バブル期の暴落の難しさ。逆張り投資はやめようとの結論に

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20170408

3月後半からじわじわ下落基調に入り、今週後半には騰落レシオなどに買いシグナルが出るとともに金曜にはセリクラ感のあるオーバーシュート気味の下げになったように感じた。
ポジションは適当なものを買い下がってきたのだが、これが失敗だったと思う。
個別にセリクラ感を感じる下落があったのに、日経が18500程度までしか下がらない(私の感覚での)指数高の中での暴落なのだ。

これを買いにいくのはハゲるくらいのストレスがともなうので、できればやりたくないことの一つだ。

私の投資法はローリスクハイリターンの状況だけを狙うというのが基本の単純なものである。
1,指数が暴落で直近の安値かつ絶対値が安値圏
2,個別でファンダメンタルズが悪くないもの、あるいは低位株がオーバーシュート気味に売られた

このような状況で逆張り買いしまくるのが基本となっている。
ところがこれが今の状況ではあまり機能しなかった。

1,指数が暴落していない。日経18500なんてトランプバブル開始時の一気上げの真空地帯17500あたりまですら下げていない
2,指数の絶対値が高すぎる。日経7000円の底から倍以上。ファンダで底値の目安となるPBR0.8倍やPBR1倍(15000くらい)からみてもかなり高い。
3.個別の株価の絶対値も高い
4,個別のオーバーシュートがたいしたことない

などの理由から、本気で買うには下のリスクが大きく、押し目であるという前提で買いにいくしかない。
しかし仮にこれが押し目でなくバブル崩壊の初動だった場合、指数が高いため、その後日経が1000円暴落したところで損切りとなる可能性があって割に合わない。

ファンダのいい銘柄なら含み損で半年以上保有しても平気という投資家なら買ってもいいのだろうが、そんなストレス抱えたくなく、
ファンダはあくまで下がっても限られるという保険であって、買ってすぐ上がって売りを基本にしたい私のような投資家には向かない。

そういうわけで今のバブル期は逆張り投資はやりにくすぎるので、デイトレ主体にすることにした。
ポジは短期でリバらなそうなものを処分して、ゲーム株など短期マネーゲームで上がりやすいものに入れ替え。
小ロットの優待株の一部だけはそのまま。

日経1000円下げなければ一切買わないというところまで徹底するならいいけど、そこまで厳しくすると今度は投資するタイミングがなくなってしまうし。
大きなロットで買えないとたいして儲からない。

完全なクラッシュを待つ間の資金の入れ方のさじ加減が難しい。
日銀の買い支えが害悪なんだろう。
これが崩壊するまで極力現金で持っておこう。

東日本大震災の時、当日までけっこう下げてて多少逆張りで買っていてクラッシュで2千万くらい損した。
当時はデイトレ主体でそこまで買ってなかった部類でそのくらいで、取り返すのに1ヶ月かかったことを考えると、今の高値で平気で買いにいくのは自分に合わない。

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