おばあちゃんを懐かしんで赤飯を作る

画像1 わが家では亡き祖母が家族の祝いごとの日に必ず朝お赤飯をこしらえてくれていました。前日の夜から準備してくれていたということが私にはとても心に響いて嬉しかった。1日の始まりがめでたい祝福の朝ごはん。もうそれが幸せな特別の1日のスタートで。正直幼い頃は小豆の食感が大の苦手でどうせ祝ってくれるならたっぷり蜂蜜のかかったホットケーキとかの方がいいなと思っていた時代もあった笑 大学生くらいになると一転して小豆の美味しさに完全にはまり上京した際にはお赤飯のおにぎりをコンビニで買うほどに。今回は人生初のお赤飯づくりだ。
画像2 どうせこしらえるなら一からすべてやりたい。小豆をスーパーで購入。私が大好きな北海道の大納言小豆。大粒で味が最高だ。母は料理が大の苦手で祖母に任せっきりだった。食べる専門職で誰かの祝いごとが近づくとお赤飯の材料だけ買ってきて目を輝かせながら祖母にお赤飯をねだっていた。私の食いしん坊の遺伝子は母譲りなのだろうか。。。さておき。乾燥小豆40グラム。さっと洗って一晩水に浸けておく。ザル付きのタッパーなら楽ちん。
画像3 もち米。1カップ。秋田県の名前忘れたけど、パッケージにうさぎが描かれている。祖母がいつも使っていた。スーパーで見たとき瞬時に見覚えのあるものに心が惹かれた。祖母を思い出し胸が熱くなる。。。もち米に少しだけ白米を加え20分くらい水に浸け、水を切って一晩置いておく。
画像4 写真撮り忘れました。。小豆のアク抜きを行ってから弱火で10分。レンチン容器にお米、小豆、茹で汁と水を足したもの4分の3カップを入れる。レンチン600Wで6分。かき混ぜてさらに3分。いい感じ。若干アク抜きに時間をかけすぎたのか小豆が柔らかい。まあ味はよいからいいか。。。
画像5 父と掘り母が茹でた筍をたくさんもらったときに借りたタッパーにお返しの意味も込めて手づくりお赤飯を詰める。炒り黒胡麻と塩をふりかけて完成しました。
画像6 少しだけあまったお赤飯で自分用におにぎりをこしらえました。昔台所でお手伝いをしていると祖母がよく言ってました。いつか私が死んでいなくなった後、○ちゃんはおばあちゃんのことを思い出しながらお料理をしてくれるかねぇ、と。そのときはそんな話やだなあと返してたわたし。今、祖母とともに過ごした時間に対するありがたみが日を追うごとに増してきます。今もなぜか涙が出て止まりません笑 今日は両親の結婚記念日。懐かしの祖母の味にはほど遠いですが、母の喜ぶ顔が目に浮かびます。ちなみにレシピは栗原はるみさんです。感謝します。。!

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