C-C-B楽曲レビュー⑰「そして9月」
やっぱこの曲やっとかないとねー。笑
巷には◯月を歌った歌はいろいろありますが、
9月をタイトルや歌詞にした歌って多くないですか?
ざっと思いつくだけでもこれだけあります。
(全部古くてすいません)
「すみれ September Love」(一風堂 / SHAZNA)
「SEPTEMBER」(竹内まりや)
洋楽の「September」(Earth, Wind & Fire)もあるね
「ピンクのモーツァルト」(松田聖子)
「9月の雨」(太田裕美)
「9月の雨」は1977年の曲だそうですが、
子供心になんか好きだったんですよね。
ちなみに作詞:松本隆先生、作曲:筒美京平先生コンビ!
一体どれだけ長く活躍してるんだ!
更に追加情報として、
「SEPTEMBER」と「ピンクのモーツァルト」も作詞は松本隆先生です。
何なん!? 松本先生!?
この時期どれだけ仕事こなしてたの!?
9月って12ヶ月の中では決して目立った月ではないのに、
これだけ曲があるのが不思議です。
あ、でも私は9月は2番目に好きです。
結婚式も9月にやりました。
(1番は誕生月の5月。
自慢できるものは何もない私だが、
一年で一番草花が美しく気候が良い5月生まれに
してくれた事は親に感謝している)
近年は9月はまだまだ残暑が厳しくてしんどかったりするけど、
70年代とか80年代頃の9月は結構涼しかったのかもしれません。
気候的には5月と同じくらいだったんじゃ?
それでいてまだ日差しは明るく、
草花も鮮やかで華やかな季節だったのかもね。
真夏に遊んではしゃいで、爽やかな風と共に状況も少し落ち着いて、
それがなんだかキュンと切なさを運んでくる。
9月はそんな月なのかもしれません。
そしてお待たせしました、
「そして9月」ですね〜。(そしてがかぶった。笑)
これはココナッツボーイズ時代の曲で、
2枚目のアルバム「Boy's Life」に収録されています。
C-C-Bファンは9月になると思わず口ずさんでしまう曲です。笑
でも私はなぜかC-C-Bを封印していた時期に
「恋のリメンバー」とごっちゃになっていました。
(全然違う曲だけど)
「恋のリメンバー」も歌詞で
「窓辺のラジオが台風予報」とか言っているので、
9月っぽい印象があるのかも。
さて「そして9月」ですが、
歌っているのは全編通しで関口さんになります。
渋いボイスで淡々と歌っています。
ラズベリー色の入江とか情景が浮かぶ歌詞。
夏の日差しが落ち着いて恋も終わりかけると言う切ない歌ですね。
バラードと言うか、「エレジー」って感じの曲は関口さんにハマりますね。
この曲も昭和歌謡っぽさとグループ・サウンズっぽさを感じる曲です。
(後に台頭してくる米川くんの曲と比べると、
「同じバンドですか?」と言うくらい毛色が違っていて、
本当に幅広いバンドだと思う)
それもそのはずで作曲はあの、
かまやつひろしさんなんですねー!
うん、かまやつさんぽさが出てる出てる。
作詞は出ました秋元康先生!
秋元さんも今も昔もどれだけ仕事してるんだって感じですね。
しかも見た目の印象が当時とほぼ変わらない。(驚)
ココナッツボーイズ時代はかまやつさんや、
秋元さんと結構仕事していたんですねー。
それにしてもどっちも当時から大物だったはず。
そんな人たちが曲を書いてくれるバンドだったって事は、
やっぱり一目置かれていたんだろうな。
その後ブレイクを果たせて良かった。
関口さんが背負ってきた苦労とか憂いみたいなのは、
こう言うしんみりした曲の時に滲み出てきますね。
特にココナッツボーイズ時代の曲は。
昭和の香り漂う9月の曲。
良かったら聴いてみて下さい。
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