見出し画像

お宅の子に、どんな言葉をかけたらよいでしょうか?

中学校の先生がお母さんにかけた言葉です。その子は直ぐに姿勢が崩れて、椅子からずり落ちそうになるのです。 落ち着いて座っていられず、姿勢が崩れてしまう子にかける言葉を、先生が見つけられずにお母さんに相談するなんて驚きました。

これでは、いくら子どもの特性を学校に伝えても、適切な対応策を講じてくれるはずはないでしょう。学校には対応策がないのですね。
筋力が弱く、しかも多動傾向の有る子が50分間静かに座る事は至難の業です。

先生は
「静かに座って居なさい」
「立ち歩かない!」
「姿勢を良くしなさい」
等の言葉をかけがちです。これでは、子どもは絶えず𠮟責されていると感じてしまいます。

少しでも興味が無くなると、椅子からずり落ちる程姿勢が崩れるか、机に突っ伏して寝てしまう子に声をかけ続ける以外に対応策はないのでしょうか。それを探し出すのは、学校側なのに!先生なのに!

有りますよ。対応策は。例えば、
1椅子に滑り止め用のマットを敷く
2マットの真ん中に印を付けて、お尻の穴が印に来るように座る事を教える
3足乗せ台を置く
4定期的に立ち上がって、教室内を歩ける役目を与える
5疲れたら、廊下などに出てジャンプしたり、軽い運動をする事を許可する
6椅子をバランスボールに変える
などです。

先生方はまずやってみることです。注意や𠮟責をすれば子どもの行動変容が起きるはずと思わない事です。
そして、何よりも肝心なのは面白い授業をする事です。全ては先生の力量にかかっていると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?