20年ものの我が家の「エクストレイル」について語ってみる

今日、車検の見積もりを出してもらうため、
車の点検をしてもらいました。

私の車は初代のエクストレイル。
来年で買ってから20年になるすでに年代物とも呼べるものです。

「今回はけっこう高くつくかな・・」と覚悟をしていましたが、
見積もりの段階では15万くらいで済みそうで少しほっとしました。

20年ものの割には5万キロくらいしか走っていなく
（最近通勤で乗ってますが、一時期全然乗ってない時もあった）、
そこまで状態は悪くないのではないかと思われるのだが・・。

一昨年くらいに停車中に軽く後ろから追突され、
小さな凹みではあったけど修理してもらったら、
ハッチバックとバンパーを換えてくれたみたいで、
後ろから見ると新品みたいになりました。笑

エクストレイルの前は同じく日産の「ミストラル」という
四駆の車に乗っていました。

四駆の車が好きなんだよねー。
（あえてSUVではなく、"四駆"としておく。
四駆という呼び名はより硬派な感じがして。）

なぜ四駆の車が好きになったのかと言うと、
20代の頃、会社の仲間とよくスキーに行っていたのですが、
当時パジェロに乗ってた仲間が、
雪の山道で立ち往生していた車を牽引して助け出したのを見て、
「四駆ってすげー！」と、その頼もしさに魅力を感じました。

あと、車高が高くて乗っていて目線が高いのが良いですね。
子供の頃は車酔いしやすかったのもあり、
目線の高い車の方が乗っていて安心します。
もうトラックでも良いくらい。笑

最初は実家のダイハツ「シャレード」や、
父親の「ブルーバード」を乗り回していた私は、
「ミストラル」は働いて貯めたお金で初めて買った自分の車でした。

四駆の車でありながら、
スペインから逆輸入というヨーロピアンで
おしゃれな街乗りの雰囲気もあり、それに決めました。
（パジェロも好きだったけど、
20代女子らしさも兼ね備えた「ミストラル」はどストライクでした。）

ピチカート・ファイヴが歌ってたCMの影響も大いにあったなぁ。

今見るとこんなCMだったっけー？と思う。

女子が乗るならコンパクトな方が良いかなと、
3ドアのタイプに乗っていましたね。

可愛くて大好きだったなぁ。
そして懐かしい。

サイドにロゴがあるこのタイプの黒いボディのものに乗ってました。
フロントのフォグランプがブタの鼻みたいで、
「黒ブタ号」って呼んでたなぁ。

夏は海に、冬は雪山に。

伊勢までロングドライブもしたなぁ。（遠い目）

しかし10年もしないうちにこの車とはサヨナラする事になりました。

「黒ブタ号」はディーゼル車でしたが、
東京都のディーゼル車の規制により乗れなくなったのです。

買い替えを余儀なくされ（今思えば強引な政策だよな・・）、
泣く泣く「黒ブタ号」を手放しました。

そして代わりにやって来たのが「エクストレイル」でした。

「黒ブタ号」に変わり、「バーニングキャット号」と名付けました。
（車体のカラーが「バーニングレッド」なので・・）

猫のマグネットをつけていた。
（今はなくなってしまった・・）

当時のエクストレイルは今のよりもやんちゃ感がありました。

またしてもCM戦略にやられてしまった感もあります。

いやーこの曲めっちゃ懐かしいね！

このどろんこ感がめっちゃかっこ良かった！！

今のエクストレイルはワイルド感が無くなってしまったね。

初期の頃のタフな感じ、良かったのに。

それにしても今は国産車でも新車は高くて買えません！

エクストレイルは20年前は200万円代で買えたのに、
今は300〜500万円とか！

まぁでもそれじゃお金があったら新車にするのかって言ったら、
今の車にはあまり魅力を感じないのだよね。
みんな同じに見える。
（スズキのクロスビーだけは可愛いと思う。）

さっきネットで見た記事では、
初代のエクストレイルの中古車販売価格が上がっているのだとか。

こういう角ばったスタイルの車が今あまりなく、
逆に魅力的に見えるらしい。

私は「古い車だなー」と周りから思われてたりするのかな？なんて
考えながら日々運転していたのだが、
株が少し上がってるなんてちょっと嬉しい。

どうせ新車なんて買えないし、他に乗りたい車もないので、
私はこの「バーニングキャット号」を
これからも大事に乗ろうと改めて思いました。

去年の夏に奥多摩に行った時の写真。
映えるぜ！