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四国最南端「足摺岬」へ - 四国旅行2021 #2

本日は四国最南端の足摺岬を経由し、紫電改展示館に寄りつつ松山まで向かう。

足摺岬のある高知県土佐清水市は、東京からのアクセスがとんでもなく悪いことで少し有名である。
四国は新幹線が通っていないから、新幹線で向かっても岡山からは特急に乗り換える必要がある。
最寄りの空港は高知龍馬空港か松山空港だが、どちらも土佐清水市から直線距離で100km以上離れている。直線距離で100kmというと、東京都庁(東京都新宿区)から北なら栃木県庁(栃木県宇都宮市)、西なら沼津市役所(静岡県沼津市)くらい。とにかくかなり遠い。

そんな遠い街にも足を運んでみる四国ツアー。

特急しまんと

高知駅から特急しまんとを用いて中村駅まで向かう。乗車時間は1時間40分強。

高知駅
四万十市・中村駅

土佐くろしお鉄道の管轄だから、路線のアルファベットも"TK"である。しかし、事実上土讃線の延長として扱われており、ナンバリングは高知駅を起点に付けられている。

2両編成の2700系

Rent-a-Car

中村駅から足摺岬へはバスで向かうこともできるが、企画切符が格安でレンタカーも使えるものだったため、車で目指すことにした。駅レンタカーを使ったが、車両はトヨタレンタカーのもの。真っ白なヤリスが貸し出された。

旅行初日にサイゼリヤでイカスミソースを被弾した真っ白ズボン

中村駅から足摺岬まではおよそ45km。まだギリギリ若葉マーク期間だったので、無敵の初心者走行を魅せる。まともな国道を通るため、特段走りにくい箇所もなかった気がする。

ひまわり 高知の牛乳
学校給食では定番だとか

足摺岬

駐車場がある。平日ということもあって他に人は少ない。
岬までは遊歩道が伸びており、木漏れ日の中を歩いて向かう形になる。

明らかに通行を妨害する形の木
遊歩道
地獄の穴
お金は回収されているのだろうか?
弘法大師の爪書き石
うっすら見える
足摺岬灯台

天気はまずまず良好。

木々を抜けると岬らしい景色が見えてくる。結構な断崖絶壁で、圧巻の景色。

四国最南端を示す碑
ここに座ってオンライン授業を受講した男がいた──
足摺岬展望台から足摺岬灯台と太平洋を望む
ジョン万次郎の像

昼食

昼食は土佐清水の市街地にて。またしてもカツオを食べる。

ウツボの唐揚げ。揚げてみると割と普通の白身魚といった雰囲気になる。臭みなどもない。よく揚げられていて骨まで食べられる。

国道321号 + 県道7号

土佐清水市から南宇和郡の紫電改展示館までおよそ72km。太平洋に沿ってドライブ。

ウィリーしそうな信号
岬ではなかなかの良い天気に感じたが、天気雨が降ってきた
虹(副虹まで見える)

紫電改展示館

世界に4機しか現存しない「紫電改」のうち、国内唯一の機体が展示されている。入館無料。

紫電改
実物をみるとなかなか大きい

目玉の紫電改のほか、関連する機器やパイロットの紹介もされている。私より若くして亡くなったパイロットもおり、戦争の凄惨さを感じるばかり。
紫電改は平和を願うシンボルとして展示されている。

馬瀬山の山頂に立地しているため、眺望が良い。大小の島々が並ぶ様子がなんとも四国っぽさを感じる。

めっちゃ風力発電
確かに風は強いしずっと吹いている

宇和島から松山へ

宇和島でレンタカーを乗り捨て。
宇和島からは特急宇和島で松山に向かう。

コロナ禍のせいか随分静かな宇和島

疲れていたせいか特急の写真は全く残っていなかった……。
乗車率はそれなりに高かった記憶がある。そんなこんなで松山に到着。乗車時間は1時間20分ほど。

夕食は松山にてうどんを食べる。「伊予のうどん」とされ、讃岐うどんとは異なるものであるようだ。確かに、だしがかなり甘めで、うどんは太いものの結構柔らかい点において讃岐うどんと異なる。これはこれで好きな味だった。

という感じで高知から一気に松山まで観光した。
最終日である3日目は松山市街を観光する。

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