見出し画像

C-C-B楽曲レビュー⑪「ラ・ラ・ラ・サマー・ビーチ」

暑いですね。
我が家ではもっぱら「あついしぬ」が合言葉のようになっていますが、
あなたのお住いの地域ではいかがですか?

どうせなら夏気分を謳歌してやるーっ!って事で、
今日も通勤の車内では「Boy's Life」を聴いていました。

このアルバム、夏に聴くのは良いですねー。

夏っぽい曲が何曲かありますが、
その中でも一番夏っぽい「ラ・ラ・ラ・サマー・ビーチ」を
今日は選んでみました。

ザ・夏!って感じの曲ですよね。

でもってこの曲を聴いていたら、
大好きだったある曲を思い出しました。

90年代にホフディランというデュオがいたのですが(←まだいます)、
彼らの曲で印象に残っている夏っぽい曲があるのです。

コカコーラライトのCMで使われていた
「恋はいつも幻のように」っていう曲が当時結構好きだったのですが、
そのCDのカップリングになっていた
「summer time POP!」という曲もすごい好きでした。

仲間と海に行ったビデオを編集したのですが、
その時にBGMで使ったな。
「summer time POP!」はよくよく歌詞を見たら
海の事は歌ってないんだけどね。

「ラ・ラ・ラ・サマー・ビーチ」は
曲が似ているという訳ではないけど、はじけるようなポップさと、
夏の眩しさを感じる所、高揚感なんかが共通しているように思いました。

「夏だ! 海だ!」とはしゃいでいた若い頃を思い出すなぁ。
(あの頃の元気はどこへ・・)

「summer time POP!」は知ってる人あまりいないと思うけど、
探したらあったので、貼っておきます。
C-C-B好きだったらたぶん好きなノリなんじゃないかな?


さて、「ラ・ラ・ラ・サマー・ビーチ」ですが、
この曲は作詞作曲とも渡辺さんなんですねー。
ポップでナンパなノリは初期の渡辺さんらしい。

イントロは関口さんの「ダン ビダン・・」というコーラスとともに、
「Lady 夏はいたずら〜」という渡辺さんのフレーズが入りますが、
このフレーズは何度も曲中に出て来るので、耳に残りますね。

こういうキャッチーなフレーズが曲中度々出てくる手法は、
他の曲にも見られますよね。

「原色したいね」なんかも、
「キミと、原色したいね〜」と「Paint it purple〜」のフレーズが
何度も出て来て耳に残ります。

「B・I・N・G・O」もそうだなー。

「ラ・ラ・ラ・サマー・ビーチ」は
メインボーカルも渡辺さんですね。

この頃の渡辺さんの声は甘々で若いですねーー。
「WALKIN'」の時の渡辺さんと比べると全然違う。笑

この頃は24歳だと思うのですが、
高校生って言っても誰も疑わないくらいの声ですね。

演奏の方はトロピカルな雰囲気のマリンバ的な音や、
ハワイアン(?)っぽいギター、
でもって電子的なポゥーンというシモンズの音も入っていて、
一見(一聴?)ミスマッチな感じだけど、
なんだかまとまっているのは田口大先生の
計らいによるものなのでしょうか?

とにもかくにもココナッツボーイズ時代のサウンドは
「ラ・ラ・ラ・サマー・ビーチ」に限らずコーラスが本当に爽やかで、
あのオモロイ兄ちゃん達が歌っているのか!?という、
ギャップが心を掴みますね。

メインの3人が3人とも声が特徴的で、
こんなグループもなかなかないよなと思います。

美しい高音の笠くんの声、幅広い表現ができる渡辺さんの甘い声、
音に渋みと奥行きが加わる関口さんの声、
この3つが合わさると、
本当に素晴らしいハーモニーになるんだよなぁ。(しみじみ)

C-C-Bになってからは夏っぽさは消えてしまいますが、
ブレイク前の夏を売りにした頃の彼らも
今聴くとまた味わい深いものです。

夏真っ盛りのこの時期、よかったらどうぞ♪



「Boy's Life」のCD、アマゾンで買えます♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?