピーチの数々にボロボロ涙をながしました!
言葉の可能性って無限大。それをひしひしと感じさせてくれる。


そしてもちろん最後は、ほっこりハッピーエンド♡


そういえばなんですけれど、私がお昼間にお手伝いしている仕事、国会のスピーチライティングもしていた職場だったの~。


だから、とても親近感あって読み進めてた。


そしてね、途中から主人公は選挙のに関わるようになる。


そんでもってわたしは、2年前に国政選挙にどっぷり関わっていたので、親近感が更にマシマシ(笑)

読んだら必ず、ほっこり幸せな気持ちになりますので、ぜひぜひ読んでほしいな~。

ステイホームでのんびりGWを過ごす方、読んでみてね~^^


にゃおこでした

チャオ

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