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ウガンダで月1万円生活~できるかな?

皆さん、こんにちは!

ウガンダ在住のamiです。

以前、日本から働きに来た20代の男性に、

「ウガンダなら月に1万円もあれば、余裕で生活できると思ってました。」

と、言われたことがあります。

彼のウガンダでの1ヶ月のお給料は約10万円。

確かにウガンダで貰えるお給料としては高額です。

その為、ウガンダで沢山お金を貯めて日本に帰ることを想像しながらウガンダに働きに来たそうです。

じゃぁ、ウガンダで月に1万円で本当に生活できるのか?

結論から先に言うと、

「できます( ๑•̀ω•́๑)」


ウガンダでのお給料は、月に5,000円から1万円程度の方が非常に多いので、実際には1万円以下の金額で生活しているウガンダ人達が数多くいます。

では、ウガンダでの月1万円生活がどんなものなのか見てみると、

住まい

ウガンダには低所得者でも借りる事が可能であろう月約1,500円程度の家賃の物件があります。
ただし、電気や水道はありません。
ウガンダでは、何軒かが連なっている平屋の長屋形式の家があちこちにあります。
2階以上の建物を建てる場合、平屋を建てるより基礎や柱をその分頑丈なものにしないといけないため、多額の資金が必要となるので、低所得者向けの物件ではレンガを積み上げただけの平屋が一般的です。

家の中には水道が無いため、トイレ、シャワーは、そこに住む住人達が共同で使える小屋のような建物があり、そこを使用します。

トイレは穴が空いているだけです。
このトイレを使用すると、尿路感染症になる危険性が非常に高まります😥
また、夜中にトイレに行きたいと思った場合、家の外に出ると泥棒に遭遇するなど大変危険なため、寝る時にはオシッコをする為のタライの用意をして、そこで用を済ませ、朝になってからその始末をするようにします。

シャワーを浴びる場所も囲いがあるだけで、水はありません。
水は自分でポリタンクに水を用意して、それを持ち込み、タライに水をためて身体を洗います。
ちなみに18リットルのポリタンクをいっぱいにするのに、地域によっても値段が変わりますが、15円から30円ほどが必要です。

この物件には当然セキュリティという概念は存在しません。
泥棒には好物件ですが、泥棒もそんな家にお金が沢山あるとも思わないでしょう。
(ただし、外国人が住んでいるとわかれば、狙われる可能性は非常に高まります😱)

万が一、泥棒を回避できたとしても、ゴキブリやネズミの来客はひっきりなしにやってきます。

ネズミと友達になりたい方には、オススメの物件かもしれません🤔

電気もないので、ロウソクを使用するか、ソーラー式のライトを準備する事で灯りが確保できます。携帯電話の充電は、ソーラー式ライトに充電口があれば、そこで充電できます。
もし、携帯電話を充電する手段が確保できなければ、近くのキヨスクなどで35円ほど支払えば充電をしてくれます。

この物件にはキッチンも存在しません。
一般的に、ウガンダで料理をする場合、多くの家庭では炭を使用しています。
ウガンダの主食の1つに、マトケと呼ばれる調理用バナナがありますが、これを蒸すのに柔らかくなるまで数時間火にかける必要があるため、炭がとても効率よく仕事をしてくれます。その為、家にガスがある家庭でも、炭で調理をする光景は珍しくありません。
調理に炭を使用するため、どこの家庭でも家の外が台所に変身します。

住まいについてはこんな感じで、日本で納屋で寝起きをする事を想像すると、イメージが近いかもしれません。

食事

月に1万円で生活をするなら、食費はかなり切り詰めることになるでしょう。
実際、月に約1,500円の物件に住んでるウガンダ人達には、一日に1回、昼食、あるいは夕食しか食べないという人も多くいます。

先程紹介したマトケは、ウガンダの主食の中では少し高額な部類です。
食費を抑えたいウガンダ人達の主食はポショと呼ばれるトウモロコシの粉を練ったものに、豆やキャベツを煮込んだスープを掛けて食べます。
ローカルなウガンダ料理屋さんに行くと、100円から150円程度支払うと、普通の日本人では食べきれない程の主食(マトケ、ポショ、ライス、さつまいもなどなど)を山盛りに盛り付けてくれ、そこに豆スープを掛けて提供してくれます。

更に食費を抑えたい場合、道路沿いで、チコマンドと呼ばれる、チャパティ(小麦粉、塩、水を練って焼いたもの)を細かく包丁で切った後、豆スープを掛けたものを注文して食べる事も可能です。
これはどこの店でもチャパティを単体で購入した場合と同額の値段で提供してくれる為、食費を抑えたいウガンダ人には大人気です😋
つまり、チコマンドの豆スープは、チャパティを購入してくれた方への無料サービスとして提供されます。
チャパティ1枚が約20円なので、
「チコマンドをチャパティ〇枚で!」
などと注文すればオッケー。
男性でもチャパティ2〜3枚あればお腹いっぱいになるでしょう。

このような食生活が続く日々が苦にならない方なら、ウガンダでの食事も十分楽しめるかもしれません😣

日用品の購入

ウガンダでは国内で工場生産されるものが少ないため、日用品などの多くが中国やその他諸外国からの輸入品で賄われています。
しかし、値段は日本の100円ショップより品質が悪くて高額な物が多い感じです。

石鹸やプラスチック製品などは、ウガンダで生産されているものも多くあり、低所得者層には嬉しい価格で購入が可能です。
通称、バー石鹸と呼ばれる長さ50センチほどのウガンダ製石鹸がスーパーマーケットなどで250円程で購入可能ですが、キヨスクではそれを切り売りしてくれます。
ウガンダ人達は、この石鹸1個で、身体、食器、洋服、何でも同じ石鹸で洗います。

ウガンダでは、薬は処方箋なしでどんな薬でも購入可能です。お金がなくて病院に行けなくても、とりあえず薬は手に入ります。
そして、薬は1錠から購入可能です。

バー石鹸の切り売りも、薬の1錠単位の購入も、一度に沢山のお金を払うことができない低所得者層の方々には嬉しいサービスです❤

このような生活が楽しめるなら、ウガンダで月1万円生活は可能と言えるかもしれません😂

この生活は絶対無理〜と言う方は、それでも最低1ヶ月7~8万円ほどあれば、なんとか皆さんが思い浮かぶような、健康で文化的な最低限度の生活は送れるかと思います。

ウガンダでの月1万円生活、やってみます?

ちなみに最初に登場した彼は、月10万円のお給料でも生活費が足りないとボヤいてました😂(笑)

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