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コンフィデンスマンJP プリンセス編を観たよ〜

3連休やることなくてAmazonプライムでコンフィデンスマンJP プリンセス編
観たよ、ぜひ観てみてっていう末広がり8回目のnoteです。

エンドロールにOfficial髭男dismの「Laughter」が流れた途端、涙があふれた。良い映画だった。
詐欺師の話だけど誰も不幸にならなかった。
全員が落とし所に満足して、Happyな映画。

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あらすじ
世界有数の大富豪フウ家の当主レイモンド・フウ(北大路欣也)が亡くなった。遺産を巡り火花を散らしていたブリジット(ビビアン・スー)、クリストファー(古川雄大)、アンドリュー(白濱亜嵐)の3姉弟の前で執事トニー(柴田恭平)が発表した相続人は、誰もその存在を知らない隠し子“ミシェル・フウ”だった。ミシェル捜しが続く中、10兆円とも言われる遺産を狙い、我こそはミシェルと世界中から詐欺師たちが“伝説の島”ランカウイ島に大集合!そして、ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の3人も、フウ家に入り込み、華麗に超絶大胆にコンゲームを仕掛け始める…はずが、百戦錬磨のコンフィデンスマン・ダー子たちに訪れる最大の危機!誰がフウ家の当主の座を射止めるのか!?世界を巻き込む史上最大の騙し合いが始まる!!
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とにかく伏線の回収がすごい。
特にすごいと感じたのがラストシーン。
この舞台の2年前に香港で、フー家の当主レイモンド自ら、ダー子の仕込みに、
いや、レイモンドがダー子を仕込んだのか、とにかく、ミシェル自体が架空で、レイモンドは腹心のトニーにさえ、そのこと(虚実)を伝えていない。
トニーの忠誠心と、コックリの純真さがなければ、
いや、ホーさん、スター、ジェシー、赤星、五十嵐、デビ婦人、ヤマンバ、ウメさん…
登場人物の誰一人欠けても、ラストシーンまでたどり着けない。

じゃあなんで、エンドロールで感極まったのか。
三浦春馬さんと竹内結子さんのせいだ。
表現としてふさわしいかわからないが、彼らのせいだ。
見終わった後は、抱えている悩み苦しさを一瞬でも忘れさせてくれる。
コンフィデンスマンJP はそういう映画のひとつである。
それなのになぜこの映画に出演しながら、二人ともあの結末を選んだのか。
残念でならない。

エンターテイメントの世界の人たちは、
自分たちが知らない間に、知り得る以上に、
おおぜいの見知らぬ人たちを、様々な角度から救っている。
わたしは、そんな大層なことはできない人間だけど、
誰かの何かの役に立ってから、この世からbye byeしたいなぁ

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