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藤井聡教授の提言 第一弾 政治家は「給料20%減」でなく、国民を救うために「財務省」と戦え!コロナ増税への布石

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2020/04/14/YouTube公開 https://youtu.be/9Heg9z57ACY 

「新」経世済民新聞 三橋貴明 公式チャンネルにて、京都大学大学院教授、藤井聡先生が「政治家は「給料20%減」でなく、国民を救うために「財務省」と戦うべし!」についての文字起こしです。

この「国会議員の給料2割削減」は本末転倒だ、と藤井聡先生は解説します。

・「議員の給料2割削減」はコロナ増税の布石?
・「議員の給料2割削減」が国民の所得を減らすカラクリ...
・国会議員たちがいちばん恐れる黒幕の正体...

なぜ議員歳費の削減によって、国民は苦しめられることになるのでしょうか...?

※聞き間違いや、文章の構成などで不甲斐ない所もありますが、ご了承ください。
なお、動画内には無い、文字起こし人が調べて添付しているニュースなどもあります。米印には用語の意味を書いております。

1.藤井聡先生のTwitterアカウント


藤井先生「今、世の中の歪んだ色んな情報が公然の様に流れてしまっていて、これは、きっちりとした情報を流さないといけないなと思いまして、迅速に情報を配信する為にTwitterを始めました」

下記のURLは藤井先生のTwitterのアカウントです。
https://twitter.com/SF_SatoshiFujii?s=20


2.国会議員給与下げはコロナ増税への地ならしだ!


藤井先生「今日私がおかしいなと思ったニュースはこちらです。
国会議員歳費(※)二割削減へ5月から一年間、範を示すというニュースがありました」

※議員歳費とは国会議員の給与の事。
国会議員歳費、2割削減へ 5月から1年間「範を示す」:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASN4G3VTRN4GUTFK004.html

「これはどういうニュースかと言いますと、自民党の森山さん、立憲民主党の安住さん、両方とも国会対策委員長(※)なんですが、14日の本日の朝、議員歳費二割を一年間削減する事で同意した。

※国会対策委員長は、日本で国会の運営や議事の進行を司る政党の機関の一般的な名前。

と、いう話ですが、これはどういう事かと言うと、議員歳費とは国会議員の給与の事です。

給与、二割を一年間削減しますよ。とした様なのですが、この事について森山さんはこう説明してます。

「国会も国民の皆さんと気持ちを一緒にするのが、非常に大事だ」

今、コロナ感染症の問題で自粛要請が出ていて、で、皆さん中々外出も出来ないし、色々なお店が潰れたりして、もうほんと給料がすごく滞ってますよね。

国民が非常に苦しんでいる。

国会議員そういう気持ちと寄り添うのが必要なんだ。

だから、2割の給料をカットして、財務省が持っている財布に戻すんだ。

いわば、財務省が持ってる財布に戻すと、それが、また国民にも回ってくるんじゃないかと。

いわば、2割削減とは寄付のような格好になるんですよね。

立憲民主党の安住さんは「企業も経営難に陥る事は明らか。我々自身が範を示すんだ」という事をおっしゃっている。

ここで、範を示すとはどういう事かと言いますと。

我々自身の振る舞いで国民全体がやらなければならない、モデルになると言いますか。

日本国民がやらなければならない手本を示すんだという事ですよね。

これは一見、国会議員の皆さんが身を切る改革と言うような、恰好で言われまして、国民が苦しんでいるんだから、国会議員も苦しむんだという事になり、立派な事に見えますが、これはおかしい事です!

これは国会議員の仕事ではない!

国会議員は寄付するとかじゃなくて、まず第一に国民が困ってるんだから、国会議員がどれぐらいお金を貰っているかは、知りませんが、とにかく今は、国民がしんどくなっているのを防ぐ様に、お金を100兆円刷って、国民全員に配る。

その為の努力を一意専心、必死でやってくれる事が大事であって、これはちょっと。

まあ、100兆円しっかりと配ってくれたうえで寄付して貰えるなら、有難いんですけど、しっかりと配る前に寄付だけして良い恰好してるみたいな。

何だか、国民に対して人気取りしたいだけじゃないの?

という様な気持ちが凄くしたんですね。

これは、凄く穿った見方かもしれないですけど、僕の様に感じた国民も決して少なくはないんじゃないか。

3.「あなたの為よ、あなたの為よ」と言いながら、実は詐欺師が儲けようとしている

もう少し丁寧な別の日本語で言うと、これをおためごかしだなと思いました。

おためごかしとは、これは日本語の非常に古い言葉なんですけど、若い方はあまり、使わないかもしれないですけど。

「何かの為だよ」とニコニコと優しくして言ってきてくれているが、実はそれが嘘で、本当は後でこかされてしまう。

これ、詐欺師なんてね、典型的なおためごかしって言ってね。

「あなたの為よ、あなたの為よ」と言いながら、実は詐欺師が儲けようとしている。

奪ってやろう、としている。という事ですかね。
言えば、偽善ですよね。

日本人はこういう、偽善的な者に対して非常に深い憤りを感じる伝統があってですね。

おためごかしとは一番おぞましい振る舞いだと言われるんです。

僕はこの、国会議員さん達の振る舞いはおためごかしの様に感じてしまったなと。

今、国会議員さん達がするのは寄付ではないと。

今日はそのお話をしたいです。

4.議員の皆さん2割給料をカットするというのは、国民を救わないぞという決意表明

まず、2割なんですけど、給料半分になってる人や、8割減った方、あるいは失業された方、失業はされてなくても、お店を経営している方は所得が0になってしまっている訳ですよ。

苦しみを分かち合う為に国会議員の給料2割削減ってなんだか。。という話があるんですけど、実は、一番のポイントはそこじゃなくて、議員の皆さん2割給料をカットするというのは、国民を救わないぞという決意表明の様な意味を持ってると、僕は直観したんですね。

国民をもっと虐めてやるぞと国会議員が決意したという風に僕は感じます。

5.その2割削減の話、国民が今から苦しむが前提になってませんか?


なぜかと言うと、国民が今から苦しむが前提になってませんか?
おかしくないですか?

だってね、アメリカやヨーロッパとかの国々というのは、所得がガーンと減ってしまったけど、国が一生懸命国債を刷って(※)自分のドルやポンドを国民に配るぞと。

※国債発行=貨幣発行の事です

アメリカやヨーロッパは、そうやって国民が苦しまないように配るぞと。という事を国会議員や政治家の皆さんがやってくださってるわけじゃないですか。

でも日本の国会議員の皆さんは国民が苦しんでいるから、僕たちも苦しむって、苦しむ事が前提じゃないですか?

2割カットって。

国会議員の皆さんが頑張ってくれたら、国民は苦しまなくて済むんだけど!!!

という話を忘れてないか?
これが第一点目ですよね。

実際アメリカやイギリスが国民にお金を沢山配るぞと言っている。

なぜ、それが出来るのか?と言えば、お金を刷れるからなんです。
国というのは。

なんだか、安住さんや森山さんは財務省(主に国のお金を扱っている所)が持ってるお金は有限で、税金が財布みたいなもので、そこからしかお金が出せないから、だから、自分らの給料を2割ここに足して、国民を助けてあげようという話かもしれませんが。

え!?国会議員はちゃんと勉強しなさいよ。

6.貨幣(お金)というものは国家が供給しているもの、国債(貨幣)を刷ったら実はいつでも調達出来る。

 

貨幣というものは国家が供給しているものなんだから、国債を刷ったらいつでも調達出来るじゃない。

しかもね、それをやったら、将来、破綻するリスクがあるかもって、ちょっと待ってください。

それは、将来の話ですよね。
破綻しないかもしれないですよね。というか僕はそう思いますね。

断定しても良いですよ。仮にあったとしても、破綻なんか、殆どリスクがないくらいですよ。

それも、すごく先だし。というか、そんなリスクよりも、今、国民は困っているんだ。死にそうなんだ!

血を流して倒れてるというくらいの状況で、将来破綻するかもしれないから、お金調達しませんって、僕らの事見捨てる気満々なんですか!

7.コロナウイルス関連による倒産のグラフ


※実際に今、こういう下記の様な事が起こって来ています。

2020/4/27 女性刺傷事件 逮捕の男「コロナ影響で働けず金なかった」 横浜 | NHKニュース https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200427/k10012407061000.html


 2020/4/27 新型コロナウイルスの感染拡大で企業倒産が増えている。東京商工リサーチによると、コロナ関連の倒産は27日に累計100件となった。 

「コロナ倒産」100件 宿泊や飲食が4割、需要急減打撃:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58541020X20C20A4MM8000/


【調査】新型コロナウイルスによるホテル・旅館の倒産まとめ 全国で21社が倒産し負債総額292億円 https://airstair.jp/hotel-bankruptcies/


下記は2020/4/27、新型コロナウイルス関連倒産のグラフです。
株式会社 帝国データバンクさんから。
[TDB] | TEIKOKU DATABANK, LTD. https://www.tdb.co.jp/index.html

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8.日本のタブーに触れたTBSテレビの新情報7days ニュースキャスタでの一幕

※下記のURLは4/11のTBSテレビの新情報7days ニュースキャスターでの一幕の動画です。

たけし 「日銀がお金刷るだけだろ」  安住アナ 「日本は自分の通貨自分の国で刷ってますから」 https://youtu.be/tINZamyzrEo @YouTubeさんから

お金を調達したら良いという事、これ、国会議員の皆さん、たけしさんより、ちゃんと勉強してないんじゃないかと思うんです。

ビートたけしさんがね、4/11のTBSテレビの新情報7days ニュースキャスターで「給付金を配ればいい」と。僕、今申し上げたように、アメリカとかヨーロッパのように、国民の皆さん困ってるので給付金を配って、お金持ちの人が貰いすぎだったら、後で青色申告(※)の時に後で返して貰ったら良い。

※青色申告とは簡単に云えば不動産所得、事業所得、山林所得のある人の確定申告の事

とりあえず、困ってるんだから可及的速やかにお金を国民に配るべきだという事をたけしさんがおっしゃって、次にこう言ったんです。

たけしさん「日銀はお金を刷るだけだろこれ。銀行に国債(貨幣)を発行するだけじゃない 」

まさにその通りですよね。

現代の貨幣というものは、金本位制だったら金の量に貨幣の量は規定されますけど、金本位制じゃなくなってるので 、国家が国家の意思で必要な分だけお金を刷ることができるし 、擦り過ぎだと思ったら削る事だってできるわけですよ。

※金本位制とは、金(gold)を通貨価値の基準とし、自国の通貨と金を一定比率で交換することを国が保証するという制度です。
国はいつでも金との交換に応じられるように、発行した通貨と同額の金を中央銀行(日本では日銀の事。お金を発行してる所)に保管しておく必要があります。 

日本では金本位制は第1次世界大戦後に無くなりました。金本位制というのは、たとえ景気が悪くなったとしても、そこの中央銀行が持っている金の量の分しかお金を発行できないのです。 
金本位制とは?:第一商品
https://twitter.com/share


今明らかに国民にお金がないんだから、今こそ国家が貨幣を供給すべきタイミングなわけですよ!

それをたけしさんは、おっしゃってるわけですよ

そのお話を聞いていた、安住アナウンサーが、次に、こう言ったんですよ。

「そうですよね。確かに日本はね、自分の通貨を自分の国で刷ってますから
なんのことはないですけど 」

とおっしゃってるわけですよ 。

これすごくないですか。
これははっきり言ってタブーなんです。 
民放のテレビでこれを、言ったらだめだって言う様な発言なんです。

僕は色んな所で言ってますし、講演会でも言ってますが、けど僕がこういうことを言っても、まずニュースとかで取り上げられないですよね。

で、何故かというと、こういうことをあまり、言ったら財務省とか、緊縮財政(※)をやりたい人たちが、テレビ局に怒って来るんですよ。

※緊縮財政とは歳出を厳しく抑制する財政のこと。

僕そういう研究してるんですけど、新聞とかでもこういう事を書いたら、財務相(※)とかがワーっとご説明に来たりとかね 。

※財務省とは主に国のお金を扱っている所

査察が入ったりと色々と虐められるのでテレビ局とがメディアは、こういう真実を言うことにためらいがあるんですよ。

でもね、今はもう世の中、大変じゃないですか 。

だからね、もうそんなこと言ってられないんです。

しかも緊急事態なんですから 。

国民が死ぬかもしれない、テレビ局だって潰れるかもしれません。

スポンサーはお金なくなってるんですから。テレビ局は何も出来なくなりますよ。

背に腹は代えられませんよ!

しかも、非常に大物であられるビートたけしさんだから、これを言えたんだと思いますよね。

そういう非常事態とビートたけしさんに乗っかる格好で、安住アナウンサーんも「そうですよね、当たり前ですよね。もう国家がお金刷ったら、何も問題ないですよね」ってことをおっしゃった 。

9.一般のメディアでは隠蔽されてますけど、現代の国家においては貨幣は国家が必要な分だけ供給できるんですよ 。

まあ、供給しすぎたら、インフレ(※)になってしまうから、気をつけないとダメですけど。

※インフレとはモノの値段が全体的に上がり、お金の価値が下がる事。

インフレの心配するような状況じゃないじゃですか。もう。
デフレ(※)で心配なんだから、今こそを貨幣を供給しないとだめ。

※デフレとはモノの値段が全体的に下がり、お金の価値が上がる事。

こういう事実を、全部無視してね 。

国会議員たちは、「いや、お金は限られてるから、お金が足らなくなっているから、そこ、僕たちが寄付するんだよ」ということをやってるわけです。

そんな、金額よりも、しっかりと国会議員の皆さんが、すごい頑張ったら 、たけしさんの言う様に、日銀がお金を刷って、しっかりと、国民全体に供給できるようになるわけですよね。

その仕事をやって貰いたい。

10.まさに国会議員の範としてやるべきことは、寄付することなんかじゃなくて 、お金を調達して、国民に配る事だと僕は思います。


これはね、やっぱりおためごかしじゃないかなと。

国民の為と言いながら、結局、国民を苦しめる事を前提にしてるじゃないかと。

さらに、怖いなと思ったのが、よく、考えてください。

2割減と聞いた時に東日本大地震の時の復興増税を思い出しました。

結局、国会議員は財務省として、これからね、コロナ増税やろうと思っているということの布石ですよ。と僕は思ったんです。

これは是非、国民の皆さんにお話しをしないといけないと思いました。

どうしてか、よく考えてくださいよ。

国会議員が2割の自分の給料をカットして、国庫(国の金庫)に戻す、財務省に戻すという事は、国会議員だけを狙った所得20%所得増税じゃないですか 。
 
この動きはね。これ範を示すってね、必ず公務員に及びますよ。

国家公務員に及んで、国家公務に及んだら、地方公務員にも及びますよね

そうしたら、2割もうちょっとカットして寄付する。

だから公務員対象の国家議員&公務員対象の、2割所得税増税です。

そこでこの話は終わると思いますか? 

絶対終わらない!

東日本大震災の時だって公務員の給料をカットすると同時にですね、復興増税の話なんかをしたわけですから 。

結局、これはコロナ増税をやる気満々なわけですよ。

11.東日本大震災復興増税で見られる国家のロジック~復興増税は当事者に届かない~


復興予算のうち、唯一個人に出るものとして家を建てるために被災者への住宅再建支援という制度があるが、最大でも300万円(全壊)しかない。これは復興予算19兆円で計算しても全体の2%に満たない。 

対象となるのは全壊と半壊だけで「一部損壊」は対象にすらなっていない。それでも、300万円でももらえるのはまだマシだ。 

一度でも過去に税金の滞納があれば、被災者であったとしても、そもそもあらゆる助成の対象外なのだという。 

経営に苦しんだことが一度でもある人はそもそも救済の対象とならないということだ。 

「復興予算はあくまで国のカネ」であるということ。 

国は「身内」であり、個人は「他人」なのである。 

他人が自分の財布を使うのはひどく厳しい条件をつけるが、自分の身内なら、海外のイベントに使っても宇宙事業に使っても差し支えないということのようだ。 

税金は困っている人に届くのではなく、受給テクニックに手慣れている人たちに貪り取られている。残念ながら、これがこの国におけるあなたの税金の使われ方の現実なのだ。 

税金が驚くほどムダに…大震災から9年、「復興予算流用問題」を問う @gendai_biz https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71024 #現代ビジネス


12.東日本大震災での国会議員の給与削減から復興増税までの流れ

2011年、東日本大震災後には、復興財源確保のため国会議員の給与を減給

2012年、公務員の給料を減給

2013年から2037年までの25年間、国民に復興増税を課す!
東京新聞:<新型コロナ>国会議員の歳費2割削減 活動費は手付かず Q&A:政治(TOKYO Web) 
https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202004/CK2020042402000153.html 

公務員給与の削減終了 わずか2年、「身を切る姿勢」はどこにいった https://www.j-cast.com/2013/11/30190381.html @jcast_newsさんから 

復興特別税とは?いくら?税率・計算・実施期間はいつまで https://allabout.co.jp/gm/gc/396644/


テレビではコロナ収束後に向けて、既に増税、緊縮のニュースが報道されているようです。Twitterより https://twitter.com/zxarockmania/status/1254264786226839552?s=20


13.何故、そんな増税がしたいかって ?~お金を刷ったら良いという話はタブー!税金で全部やらないといけない~


国債を刷ったら、ヤバいんだ。という話にしとかないといけないから、こういう事を言ってる訳です。

増税をしないといけない思ってるんですね。

これはね言語道断です!

財政規律というのは税収の範囲でやらないといけないという話ですけど

この話で一番きついのはEUなんですが、EU(ヨーロッパを中心に27カ国が加盟する政治経済同盟)が3月の下旬くらいに、確か3月だったと思いますけが、もう財政規律は今回は気にしませんと。 

どうしてかと言えばコロナは、これはもう戦争だから、戦争の時に財政規律を気にして守っていたら国が守れなくなるという判断をして、EU はもう財政規律を撤廃したんですよ。 

だから、日本も今は非常事態なんだから、財政規律は撤廃して国民を国家を守ることをやらないといけないわけですよ。

財政規律を守ってる場合じゃなくて、国民と国家を守るべき時なんですよ!

にもかかわらず、松原仁さんという国会議員の先生がですね、財務大臣の麻生太郎大臣に「あの、今はもう、非常事態なんだから※プライマリーバランス規律、要するに、税収の範囲でやらないといけないというのは、これはもう停止しないといけない」という事を松原議員は言ったわけです。

※プライマリーバランス(基礎的財政収支)(PB)とは、国家財政の様子を示す用語で、税収などと政府の政策実行に関わる経費を比べたもの。
税金による収入バランス事。家計で言えば、給料と生活費支出とのバランスです。

そしたら、麻生さんは「いや俺はそういうのを撤廃する気はないよ」 

という様な事を言ったんですね。

それを、昨日新聞で見たときね 。

今朝のこの新聞見た時と同じくらいにふざけるな!!と 。

今、非常事態だろうと。

今守るべきは財政規律ではなくて国民の生命と財産じゃないか!

国家じゃないか!と思ったわけです。

麻生さんのこの発言は要するに、今は国家が、たけしさんの言うようにお金を刷らないといけない時だけど、それはちょっと言わないで、税収の範囲で何とかやりましょうという考え方が国会議員全体を占めてるわけです。

だから増税をしないとだめだと。

増税しないといけないから、その最初の皮切りに国会議員が所得税増税をやろう。
国会議員がやったら国民もついて来るだろう。

何故かと言うと、国会議員がよく言うのが「国民を甘やかしたらダメだから」これ、ほんとによく言ってますからね 。

という意味で、これ本当に典型的な、おためごかしなわけなのですよ。

2割が少ないという話はありますけど、それはそこが本質じゃなくて、一番の問題はお金を刷らないといけないのに「刷りません」と言ってる事、国民を助けないといけないのに、助けないと言ってる所。

しかも、助けない所か「増税してやるぞ!」と!

これは布石になっている! 

これは、ほんと、とんでもない事だと思うんですよ。


14.今後、一年日本の儲けが25%減。年収、300万円だと75万円。月当たりだと、62500円収入が減ります。 


今政府がやるべきことは100兆円程度。。

 これはねあのゴールドマンサックス(※)が、だいたい25%ぐらいに、経済がもうめちゃくちゃなると言ってるんです。

ということはあの108兆円(※)の安倍さんが言ったものをやっても、焼石に水、焼石にスポイドくらいのものですから、これはもう全然足らないから、安倍さんが言ったものをやったとしても、これもう25% GDPがなくなる。

※ゴールドマンサックスとは投資銀行業務を中心とする世界有数の国際金融グループ。世界金融市場に絶大な影響力を持つ。
※安倍さんは108兆円の経済対策をまとめましたが・・・国民に配る、その正味の中身は、たった「16.8兆円」。 

残りの90兆円超の金額は単なる「融資」であったり、既に支出が決まっていた項目にただ単に「経済対策」というラベルを貼ったりしているに過ぎません。 

つまり108兆円という数字は、単なる見かけ倒しの張りぼて、あるいは、おぞましき粉飾決済の類いなのです。 

【藤井聡】政府は100兆円の「新規国債」を発行し、国民の「所得・雇用・生命」を守れ! https://38news.jp/economy/15636 @mitsuhashipressさんから

25%っていうのを、お金で言うと、100何十兆ですよ。

これは一年間かけて25%が無くなって行きます。

だからこれは、国家全体で言うと最低でも100兆円ぐらい、お金がなくなっていくわけです。

簡単に言うと、400万稼いでいる方は、これから平均的に給料が300万になるという事です。

400万の方が300万になるということは、これは400万稼いでいる方は毎年、100万円入りの財布をポトンと落としてしまうという事です。

800万円、稼いでる方は200万円入りの財布をポトンと落としてしまうという事です。 

それぐらい、大変な事がこれから起こるわけですから、それを前提に考えるんじゃなくて、そうならないように100兆円をしっかり国債(貨幣)を発行して政府は、それをたけしさんがおっしゃる様に、日銀にしっかりお金を刷って貰って、これ実際その、キーストロークでポーンとやったらすぐ出来るんですけど、お金っていうのは銀行口座、ポーンと100兆円で書いて送ったら終わりなんですけど。

そういうことをしっかりと国民のためにやっていけば、国会議員の皆さんが心配してくださる様な、そんなしんどい事にはならない訳です。

だから今、国会議員は、そういうような政治的な状況を作るべきなんです。


15.国会議員は2割、自分の給料を返すが、100兆円出せと、政治活動をしないか?~政治家は国民を救うために「財務省」と戦うべし! ~


怖いんですよ。

何故かというと、これをやろうとしたら、財務省という政府の中でものすごい権力を持った人たちがものすごい怒るんですよ。 

で、財務省を怒らせたら政治家1人なんて、潰されてしまうんじゃないかと思ってしまってるんですよ。

しかも、それぞれの主要な党の中心には、この財務省ときっちりと手を握りあって、話し合ってもう意識に気持ちを共有された偉い方や幹部がいっぱいいるんですよ。

だから彼らがいるから今、消費増税もされたわけだだし、消費減税しろと言う声が殆ど届かないじゃないですか 。

だから、今、多くの国会議員は、国民の方を見ているというよりも財務省に脅されて潰されたら嫌だという様な思いでやってる人もいる。

その財務省側についている緊縮派の人たちが幹部やからその人から怒られたらどうしようと思ってる国会議員たちが、いっぱいいるんです。

そうやって永田町と霞が関の間には緊縮全体主義の様な恐怖政治が引かれていて、 国民よりも財政規律を守るって言う恐ろしい状況があるんです。

それで、そこに歯向かうというのは国会議員としてものすごいリスクがあるんです。

怖いんです。

だからそんな怖い、ヤバイ事をするぐらいだったら、ちょっと給料2割払っておいた方がマシだなと、と思っている人が多いという事なんです。

したがって、国会議員の皆さん、今はね自分の立場とか、立ち位置とかそんなものは全部忘れてください。

今、国が潰れそうで、国民が死にそうなんだから、 しっかりと国民を守るために戦わなければならない戦いをして頂いて、財務省と戦わないといけないなら財務省と闘って頂いて、党の幹部の戦わないといけないなら、党の幹部としっかり戦って頂いて、国民を守る為の仕事をしっかりして頂きたい。 
 
その仕事をしっかり全部やった上で、尚且つ、まだ2割を寄付したいということであれば、心から感謝申し上げて頂戴致したいと思います。 
 
まず国会議員としてやらなければならない仕事をしっかりやって頂きたいと思います。 

私は学者としてやらなければならないことをしっかりやらせて頂きますし、

国民の皆さんも国民として出来ることを全力でやって行きましょう。 

ほんま潰れそうですぜひ宜しくお願い致します 。

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