頑張れない子どもを頑張らせるにはどうすればいいかを考える
1.個人差がありすぎる「頑張る力」
先日、夫がとあるゴルフ場の内輪の大会で優勝しました。
挑戦すること3回目での優勝でした。
1回目は二桁。
2回目は一桁。
3回目で優勝。
毎回、「優勝する!」と、言い続け、1位になれずに悔しがっていました。
私も息子たちも「また言ってる。はいはい。」くらいにしか思っていなかったのに、3回目で宣言どおり優勝してきたのでびっくりしました。
次はさらに上位の大会があり、それで優勝すれば、TV中継もあるような、プロも出場するトーナメントの出場チケットをもらえるのだとか。
夫がゴルフを始めたのは、新婚旅行で私と一緒にラウンドしたのが始まりなので、かれこれ15年前。当時は二人とも120〜130でラウンドし、もはや何打打ったのか分からずじまいなことも。
あれから夫はゴルフに通い続けてベストスコアは80台前半となりましたが、私はあの時のまま、何も変わりません。
夫に、「なんでそんなに優勝にこだわって頑張れるの」と聞くと、
「逆に、何で上を目指して頑張れないの?
たかだかこんな百何人かの試合、ゴルフが好きでヒマつぶしにやってるじいさんばあさんも多いのに、そんな大会、一位になれないわけがない。なぜそう思わないのか、俺には分からない」
と、言うわけです。
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