TRIBUTE TO TRICERATOPS 全曲紹介!
近年、メンバー3人はそれぞれソロで活動していたTRICERATOPS。しかしトライセラの曲には“2020”というタイトル曲がある。 絶対何かやってくれるはず!!2020年はトライセラの年でしょう!と思っていた。
そしたら、昨年のまさに2020年TRICERATOPS再始動!ってことで配信ライブしてくれてリアルのライブもしてくれちゃって、さすがだトライセラ!!って思ってたんだ。そしたらさらにトリビュートCDを出すってんで素晴らしい👏完璧な流れじゃないですか!パチパチ👏ファンには嬉しい限り💕
少しずつ参加するアーティストが発表されていってコメントなんかも聞けて発売までワクワクさせる内容だったな。
で、今回そのトリビュートのサブスクがついに解禁になったわけです。
それを機にこの音源聴いて感じたことを綴ってみようと思ったわけです。
勝手な個人的な文章です。小難しいことは何一つ言ってませんのであしからず。
『ロケットに乗って』
もう民生の曲みたい!だから民生の曲ってことでいいんじゃない?ギュイーンっていう音が多用されてて宇宙感がスゴイ。ロケットっていうか最後はUFO着地。迫力がある。特にコレといって言うことがないです。
『2020』
イントロ短くてすぐ歌に入っちゃうとことか、上がるところで上がらないところとか違和感というかスッキリしない感じがあった。最初はね。あったんだけど、何回か聴いてると耳が慣れてくる!笑 最初はシンプルなのに“見渡すと新しい”のとこから宇宙と交信しだして宇宙に投げ出される感じ。バインの本領発揮って感じで間奏の拡がりとかバインらしく本当に素晴らしくカッコ良い。2020年にトライセラの『2020』を歌えるのは同期の盟友と言うか戦友ですかね?GRAPEVINEしかいないとは思う。ぜひいつかトラバインで一緒に演奏してほしい。
『New Lover』
もうこれこそドンピシャですよ!!オリジナルを初めて聴いた時にこれデリコじゃん?って思ったので。KUMIちゃんの声で『New Lover』を聴いて、なんて気持ちの良いこと!想像していた通り!しっくりき過ぎ!!と。あぁスッキリした!サイケな間奏も良き!もうデリコさんたちにプレゼントしちゃってはいかがですかね?これはガチハマりの曲です。
『if』
ほぼ大橋さんのアカペラからゆっくりスタート。途中、ホーンやパーカッションが入ってきて明るく開放的な気分に。まったりしてくる15時16時くらいに聴くといいかもなぁなんて思いながら。大橋さんの歌唱力が際立つ一曲。スキマのライブ盤を聴いているようで気持ち良かった。
『Raspberry』
かなり忠実。正統派。まさに完コピです。出だしの小出くんの第一声が和田唱かと錯覚するくらい似てた。コーラスに女性ボーカルが入るのが新鮮で爽やか度が増してとてもいい。ギターソロもカッコ良きです。
『Guatemala』
一発目のサブスク解禁では聴けなかったOKAMOTO’Sの『Guatemala』。でも程なくして聴けるようになった!ちょっとした手違い?かなんかでOKAMOTO’Sの曲として単品になっちゃってるけどね。ちょっとエスニックっぽいフレーズとか入ってて面白かった。コウキくんがメインで歌ってて曲の雰囲気と合ってる。歌と音が共鳴しててどんどん引っ張ってくれる感じで気持ち良く流れてく。良きです!!
『赤いゴーカート』
爆速バージョンなのがユニゾンらしくていい。昔コピーしてたって言ってただけあって歌い慣れてる感。田淵さんのベース力強くて結構好きなんだよね。椅子に座りながらこの曲聴いてノってると足は完全に貧乏ゆすり状態になります笑 3人がひたすら全速力で走りきってスパッと終わるのはさすが。2分台に曲を収めるという思い切りの良さ。思い残すことはないぜ!
『シラフの月』
ユニゾンの昼間の爆速ドライブからの山崎まさよしのねっとりと身体に張り付くような声で夜に誘い込まれる。一気に真夜中。妖艶な世界へ迷い込む。危険な予感。情熱的でドラマティックなピアノとギターの音色でゾクゾク。サビで重なる声でゾワゾワ。鳥肌立ったんですけど…ラストに向かうにつれ何とも言えない気分に。トライセラの『シラフの月』も雰囲気あって1,2を争うくらい大好きなんだけど、これは別格ですね。完全別物。山崎まさよしの手に掛かるとこうなるのか…夢でうなされそう…。想像してた以上に粘っこい。とてもイイ意味で。
『New World』
ポワーンとしてたらCHABOさんの渋い声。イントロからもうカッコイイ。この流れはとても良い。ギターは3本?1本ウクレレ?手を一発パン!って叩くんだけどアレに驚いて、語り口調になる歌詞も胸に刺さる。ひたすら渋い。最後終わりかと思いきや「トライセラトップス!」って言うのいいよねぇー。その声も入れちゃうとこイイ。愛!可愛い。CHABOさんの愛が詰まってる。好き。Oh,イェーイ!
『トランスフォーマー』
その渋いCHABOさんからのKANさん『トランスフォーマー』。もうコレちょっとね、この流れで聴くと力が抜ける。曲順に苦戦したトライセラ。確かにこの曲はこの位置に置くしかないかも。初めて聴いた時は笑いが止まらなかった!でもこれがハマるんですよ。音がキラキラしてて可愛いの。KANさんの歌い方も。ギターネタはトライセラそのまま使ってるらしいんだけど。最後の方のきゃりーちゃんの声に似せた音で「トランスフォーマー!」「フォーマー!」って入ってるのとかイイ!きゃりーちゃんに歌ってもらえるようにって感じで作ってたみたいね。これホントきゃりーぱみゅぱみゅが歌ってくれたら最高なんだけどな。
『ラストバラード』
KANさんの後に桜井さんの『ラストバラード』はダメでしょ?
際立ち過ぎてる笑
やっぱりこの曲を選ぶだけあって自分の見せ方がお上手。自分の歌にしちゃってる。タメのとことか最高ね。伸びやかで気持ちいい。でもそもそもの楽曲が素晴らしいからってこともちゃんと言っておこう!演奏はトライセラ。願望としてはコーラスもトライセラだったら良かったなぁ。トライセラの3人+桜井さんの4人でQuattro Formaggi なのさ。
結局のところ私は…参加している皆んながもちろん歌も上手で演奏も素晴らしいというのはもちろんなんですけど、個人的に、個人的にですが、“意外性、面白さ、リスペクト感”などなどがたっぷり感じられたKANさんに一票入れたいです。唱くんの奥様の樹里ちゃんも「KANさんが一番いい」と言っていたそう。同じになっちゃった!
参加している1アーティストが好きだっていう人も、それきっかけでトライセラってどういう人たちなんだろうって興味を持ってくれたらイイなぁって思います。だって、なんてったってその好きなアーティストの方たちがリスペクトしてるバンドなんですから。そして出来れば生で体感して欲しいですね。距離感近いし、面白いし、トライセラのライブはカッコイイよ!
CDではボーナストラックとして小田和正さんと和田唱の『Fever』が入ってます。トライセラの野音で確か小田さんこの曲やってるね。けど忘れちゃったよ。すみません。たぶん小田さんのことだから爽やかに変化しているのでは?と想像しております。
今回は配信音源しか聴いてないので、ボーナストラックについては載せてません。気になった方はぜひご購入を!!
TRIBUTE TO TRICERATOPS
1.奥田民生 – 「ロケットに乗って」
2.GRAPEVINE – 「2020」
3.LOVE PSYCHEDELICO – 「New Lover」
4.スキマスイッチ – 「if」
5.Base Ball Bear – 「Raspberry」
6.OKAMOTO’S – 「Guatemala」
7.UNISON SQUARE GARDEN – 「赤いゴーカート」
8.山崎まさよし – 「シラフの月」
9.仲井戸”CHABO”麗市 – 「New World」
10.KAN – 「トランスフォーマー」
11Quattro Formaggi(桜井和寿+TRICERATOPS) – 「ラストバラード」
【BONUS TRACK】
和田唱&小田和正 – 「Fever」