見出し画像

私のお買い物の基準(食べ物編)

(5/31 一部加筆修正しています)

先日がっつりと食料品の買い出しに行ってきました。
写真はその時に買った食品の一部です。

私の食料品を買う時の基準は

1、出来るだけ国産の原料を使ってる
2、製法が明らかで根拠のあるもの
3、出来るだけ添加物が少ないもの
4、加工が少ないもの

こんなかんじなのですが、
具体的にどこを見てどう判断しているのかを
つらっと書いていきますね。

1、国産の原料のもの

産地については素材そのもの(野菜だったりお肉だったり)
だとわかりやすいですよね。
同じ国産でも出来るだけ今居るところと
近い産地があればそちらを選びます。

加工品も出来れば日本国内で製造されているものを
選ぶようにはしています。

ただ、最近紛らわしい表記のものもあるので
その辺は本当によくよく見るようにしています。
表示について思うこともいーっぱいあるので
それはまた別の機会に…

また、物によっては国産じゃないものを
敢えて選ぶ時もあります。
それは

・韓国唐辛子
・緑豆春雨

このふたつに関してはそれぞれ
韓国と中国のものを選んで買っています。

理由はただひとつ。
その方が美味しいから。
同じものを日本産では得られないからです。

2、製法が明らかで根拠のあるもの

て、明らかなものもなかなかないんですけどね(笑)
でも、敢えて書いてみます。

明らか、というよりも想像しやすいもの、
と言った方がいいかもしれませんね。

でも、私たちが認識している製法と
メーカーが作る製法が同じかと言うと
殆どの場合が違っていたりします。
そりゃ、家で作るみたいに、
例えば、餃子を手ごねして手包みしてたら
あんなに売り場に餃子は並ばないし安くでは買えない。

でも、いちいちメーカーに
製法を問い合わせてみるのも
出来なくはないけど
消費者もメーカーもそんなに暇じゃないですもんね。

じゃあ出来るだけ私の想像と近い作り方してるものを
手間をかけずに判断する方法ってないかな…

というので私が実践しているのは

3、出来るだけ添加物が少ないもの

を選ぶこと。

全部がそうだとは言いきれませんが
私が想像出来る以上の加工がされているものは
添加物が多く使われているように思います。

添加物を使う理由は

・加工工程が煩雑だから
・なるべく日持ちさせたいから
・大量生産を可能にしたいから
・生産コストを出来るだけ抑えたいから

じゃないかと今までのにゃんこ基準で思っていて、

ここに上記の基準

4、加工が少ないもの

も関連して出て来ます。

こんなふうに生産性を重視した作り方の食べ物は
添加物が多いこともありますが
もとの原料の形からはどんどん遠くなるので
何より私はあまり美味しく感じないんですよね。

本当なら全て一度食べてみて
検証すればいいんでしょうが
そんなにヒマも、検証に耐えうる丈夫な胃袋も
持ち合わせてはいないので
パッケージを見ると目で確認できる、
添加物で判断しています。
添加物がどれなのか、は原料表示のリストの中に
スラッシュ/が入るようになったので

ピンクの○のところがスラッシュです。
その後の物質名が全て添加物になります。
ここにたくさんあると単純に添加物が多いな
というのがひと目でわかるし、
これは避けておいた方がいい、という添加物を
いくつかインプットしておいて
それがあるようならなるべく買わない、などの
対処ができるようになるかと思います。

ちょっとここで食品添加物のお話を。

食品添加物は第二次世界大戦後に登場して
急激に使われるようになったと言われていますが
実はもっと昔から使われていました。
豆乳から豆腐を作る時に使う「にがり」も食品添加物だし、
ワインに使われている亜硫酸塩も
ヨーロッパでは中世から使われていたと聞いています。
だから、食品添加物は昔から使われていたし
ないと作れない食品もあるので
食品添加物=良くないもの
という考え方はよくないと思っています。

一方、天然のものから作られている添加物もあって
化学薬品から作られているんじゃないなら
大丈夫じゃない?
といった雰囲気を醸し出しているものもありますが
いくら天然素材であっても
人体に影響がない、とは言いきれないので
(実際にアレルギーを起こす可能性があるということで
WHOが使用食品への警告表記を
促す声明を出している天然色素もある)
口に入れる以上、
私達もある程度は添加物について
理解しておいた方がいいとは思っています。

と、書くと
添加物って言っても国が許可しないと使えないでしょ?
認可されてるものならば大丈夫なんじゃない?
と声が聞こえて来そうですが…

それもいろんな側面があるようで

私が勉強した限りでは
日本の添加物の認可方法はポジティブリスト方式で

主だった害が見られないものは許容する

といった形でどんどんと認可されているそうです。

私が勉強した2015年頃で厚労省が認可した食品添加物は
1000種を越えていました。
最近では1500超とも聞いています。
東京オリンピック開催に向けて加速度的に
認可の数が増えているという指摘もありました。

ちなみに同じポジティブリスト方式のアメリカでも
300種ほど。

反対にネガティブリスト方式のヨーロッパ諸国で
認可されている食品添加物は100もありません。
(ネガティブリスト方式とは使わなくてもいいものは
安全であっても許容しない、という方法)

添加物について、専門ではないのですが
ちょっと勉強して得たこれらの情報から
私は国が認めているから、とか
何かのお墨付きをもらっているから、とかだけで
物事を判断するのではなく
これ本当に大丈夫なのか?と少し斜めから見るようにして、
また自分でもすぐに判断ができるよう
情報は取り入れるようにしています。

ちょっと途中で話が逸れました。
私の中の知識はこんなかんじなのですが

でも全てを充分吟味出来るわけではないし
それこそ、そんなことしてたら
一日中食べ物のことしか考えられなくなるので(笑)
そのへんはゆるっと、
「わかってはいるけど、今は目を瞑ろう」
と俗に言う健康に悪そうなものも食べたりします。

でもでも。

食べ物に纏わるいろんなことを知っていて選ぶのと
知らないで「選ばされている」のとでは
私は生きている主体性として
雲泥の差があると思っています。

なんだか理屈捏ね回したnoteになりましたが、
私のお買い物、食べ物選びの基準はこんな感じです。

はー、なんだかめんどくさいやつやなーって思った?
でも大丈夫。
これは私の基準であって、
誰かに押し付けるつもりはありません。
でももし、食べ物の選び方に不安を持っている方の
何かヒントになればいいかもね?と思っています(ˊᗜˋ)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?