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広義ものづくりに挑戦

OpenEsysアドベントカレンダー、昨日に引き続き、今年度代表の山名が2日目も書きます。

2日目はものづくりを見つめ直す内容の記事です(本当か?)

広義ものづくりとは

OpenEsysはものづくり団体です。ものを作ります。では、その「もの」って何なのでしょうか?

私はいつもロボットとかソフトウェアとかを作っているので、それを「ものづくり」と思い込んでいますが、それは固定観念だという気がしました。

ということで、この記事ではみなさんのものづくりの概念を壊す、広義ものづくりの話をしようと思います。

部品を買ってきて、ワクワクしながら開封して、組み立てて、熱して溶かして固めたり……

そう、それは、料理です。大学に入って一人暮らしを始めて4年目、なかなか自炊に踏み出せなかった私ですが、「ロボット作れるならご飯も作れるだろう」と思い込んでいざ、挑戦です。温かい目で見守っていただければ幸いです。

作るもの

クッキーを作りました。作りたかったので!!!

ものづくりは、自分が作りたいから作るのが一番良いと思っています。だから私はクッキーを作りました。

ご飯を作ると言いつつお菓子ですが、まあその辺はお気になさらず。

部品の購入

スーパーで部品(材料)を買いました。

バター(無塩)、卵、小麦粉、砂糖…、そんなとこですかね。買ったものの写真は撮り忘れました…というか、そもそもこんな記事などの形で世界に公開することを考慮していませんでしたので…

小麦粉

あとは計量器もほしいですね。これはロードセル…

家にあったロードセルとHX711 (配線切れてる)

を使った、はかりです。

はかり

ロードセルは金属の歪みを利用した重さセンサです。応答スピードは良くないですが正確なので便利です。はかりなどに使われています。

組み立て

部品を買ったら開封して組み立てます。組み立てと言いつつ混ぜただけですが…

まず、バターと砂糖をボウルに入れてよく混ぜました。

バターを100g計量中

最近初めて知ったのですが、バターの銀紙についている薄い線、あれを目印にバターを切ると10g単位などでかなり正確に切れるんですね。こういう工夫、良いですね(20年以上生きてきて知らなかったのかい、とも思いつつ)

バターは冷えて固かったので、最初にある程度細かく切って表面積を増やして効率的に常温に近づけました。

いい感じに混ざったら卵を入れてさらに混ぜます。卵を入れると全体の粘度が極端に下がりますね。そうしたら小麦粉を入れます。一気に嵩が増えますね。すごいです。

ちなみに今回は生地が多かったので、半分くらいに分けて、片方に牛乳に入れる用のココアを混ぜてみました。

そんなこんなでずっと混ぜているとだんだん粘土みたいにまとまるようになってくるので、まとめてラップにくるんで冷蔵庫か冷凍庫でしばらく冷やします。

後でこれをナイフで切ってクッキーの形にするので、四角柱になるようにしました。粘土をいじるようでちょっと楽しかったです。

切りやすくするため、冷凍庫で冷やして固くした

リフロー

さて、あとはリフローで一気に完成させます。基板の上にペーストはんだを塗って、部品を並べて、いざリフロー炉へ……!!、、ではなく、クッキングペーパーの上にスライスした生地を並べて、いざ電子レンジへ!!!

クッキングペーパーってすごいですね。全然クッキーがへばりつきません。あと、焼くのはオーブンが良さそうなのですが、電子レンジでもできました。ただ、焼きムラが結構あるので適宜並べ換えたりひっくり返したりしました。最初の方に焼いたものはこの辺の塩梅が悪くて焦がしたりもしてしまいました…

そんなこんなで完成です。大量にできました!!

クッキー完成!

黄色っぽいのが普通のクッキー、茶色っぽいのがココアを入れたものです。

動作確認

ロボットは、完成したら真っ先に動作確認しますよね。料理も同じです。問題なく完成しているかを確かめます。

うん、美味しいですね。よかったです。焼き立ては温かくてそれも相まって美味しいです。ただ、ココアを入れたものはココアの量が少なかったのかあまり味の違いを感じられませんでした…

最後の一枚

大量に作ってしまったので友人に配りつつ、美味しく全てのクッキーを受け入れました。

広義ものづくりカンゼンニリカイシタ

ロボット作れるならクッキーも作れる、は多分本当です。なんだかんだロボット製作で鍛えた(?)手先の器用さは料理でも役立った気がします。

今なら何でも作れる気がします。カンゼンニリカイシタ期です。継続して広義ものづくりをしていきたいですね…!!


この記事、ふざけすぎましたね…

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