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2015年2月の記事一覧

生と死

死を抱え込まない生に、どんな真剣さがあるだろう。明日死ぬとしたら、今日何をするか?
その問いかけから出発しない限り、いかなる世界状態も生成されない。

-寺山修二 さかさま世界史より-

私たちは何のために生まれてきたのか?ではなく、生き抜くために生まれてきたのですとある人は言った。

この世では生まれた瞬間から死へ進み、あの世ではきっと 時計の針は逆に進むのだろう。すなわち死から生へと。

生に

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ある日の会話

もう少し、人を疑う事を覚えた方がいいと友が言う。
普通、人は自分のテリトリー内に中々「他人」を入れることは少ないのだとも忠告してもらった事があった。

私は生まれおちてから今まで、何も所有しておらず、私のテリトリーがどこにあるかさえもわからない。
よくよく考えてみれば、何一つ、自分のものなぞ持っていないのだ。。。

それがあるとすれば、私にとってそれは相手と分かち合うものであり、時が与えてくれるも

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狭間から見えるもの

大好きなブロガーさんの記事でこんな言葉を見つけた。

 「内的準拠枠」

  個人は絶えず変化している経験の世界に存在し、
  その経験の世界を独自に意味付けした世界の中心に住んでいる。

今までの自分が体験してきた事や、その中で意味づけしたことが、本人の行動や思考の基になり、ものの見方になる。そして、それが自分にとっての「現実」になるということだそうだ。

同じ曲を聴いても、悲しい過去を思い出し

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信じてすすむこと

信じてすすむこと

人は、歳を取ってからも何かになれるのだろうか?
マイヤ・プリセツカヤというバレリーナが居る。

大好きなブロガーさんの記事で初めて彼女の踊る彼女の「The Dying Swan」を見た瞬間、その美しさに息を飲んだ。こちらは「ドンキ・ホーテ」。

静の中の動、躍動感の中にもピシリとした静がただずみ、鍛え上げられた身体と、高い技術が融合して、観ているものに感動を与えてくれる・・・・・
あるブロガーさん

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Books

古びた本が好きだ

最近の本は 売り上げが下がったせいか
表紙もがらりと雰囲気を変え
昔ながらの名作に売れっ子漫画家の絵がついていたりする

旅雑誌にしても
むかしは びっちり穴場すぽっとのコメントが書き連なっていたりもしたけれど
最近の雑誌は おしゃれで飽きっぽい現代人にあわせてか
写真が多く 読みやすいものが多く感じられるのは気のせいだろうか

小説の新刊は待てないけれど
やはり、本は昔の表装

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