豆が好きです
豆料理が好きなのは、家系かもしれません。母も姉も好きなのです。今年100歳になった伯母も好きで、伯母の作る黒豆の煮物は絶品です。
洋風に豆に肉の旨味を吸わせた料理もすきで、カスレを作ろうなんて思うと、わくわくします。洋風の料理は、日本料理のじゃがいものように、旨味を吸わせているのが多いですね。スープや、炒め物にするものありますね。
日本料理だと、大豆は昆布と煮るのが多いのです。体脂肪を排出するという大豆のサポニンが体のヨードを体外に出してしまうので、このヨードを昆布で補うという、大変理にかなったものなのだそうです。伝統の知恵は凄いですね。西洋料理で肉と組み合わせるのは、ビタミンの吸収率が上がるのだそうで、これも理にかなっていますね。
伝統料理の中に潜んでいる、こうした知恵は、長い年月をかけて検証されてきたもの。料理の組み合わせを考える時に、こうしたことも考慮したいですね。まあ、持ちよりパーテイでしたら、多国籍になっても仕方ないですが、ご自宅のお食事でしたら、配慮しましょう。
「これ、食べたいから」というだけの理由で、食卓に並べた料理。「たまには、こういうのもありだわ。」と思われていても、お子さんにしてみたら、それが食事の常識になってしまうのです。
民族の知恵の詰まった料理を、お子さんにも伝えたいものです。幸い豆料理などは、水煮缶も出回っていますから、昔ほどの手間はかかりません。ただ、コトコト煮る時間がかかるだけです。コトコト煮る時間が、「いいものを作っている、美味しいものができあがる。」とわくわくする時間になりますように。
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