一口エッセイ:単純接触回数と好感度
打ち合わせがてら、週一くらいでプロデューサーの家に泊まっているので、だんだんプロデューサーの娘(2歳)が話しかけてくれるようになりました。僕が眠そうに座っていたら、おもちゃのアイスクリームやハンバーガーを差し出して「食べて」と言うのだ。
これは善意でなく、「おままごとに参加しろ」の合図である。一度「ありがとう」と素直に受け取ったら、何十回もおもちゃの食品を分け与えられるハメになったので覚えた。他人に食事を渡すとちゃんと受け取るループが愉快なのであって、僕に何かを食べさせた