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旅行記

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四国最南端「足摺岬」へ - 四国旅行2021 #2

本日は四国最南端の足摺岬を経由し、紫電改展示館に寄りつつ松山まで向かう。 足摺岬のある高知県土佐清水市は、東京からのアクセスがとんでもなく悪いことで少し有名である。 四国は新幹線が通っていないから、新幹線で向かっても岡山からは特急に乗り換える必要がある。 最寄りの空港は高知龍馬空港か松山空港だが、どちらも土佐清水市から直線距離で100km以上離れている。直線距離で100kmというと、東京都庁(東京都新宿区)から北なら栃木県庁(栃木県宇都宮市)、西なら沼津市役所(静岡県沼津市

香川から高知へ向かう特急旅(龍河洞を添えて…) - 四国旅行2021 #1

サンライズの記事を書いてから2ヶ月ほどが経ってしまった。今更ながら続きを投稿したい次第。 讃岐うどんさて、サンライズを降りて高松の街を歩く。運悪く列車内ではシャワーが浴びられなかったから、適当な快活クラブに入ってシャワーだけお借りした。こういう時、ネットカフェは非常に頼もしい。 朝はもちろん讃岐うどんで。もはやこれを食べるためにサンライズに乗ったと言うのは過言かもしれないが、乗るきっかけの一つであることは間違いない。値段もこの量で300円と激安。香川県民が羨ましくなるばか

サンライズ瀬戸に乗ってみた(B寝台個室ソロ)- 四国旅行2021 #0

突然寝台特急に乗りたくなったので、サンライズ瀬戸に乗ってみた。計画から実行まで一週間の驚異のスピード感。 「サンライズ瀬戸・出雲」は、今でも定期運行されている唯一の寝台特急である。 新幹線の開通や、格安の夜行バスが誕生するにつれ、寝台特急はその需要が減り、次々廃止されていった。また、コロナ禍で夜行快速のムーンライトながらも廃止されてしまい、定期運行される夜行列車はほとんどなくなってしまった。 かつての寝台特急カシオペアなども、今ではツアー専用の臨時列車が運行されるのみにな

悠遠に伸びる道「就実の丘」より - 北海道旅行 2021 / 最終日

旅行最終日は旭川を少しドライブする。 「就実の丘」という、いかにも北海道らしいスケールの大きな景色の見られる丘へ行った。 雄大なパノラマが見えるはずの場所だが、あいにくの天気で視程は短い。 なだらかなアップダウンは周氷河地形。二日目に礼文島で見たものと同じである。天気のせいもあってか、他に人はほとんどおらず、静かな田園で北海道を感じていた。 本州にはツキノワグマしかいないが、北海道にはヒグマがいる。どちらも遭遇したらひとたまりもないことには違いないが、ヒグマの方がかなり

北海道退廃遺産観光(夕張・滝川) - 北海道旅行 2021 / 3日目

普段は破滅している生活リズムも、旅行すると半ば無理やり矯正される。8:30にホテルを出発した。 3日目はレンタカーを借りて夕張を散策し、岩見沢で乗り捨てしてそのまま特急で旭川へ向かう予定を立てた。 新札幌新大阪や新横浜よろしく新幹線が通りそうな駅名だが、通っているわけではなく、通る予定もなさそう。 トヨタレンタカー新札幌店で車を借り、夕張を目指す。営業時間やら車の空きやらで新札幌で借りるしか選択肢がなかったが、札幌から地味に遠いのでできるなら札幌で借りたかった。 北海

最果ての離島「礼文」へ - 北海道旅行 2021 / 2日目

朝は北海道らしくソフトカツゲンを飲みスタート。 本日は稚内を発ち、礼文島を目指す。 稚内港より香深港へ香深行きのハートランドフェリーが稚内港を出発するのは6:30。 宿を出る時刻はまだ辺りは暗かった。空が白んできた頃に稚内港に到着する。 ハートランドフェリーの自由席には予約という概念はなく、当日に乗船券を買う形になる。 このフェリーが礼文と本土を繋ぐ唯一の連絡手段(おそらく)であるのに加え、前日の便が欠航していたこともあってか、乗客は多めに感じた。 重要な交通手段の割に

新千歳から鉄路で向かう稚内 - 北海道旅行 2021 / 1日目

1年半ぶりに北海道に行った。 稚内、礼文、札幌(夕張)、旭川を3泊4日で攻略するというなかなかハードな計画だったが、割と何とかなるもんである。 1日目は新千歳から稚内へ向かう。 成田空港から今回はpeachを使うため、成田空港からの出発になる。前回成田でpeachを使った時はLCCらしく僻地・第3ターミナルからの出発だったが、今回は第1ターミナルからの出発。昨年の10月に変更されたらしい。 朝食は成田ANA FESTAのカレー。店で温めと盛り付けをしてくれるだけで、カレ