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平和であればこその生活!

「美味しいね!」
ホテルでランチをとっていたら、近くの席から幼子の声が聞こえて来ました。何才くらいの子か顔が見えませんでしたが、傍にベビーカーが有りましたから2 ~ 3歳くらいでしょうか。応えるお父さんの嬉しそうな顔が印象的でした。

その朝に、ガザの病院で保育器から出された赤ちゃんの映像を見たばかりでしたから、その子の「美味しい」の声が耳から離れませんでした。

一方で暖かい保育器も、暖かいミルクも与えて貰えず亡くなって行く赤ちゃんたちがいるなんて、なんと悲惨な現実なのでしょう。それが戦争なのです。毎日のニュースを見る度に、胸が潰れる思いがします。

見なければ、知らなければ良いわけではありません。何処かで起こっている悲惨な出来事が現実に有るのです。ここには、もはや猶予はないのです。

人間はかくまで非道に徹する事が出来るものでしょうか。

ハンナ・アーレントさんの
「人間であることを恥じる」の言葉が頭の中をぐるぐる回っています。

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