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共働き家庭の中学受験と、母の働き方について

先日、次男から「お母さんはどうして働かないの?ぼくはお母さんに働いて欲しい。働いているお母さんの方がいい」と言われました。

私は、次男が年少から年長の終わりまで週3日で派遣をしていましたが、卒業に向けて園に行かなければならないことが増えたことをきっかけに仕事をやめました。
小学1年生は、初めのころは学校から早く戻って来ますし、夏休みや冬休みも学童ではなく、子どもの発達と成長に合わせて一緒に過ごしたいという気持ちもありました。

そういう思いで、外では働かずに家にいたわけですが、長男の中学受験が終了し、次男も3年生となった今、いつでも私が近くにいる環境は、次男にとっては少々煩わしくなって来たのかもしれません。

母が働く生活をリアルにイメージできているかどうかは別にしても、一人で過ごす自由な時間を魅力的に感じ始めているようです。

そんな次男の成長をうれしく思う反面、こうして子どもが離れていけば、一体私には何が残るのだろうかという危機感も覚えました。

義理の母からはいつも「子どもが自分から離れようとしている時は、決して追いかけてはいけない」と言われて来ました。それは子どもが自立をしようとしているサインだからと。

これまで子育てを理由にして働くことを先延ばしにしていましたが、これは親離れ、子離れをする良い機会なのかもしれないと思い、夏休みなどの長期休暇が心配ですが、来月からまた週のうち3日ほど働くことにしました。

今回は、お母さんのキャリアについて、これまで私が感じたことや、見聞きしてきたことを交えながら考えてみたいと思います。

1.私立中高一貫校の共働き家庭の割合


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