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仮想通貨暴落がはじまる 第6回株より仮想通貨のほうが素人でも勝ちやすいという大学教授と今週の相場予想

こんにちは。

本日は今秋の相場予想と興味深いバブル崩壊の兆候を見つけましたのでご報告します。

今週の相場予想

ビットコインは週足ともに弱気の包み線のあと2週間連続で陰線です。今年は3週間陰線が続くことは一度しかなかったので確率的には今週は上昇すると思います。

日足は弱気の包み線のあとこの後の下落に向けて日柄調整をこなすため今週は上昇すると思います。

ただし、12月3日までにテザーはじめステーブルコインの会社へ米上院からの質問状にこたえなければならない(下過去記事参照)ため事前に情報を得た機関投資家等の売り抜けなどは発生するかもしれませんので安易なロングも危険です。

株より仮想通貨のほうが素人は勝ちやすいという大学教授

さて本日はバブル崩壊のサインを紹介します。日本を代表する有名大学経済学部の教授のため公人と考え批評させていただきます。

ビットコインはステークホルダー全員が得をするしくみ(システムデザイン)なんだよな。

正直ねずみ講の話を聞いているようです。興味を持ちましてこの先生を検索してみました。こちらの動画です。慶応義塾大学経済学部の坂井教授です。

以下5分50秒くらいから抜粋します。

(株より)暗号資産の方が素人は勝ちやすいと思う。株式市場はプロがいる。機関投資家には絶対勝てない。暗号資産はそこまで関わっているプロの投資家はそこまで多くないと思う。どのプロジェクトが将来性があるか個人でも調べることができる。自分の情報収集、信念、好みで戦えるのが暗号資産だと思う。

11月23日の動画です。学生に気軽に勧めていないことを祈ります。

仮想通貨はゼロサムゲーム。今は参加者の人数と掛け金を増やしている状況

まずすべての相場はゼロサムゲームです。全員が得するなんてシステムありません。仮想通貨は完全な先行利益なんです。ビットコインを持てば全員が得をする夢のようなしくみはあるのでしょうか。

数年前から仮想通貨をお持ちだったのでしょう。そのためこのようなピュアな信仰の道に進まれたのかもしれません。

今は先行者利益で勝っている参加者とそれを見て自分も勝てそうだと思う参加者の人数と掛け金を増やすようにしくまれています。豚は太らせてから食え。我々は食われる前の太った豚なのです。

「周りを見渡してカモがいないのなら誰がカモなのか明白である。」というポーカーの格言がありますがまさにです。

相場は例外なくゼロサムゲームというのが暴落王子の考えです。しかし暴落王子は経済学の教授ではありません。教授と狂人、どちらが正しいか今後確認していきたいと思います。

暗号資産はそこまで関わっているプロの投資家はそこまで多くないと思う

基本どの相場はほとんどがプロ機関投資家です。暴落王子の下の過去記事でも読んでください。コーネル大学の学術論文によると7割が相場操縦です。SECも仮想通貨の相場操縦ひどいからETF許可しないといっています。

他にも英語圏ではテザーによる無限印刷が仮想通貨全体の上昇の原因とにらんでいる有識者も多く、個人のデータアナリスト等が協力し、テザーがどこから産み出されてどこにいくのかを追跡した素晴らしい調査もあります。

坂井先生)どのプロジェクトが将来性があるか個人でも調べることができる。自分の情報収集、信念、好みで戦えるのが暗号資産だと思う。

今アメリカで表面化しているのはその仮想通貨のプロジェクトがきちんとしたものが実は少ないということです。ステーブルコインの不穏な実情も前回記事にしたとおりです。

各プロジェクトやブロックチェーンの実態について素人の理解には限界があり実際に一線級のソフトウエアエンジニアしかわからないと思います。Web3、分散化、コミュニティとかステーキングなど流行りの言葉は追えますが本質はわかりません。せいぜいインフルエンサーのいうことをつまみ食いするくらいです。

現在世界中のインフルエンサーがこれからも上昇する、下がったら買いの人が今まで成功しているからねと煽っています。日本のインフルエンサーも影響されている方もいるでしょう。

数年前から仮想通貨投資を始めた人と今年から始めた人ではまったく状況が違いますのでインフルエンサーのポジショントークに流されませんように。

また分散化金融、スマートコントラクトについての技術的リスクも指摘されはじめています。こちら私は知識不足で今は記事にはできそうにないですが英語圏の記事を翻訳紹介する形でいつかまとめたいと思っています。

まとめますと、大学の教授が素人でも相場に勝てると思っているのはバブル崩壊のサインです。

最後までお読みいただきありがとうございました。












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