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2023年度の「にゃんこぽかぽか広場」の活動について


・はじめに


いつも保護猫活動の応援をして下さりありがとうございます😌
応援して下さってる皆様や、こういった活動に興味のある方向けにお伝えしておきたい事がございますので、なるべく短くまとめて書きますのでお読み頂けると幸いです。


・2022年度までの活動について

2019年の6月より始めた保護猫活動ですが、昨年度までは以下の点を重点的に進めて来ました。
1️⃣野良猫を手術して受け皿の無い外で生まれる命を抑える。
2️⃣保護出来ず地域猫としてTNRされた子を守るため地域住民に説明をする。
3️⃣虐待の多い地域なので、日々地域猫さんのお世話をしながら目を掛けて守る。
4️⃣理解ある住民のお庭に猫トイレを設置する。
5️⃣市や保健所と連携して公園や周辺住宅の清掃を毎日し美化に努める。
この5点を重点的に進めて参りました。
その結果、この地域の95%以上の猫さんは手術済みになり、保護したり譲渡した猫さんの数も2桁を超えました。また虐待をする住民も減りましたし、協力して頂ける住民の方も増えました。


・今年度からの活動について

2023年度より保護猫活動の内容を少し見直す事にしております。去年までの5点は継続して進めますが、少しずつ下記内容の活動に移行していく予定です。
6️⃣次の世代にも活動を受け継いで貰える様に教育委員会などに働きかけて子供の教育に外で暮らす猫さんを思いやる授業を増やして貰う。
7️⃣日本全国にこういった保護猫活動を知って頂くべく、少しずつでも働きかけて行くコンテンツを作成していく。
8️⃣地域住民の中でも協力的な方が増えて来たので、自分一人ではなく他力もお借りして地域猫活動を広めて行く。
9️⃣地域猫をお世話して行く上で、人馴れが見込める子を保護して里親さんを見つけてあげる活動により力を入れる。
🔟物価高騰やご支援の縮小により仕事量を増やして活動資金を賄わないといけないため、1️⃣〜9️⃣までの活動にかける時間や体力が減るのをご了承頂きたい。
となります。


・応援して下さってる皆様へ

有識者や色んな方と話し合って今の保護猫活動による成果が、いつ理想の域にまで達するか話し合いを続けた結果、自分の生きてる間に外で暮らす猫さんをほぼ無くし、人と一緒に平和にぽかぽかと暮らせる世の中になるには相当な時間がかかると思われます。

自分の代で成し遂げられない夢は、後世に繋いで行くしかありません。その土台作りをする方向に力を入れないと、身体的に長生きは見込めない自分の様な難病を抱える保護猫活動家は活動出来なくなった途端面倒を見ていた地域猫さん達も路頭に迷います。
そうならないためにもより地域の中で協力者や次に繋がる世代を育てて行かねばいけません。

外で辛い暮らしを強いられてる猫さんは日本全国に居ます。何千年も昔は外で野生の暮らしをしていたかも知れませんが、現在の家猫種として進化を遂げた猫さんは区画整備され小動物も居ない、ゴミも漁れない現代社会に置いて外で飢えるしかありません。
交通事故・病気・喧嘩・虐待・異常者や猫を絶対悪とする住人から命を狙われる生活は幸せでは無いですし自由でもありません。
人間が便利な暮らしが出来る様になった分、他の動物が割りを食ってる訳です。その上で人間の暮らしを第一に考えて進めるしか無いのですから、外で暮らす猫さんが増え無い様に手術したり、手術された子を一代限りの命として温かく見守るのが道徳であり善良な市民、猫好きとしての義務だと思っています。

しかし私一人では大きな力にはなれません。ですからせめてもの自分の目の届く範囲の猫さんのお世話をしつつ、目の届かない全国の猫さんに地域の皆さんが目を向けてあげられるキッカケ作りをするのが私の保護猫活動です。

その上で応援をして下さるというのでしたらありがたいお話ですので、ご支援は喜んで頂きますが、ご支援くださってる皆様の地域の猫さんも私にとっては大切な猫さんなのです。そういった子達を直接看てくれている保護猫活動家の方がいらっしゃるのでしたら、是非私にでは無く直接お住まいの近くの方をご支援して頂きたいというのが本音です。

正直私みたいな小さな保護猫活動家を応援して下さるのは嬉しい反面、期待にそぐえて無い面も多いです。なるべく活動内容はしっかりとお伝えして行かないといけないのは分かっているのですが、日々保護猫活動と仕事に忙殺されて、なかなかお伝えする時間を作れていないのが現状です。

以上の事を踏まえた上で、今後のご支援や応援についてご一考して下さる様お願い致します。

にゃんこぽかぽか広場代表