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桃園空港のバスは終夜運転。ど深夜に台北市街へ… 臺灣巡檢2023 #1

台北に行きたい

STARLUXを使って無事桃園空港に到着した。

しかし、到着時刻は23:20。入国審査や両替などの諸々の手続きしているうちにMRTの終電が過ぎてしまうため、終夜運転の國光客運バスを利用する。桃園は夜中に到着してもタクシー以外の交通手段があるのがありがたい。コロナで一度終夜運転ではなくなっていたようだが、最近再開されたようだ。

臺灣銀行の両替所

韓国なんかでは市中で両替した方がレートが良いと聞くが、台湾にはあまり両替所がないとか。空港で済ませてしまうのが楽だ。

スマホは日本であらかじめeSIMを購入&アクティベートしていたため、着陸後すぐネットが使え、大変に便利だった。紛失リスクもないため、おすすめ。

バス乗り場へ

空港の案内には日本語があったりなかったりだが、英語は必ずあるため、中国語がわからなくても問題ない。(漢字でなんとなく察しがつくことも)
「Bus to City」という表示を頼りに進んでいけば問題なくバス乗り場に向かうことができる。

轉機、Transferということは……転機か!
ちなみに台湾では「飯店」がホテルの意。
レストランは「餐廳」と言われるらしい(むずかしい)

バスの切符は観光サイト等で買うことも可能だが、現地でも買える。
自動券売機もあるようだが、案内役?の人に促されるままにカウンターへ向かった。
だいたいここに来る人間は台北へ向かうと相場が決まっているのか、なんとなく台北行きたい雰囲気を出せばなんとなく買えた。空港周辺は英語はもちろん日本語もまあまあ通じるのが、台湾のありがたいところ。

見たことない水を飲む

深夜のバス行列

ここまでは実に順調だったが、深夜の移動手段がタクシー or バスであるため、当然ながら夜中の客の需要はバス一点に集中することになる。来た、見た、乗った……とはいかず。

客満 No Vacant の表示

座席が埋まると立席は作らないためサッサと発車する上、本数も20分に1本と絶妙であるため、バスには長蛇の列ができていた。なんとなしに大学の通学路を思い出した。

私は1タミからバスに乗ったが、バスは2タミ始発であるため、そもそもバス到着時点でまあまあお客さんが乗っていることもある。

ちなみに、台湾のバスはウインカーを出すとピーピーと警告音が鳴る。帰国後にこの音を聞くと、なんとなく台湾の街を思い出す。
来日経験のある外国人も「ピロピロピローン!!!左へ曲がります。ご注意ください」というデンソーのアナウンスで日本を思い出したりするんだろうか。

なんとか台北へ到着

結局3便くらい見送り、1:10の便に乗って台北には2:00ごろに到着。

バスいっぱいの客が深夜の台北に放たれた。台北は治安も良さそうで、深夜でも裏路地等入らなければ特に問題なく歩けるような雰囲気だった。念の為一眼レフはしまっている。

台北車站
実に立派……
みたことねえ鳥が道路を闊歩している。
なんという鳥かご存知の方教えてください。

台湾の交通事情を全く知らずに現地に来てしまったが、当然ながら日本と異なる部分もある。赤点滅の歩行者信号など見たこともなかったが、これは「周りの交通状況を確認した後であれば横断可」らしい。

セブン-イレブンとファミリーマートが無限にある。品揃えは当然異なるが、日本のコンビニが深夜にも煌々と街を照らしていると、日本人観光客としてはかなり安心感がある。

セブンイレブンで買ったお菓子
日本人が、台湾で、韓国のお菓子を買う…

10分ほど歩いた場所にあるカプセルホテルで前入りしていた友人らと合流した。

まとめ

ど深夜にはなってしまったが、なんとか無事台北に辿り着くことができた。深夜もバスで安く市内に移動できるものの、特段用事がなければ素直にMRTが動いている時間に到着する便に乗った方がいい……とは思いつつも、これもなかなか特別な体験になったのではないかと思う。

さて、ここでやっとスタート地点。明日は台湾総統府、故宮博物院、九份と台湾大よくばりセットな旅程を敢行する。

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