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人生初のホットヨガ(が、今の仕事のひとつになっちゃいました)

遡ること10年前(そんなに昔!?)
都内で会社員として勤めていた当時
30代前半で仕事も面白い、まあよく働いていたと思う
とはいえ、ストレス・疲労は溜まる

近隣にジムがなく、
ストレス解消はもっぱら区のスポーツセンター
「もうちょっとスッキリしたいなー」と思っていた

すると近隣にホットヨガオープンのチラシが。
当時はヨガスタジオ自体まだ少なかった

LAVAなどの大手ではないが、自宅から歩いて5分足らずの距離
これはとりあえずやってみようと、いざ体験

す、すごい。
なんだこの汗の量!
そしてこのスッキリ感!!爽快感!
ホットヨガの後は肌のコンディションがとてもよくなり、
温泉に入った後のよう
ジムで30分ランニングマシンやるより遥かに気持ちがいい!
マッサージを受けた後のようにスッキリするし、
翌日にはしっかり筋肉痛が来る!

もうすっかり虜
仕事帰り、いろんなクラスを受けていた

でも人間だもの、すぐわがままな気持ちが出てきた
「この先生のレッスンは辛過ぎる」
「この先生、声のトーンが好き」
「この先生のテンポは合わない」

そして気づいた
自分は体がめちゃくちゃカタイ!(気づくの遅い)
先生の言う通りの動きがとれない、ポーズができない
動くことは大好きだけど、早いスピードについていくのが苦手

でも、出来なかったポーズでも、
声のトーンがいいなと思っていたとある先生のクラスだと出来たりする
普段感じる体の痛みもほとんどない

そのスタジオには10数人のインストラクターが在籍していたと思われるが、そう思えた先生は一人だけ。

そのうち仕事が更に忙しくなり、ホットヨガ通いは辞めざるを得なかったのだけど、明らかに心身ともに整えられていたことは実感した。
そしてその整え効果は、あの先生のクラスを受けた時、
最大化されることも。

今振り返れば、
あの時の先生は、強度や好みが自分に合っていたのは勿論なのだけど、
動きの誘導一つ一つがとても丁寧で、
かつ基本的な体の仕組みに沿った誘導の仕方だったと思う

当時は、元々ダンスをやっていた、バレエをやっていたといった人たちがヨガインストラクターへ転身している人の割合が今より多かった

体が硬くて苦心する初心者の感覚を知ることが難しかったのかもしれない

解剖学的な情報をインストラクターが知る土壌が、当時は整っていなかったのかもしれない

「世界一綺麗な太陽礼拝」なんかの動画が流行り、
”魅せるヨガ”的な流れもあって、
体が硬くてただスッキリしたいだけの自分には少し苦しかった

とはいえ、その先生が、
普通の会社員でただスッキリ身体を整えたかった自分にとっては、
とてもピッタリの存在で
自分の今のスタイルを作った原点だったと思う


実はもうお名前も忘れてしまって、どこで何をされているかも分からないけれど、素敵な人だったなぁって思ってます。

あの時の先生、ありがとうございます。



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