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最初は手仕事してるふう、でもいい

手仕事の楽しい季節がやってきました。

皮を剥いたり筋を取ったり、
鍋で炊いたり瓶詰めをしたり…

はっきりとは覚えてなくても
どこかに遠い昔、母や祖母と一緒にやったことが
記憶の欠片として体内に残っています。

みんなでやって楽しかったなーとか
あの雰囲気好きだったなーとか
そんなふんわりとした感覚だけどあるのです。

あと、そういう画像とかって、
なんだか多幸感があったりするんですよね、なぜか。

だからか、その季節の旬の食材を
美味しく食べるための下ごしらえとか保存食作りを
半分義務感のようにやろうとしている私がいます。

いや、楽しいんだけど。
人にも喜んでもらえるからいいんだけど。
ていうか、私、そんなにその食べ物好きじゃないよね?
っていうものまでやってたりする。

でも、型から入るのでもいいとも思ってて。
やってみなきゃわからないメリットデメリットもあるし。

ようは、どれだけの満足を得られるのかが大事で
それは他人にジャッジされるものではないから。

私がああ、幸せだ、って感じられたらそれでいい。
そう感じられるよう努力してる自分も好きになれる。

そしてそれが身体に染み付いていって
本当に手仕事が自然にこなせて
私自身をより幸せにしてくれると思っています。

そら豆は薄皮のおへそのところに切り目を入れて
湯がいたものを引き上げてすぐに
醤油に漬けていき、醤油豆にしました。

お揚げさんは、甘辛く炊いたもの。
おうどんでもおそばでも。
刻んで卵とじにして衣笠丼にするのもあり。
対角に半分に切って、酢飯を詰めてお稲荷さんにしたり。

そうやって冷蔵庫にあるだけで
もう既に幸せにどっぷり浸かってます、私。

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