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寿司特【コトブキツカサスペシャル】05「芸能界や映画界で生き残る方法」

 寿司特も豊津徳も週間ICUCも、未熟者の私にとってはノートを用意して聞きたいもの、できれば教科書とか読み物として欲しいものなんです。文字起こしが趣味になって本当によかったなと思います。
 私の趣味の文字起こし。月一のお楽しみの【寿司特05】です。

映画パーソナリティのコトブキツカサとバラエティプロデューサーの角田陽一郎が映画やテレビや芸能界にまつわるあんなことやこんなことをライブトークします!
第5回目のテーマは”芸能界や映画界で生き残る方法”

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寿司 いやぁ、角田さんとも、本当に今年始めてですからねぇ。

角田 一応ね、始まったみたいですよ?

寿司 始まった?!よろしくお願いします。

角田 始まったのかなぁ。始まってんだろうな、きっとな。よろしくお願いします。あ、始まってる始まってる。

寿司 よろしくお願いいたしまーす!

(寿司:いやぁ、角田さんとも、本当に今年始めてですからねぇ。)

寿司 今、さっき話したことが聞こえてきてますけど?

角田 ちょっちょっちょっと待ってください、ちょっと待ってください、ちょっと待ってくださいね、

(角田:…始まってんだろうな、きっとな。よろしくお願いします。)

角田 あー、大丈夫だ。はい。

寿司 大丈夫?

角田 違うの、今ね、プレビューするページもこのパソコンで出してたから、何十秒遅れかの配信の音声がここで聞こえて、もう意味が分かんなくなっちゃった。

寿司 なるほど。じゃあここからですね?

角田 コトブキツカサの声が遅れても聞こえるし、今の声も聞こえるし、めんどくせぇなあみたいな感じになってました。

寿司 ぃぃいや、それはそっちでやって下さいよ。ちょっとごちゃごちゃと、コンピューターを。

角田 コンピューターをね。あのいやほら今日はちょっといつもの場所じゃないのでね。

寿司 ああ、じゃあとりあえず始めましょうか?コトブキツカサスペシャル。映画パーソナリティコトブキツカサです。そして、、、

角田 あ、バラエティプロデューサー角田陽一郎と申します!

両人 よろしくお願いしまーす!

寿司 新年一発目ということで。角田さんとはまだお会いできてませんけどね。

角田 去年1回も会ってないでしょ?あ、そかそか、ラジオの最終回で会ったか。渋谷のラジオでね。

寿司 渋谷のラジオで僕会ってると思いますけどもねぇ。で、角田さんそちらは普段のお家とは違うと?

角田 これ今ね、僕、名古屋にいるんですよね。

寿司 名古屋?!なんで?

角田 名古屋。ちょっと仕事で。

寿司 なんか角田さんってさぁ、ぶっちゃけ何やってっか謎ですよね。

角田 あのー、何やってるか謎の人ってよくいるじゃないですか。

寿司 います、いますよ。

角田 どうやって食ってんのかな〜?みたいな。

寿司 いやだから、どういった収入源なのかなと思いますけど。

角田 思うじゃないですか。僕もそう思われてるんでしょうね。

寿司 いや、大きく分類したら角田さんはそのエリアですよ。

角田 うん。だってプロデューサーって言ってるけど番組作ってないですもんね。

寿司 やっぱりやってるんでしょうけど、Twitterとかも拝見してますけど、だからまあ、本を書いてるからね。15刷?!

角田 15刷!すごいでしょう!!世界史。

寿司 ちょっとびっくりしたわぁ〜。世界史の方ですね。

角田 日本史もね、増刷したから。

寿司 いやぁ、だからこれ、当ったり前のように聞こえてるかも知れませんけども、このね、YouTubeをライブもしくはアーカイブで観る方は角田さんをご存じなので見てるでしょうから、説明いらないと思うけども。とにかく角田さん今まで何冊の本出したんでしたっけ?

角田 12冊。

寿司 12冊!で、、、

角田 あ、またコトブキツカサ…………

寿司 …? 大丈夫? (手を振ってみる)見える? 角田さんの方がちょっと軽く止まってますよ? ……角田先輩?? 止まってますよ〜? ……あのー、始まる5分前は全然会話できたのに、20時超えたら急に会話できなくなってますよ? ……角田さん? これが今、僕の声がライブ配信されてるかどうかも分かってませんよ? ……名古屋の角田さん?

(画面から角田さんが消えてコトブキさん一人に)

寿司 いやいや……あ、一回切ったのかな?あの人… って言うか1回切ったのはいいけど、これがまず配信されてるのかどうか?っていうね。何にも…配信されてるのかなぁ。
 あ!これ、今僕着てますけど。AMERICAN NEW CINEMA っていうTシャツ。配信されてる前提でお話ししますけど。これがですね、年末、1月1日からですね、「ETM」という映画アパレルブランドをこじんまりね、僕作りまして。映画Tシャツ好きな方、映画アパレル好きな方、以前も多分この配信でフーディー着てたと思いますけど、これ正式にね、ちょっと売るなんて言っててね。BASEっていうね、ネットで買えるショッピングとかでね、何パターンか出してますんでね、もしよかったら。コトブキツカサのTwitter、Instagram、もしくは「ETM]で……

ETM【EXPERIENCE THE MOVIE】
Twitter   Instagram   SHOP
(画面に角田さんの枠だけ戻ってきた)

寿司 こういうのあるんですかね?たまたま?

角田 止まったまま?

寿司 あ、声が聞こえた。

角田 あ、来た!声が聞こえた!聞こえる?

寿司 今声が聞こえましたけど、画像は止まってます、あ、(画像が)来た!動いた!

角田 聞こえた?映像は?

寿司 動いた!映像が今来た。

角田 はっはっはっはっはっは!

寿司 ちょっと頼みますよぉ。

角田 やっぱり怖いねぇ!ホテル怖いね!

寿司 いやホテル怖いのは良いですけど、あの、5分前くらいに入室したじゃないですか。で、全然大丈夫だねってやって、20時に始まったら急に止まるってどういうことなんですかこれ。

角田 それ、コトブキさんの話がつまんないからとかじゃないですか?♡

寿司 ぃぃいや喋ってないでしょ内容を、まず。だから僕いま一人だったけど、それが配信されてるかどうかも謎でしたよ。

角田 配信されてたのかなぁ?されてないと思います。だって僕のところのズームが止まっちゃったってことは、コトブキさんのやつが1回zoomに来てるわけじゃないですか。だからコトブキさん全然喋ってなかったんじゃないですか。

寿司 (笑) 間を繋ぐために一生懸命この映画Tシャツの宣伝をしてたわけですよ。

角田 来てたのかなぁ。わかんないです、本当に。もし見てた方いたらちょっとそれ教えて欲しいですね。

寿司 ほんとですね。

角田 どうだったんだろう。あのでもほら、YouTubeの接続の方が切れちゃったかなーと思ったら、接続はされたままになってるから。

寿司 ああ、僕が一人で今、画面映ってたんですよ、ホストになりましたって。ただ角田さん1回抜けたんでしょ?

角田 抜けたというか抜けちゃった。電波が調子悪くなっちゃって。

寿司 大丈夫かなぁ。怖いなぁ。

角田 今、一応ね、自分のポケットWi-Fiに変えました。

寿司 ポケットWi-Fiに変えた…、どっちの方が強いんですかねぇ。

角田 だから、あの、ホテルの方が強いかなと…(画像音声停止)

寿司 今もう角田さん止まってますから。

角田 ポケットWi-Fiにしましたよ。

寿司 今も一瞬止まってましたからね、顔は。

角田 あぁ〜なるほど。あ〜はぁ〜、そんな状況ですね。やっぱり外でやるの危険ですね。

寿司 そうですね。角田さんの方は僕は普通に映ってるわけでしょ?

角田 映ってます、映ってます。ときどきでっかいメガネだから止まっちゃったりしますけどね。

寿司 関係ないでしょでかいメガネは。メガネがでかいから止まるっておかしいでしょうそれは。大木凡人さんインターネット触れないでしょ、それじゃもう。

角田 はっはっはっは!

寿司 いやいやいやいや、そんな無駄口を叩いてる場合じゃないんですよ。1時間あっという間ですからね。

角田 だから皆さん今日、観てる方いたら不快かも知れないけど。まぁいっか。これでやってみましょうね。

寿司 これだけ続けられれば良いですけど。まぁ、名古屋に仕事だと。

角田 そう、名古屋で仕事。

寿司 何やってるか全然具体的には分かってませんけど。以前、なんか角田さんからちょっと主軸でやってたネタ番組あるじゃないですか。僕がMCやらせてもらったやつ。

角田 占いTVね。

寿司 占いTV。あのとき週一でお会いしてましたから。

角田 僕途中で現場行くの面倒くさいから行かなくなったじゃないですか。

寿司 っていうところから何か不穏な空気流れて、で、1年弱で終わりましたけど。

角田 はっはっはっは!終わりましたよね、残念ながら。

寿司 あのね、大体ね、これ偉そうに言うわけじゃないけど、今日のテーマにも繋がるかも知れませんけど。あのね、レギュラー現場にね、上の人が来なくなったら怪しいんですよね(笑)

角田 あ、でもね、僕、年末年始とかは行きますよ。

寿司 あ!やばいやばい!また悪い自分が出ちゃった。2021年はね、、、

角田 市川美絵さんにコワイって言われちゃう。

寿司 (笑) 毎回市川さんの名前出してますけど、それ以外の方も聞いてますからね。

角田 市川さんね、ほら、この前、今度この日にやりますよって呟いたら、速攻で「楽しみ!」ってリツイートしてくれましたよね。

寿司 いやぁ、市川さんにお伝えする動画じゃないですからこれは。市川さんが誰か?って話をしないと。

角田 あぁ、そうそう。FM東京のね、僕がラジオやってる、コトブキさんからレギュラーを奪ったやつね。

seasoning Twitter

寿司 奪ってない。レギュラーじゃないですよ。

角田 でもね、だからあれですよ、今度スペシャルのときコトブキツカサ呼ぶかって言ってましたよ。

寿司 それは呼んでください。なんにせよ。

角田 FM東京のディレクターとプロデューサーが。

寿司 本当ですか?!まず呼んでもらわないとね。

角田 だから僕ね、人気ないからやめた方がいいですよって言っときました♡

寿司 人気はないけど!そこ否定できないけども。いや、角田さんその話になったらね、また次回、ホントね、宿題になっちゃいますけども、僕の持論。何個かありますけど、人気と認知って話しさせて頂きたいよ。

角田 (笑) 落語家みたいですね。

寿司 でも人気者と認知者ってのは大きく違うよって話。

角田 じゃあコトブキさんは人気者ではないけど認知者だってこと?

寿司 いやいや、人気者でもなければ認知者でもないですよ、僕は。

角田 (笑) じゃなんなの!

寿司 だけど、いやこれやっぱ今日のテーマ話した方がいいけど。ちょっとだけね、さわりだけ。

角田 じゃあ今日のテーマから話しましょうか?

寿司 1個だけ、1個だけ。たぶん、これ、いきなり乗っけから言うのなんだけども。これね、近いうちやりましょうよ。このテーマ。

角田 あ!ちょっと待ってください!あのね、コトブキさんね、今ね、チャットで返ってきたんだけど、コトブキさんの一人喋り、見えてたみたいですよ。

寿司 ああー!見えてた!あのー、一人で喋ってるのなんだから、この映画Tシャツをね、1月1日から作りましたよと。で、販売始めたんですよ、こじんまり。

角田 はい。売れてるんですか?

寿司 1個も売れてないです!…分かんない。

角田 (笑) それ、3枚売れたとかそういう面白いパターンじゃないの?1枚も売れてないの?

寿司 いやいやごめんなさい、僕が携わってますけど、僕が運営はしてないんで。放送作家さんと二人で始めたんで。

角田 で、一枚も売れてないの?

寿司 いやぁ、なんか分かんない。来てるのかも知れないけど、僕の方には入ってきてないです。だから色々出していこうみたいな。

角田 (笑) ホント人気も認知もないねぇ!

寿司 人気も、いや(笑) だから、あなたが言う…、あなたは、角田さんはっきり言っときますけども、あなたはもうそういういじりが出来ない立場になってますからね。

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角田 なんで〜!(笑)

寿司 なぜならばあなたはもう芸能人だから!

角田 まぁねぇ、本が15刷行ったからね♪

寿司 15…ぅるせえな。なんかちょっと、うるせえな今の。鼻につく言い方したな今。1冊も、あの、電子書籍1冊しか出したことないわ、こっち。

角田 コトブキツカサさんとかは、ほら、文章面白いんだから、本書いた方がいいですよ。

寿司 文章面白い…(笑) いやだからコレを、、、

角田 読んだことないんですけどね♡

寿司 メルマ旬報まず読め!

メルマ旬報
コトブキツカサ「マン・オブ・ザ・ムーン」
角田陽一郎「テレビの果てはこの目の前に」

角田 うんっっ(笑)

寿司 一緒に水道橋博士のやつやらせてもらってるんだから。今年すげぇ積極的にメルマ旬報盛り上げましょうってやってますよ今。

角田 ね、博士復活しましたね。良かった良かった。

寿司 だから僕もツイートも含めてちょっとできる限り。僕は連載してますから、メルマ旬報で。させてもらってるから。

角田 僕、だから博士は恩人ですからね。

寿司 だからね、これ面白いなと思うのはね、角田さんね僕Twitterもキャッチしましたけども、書く、執筆するって始めたのが水道橋博士がきっかだって話あったじゃないですか。でも、角田さんと再開できたのも水道橋博士がきっかけですからね。

角田 そうだよ?!博士のおかげですよ!

寿司 だし、僕がメルマ旬報、もしかすると2月くらいに本が出るかも知れないんですよ。

角田 え?コトブキツカサの?

寿司 メルマで連載してたやつが。

角田 2月に出ないでしょ?

寿司 2月か分かんないけど、2月予定って。去年の段階では。よく分かんない、なんだようるせえなぁ♡

角田 (笑)

寿司 あ、やばい!また悪い僕、怒られる!

角田 また市川さんに言われるよ。

寿司 あの、あのー、僕直接の連絡先知らないんでこのYouTube通して市川さんに言いますけれども、ツッコミですからね!角田さんがちょっとボケるから、ちょっと強めにツッコんでるだけで、それがコワイ…まぁ、コワイ…、優しく、今年行きますんでね。何で僕YouTube通してそれをピンポイントに市川さんに!!一回しかお会いしたことないのに!

角田 市川さん、ほら、この番組のファンだからね。すげぇ見てくれてる。いつもこれを配信したら木曜日か金曜日じゃないですか。配信した最初の月曜日とかって、もう15分くらい感想言ってくれますよ。

寿司 えぇぇー!

角田 あの話は面白かった、この話は面白かった、コトブキさんは今日もコワイとか。

寿司 いやいや、それの結びやめてくださいよ。お願いしますよ。いや、だからそれもきっかけだし、僕が書く仕事で連載、マン・オン・ザ・ムーンっていう僕が連載してたやつが一応今年本になるって予定なんですよ、まだ分かんないですけど。それとかもきっかけですからね。だから何が言いたいかって言うと、角田さんはコトブキツカサ人気者じゃねぇな、YouTubeの再生数行かないななんていういじりは、もう去年に置いてきてください。だってそれは角田さんの認知にも関わってきますからね。

角田 でもこの番組「コトブキツカサスペシャル」って名前じゃん。

寿司 それもあなたの責任回避な感じなんすよ。

角田 よく分かってるよね♪

寿司 分かってますよ、それは。

角田 そうそう、だから僕ね、今日も話してたんですけど、僕、書店とかでよく本が出たときトークイベントやるじゃないですか。サイン会とか。いつも満員なんですよ。

寿司 すごいですよね。

角田 すごいでしょ。なんで満員なのかっていうのは、単純にいうと僕だからワンショットでやらないですからね。いつもツーショットだから。

寿司 誰かとやるってことね。

角田 田中泰延さんとやるとか、ショールームの前田さんとやるとか。

寿司 だからこれちょっと前に呟いたんですけど、渋谷でね、たぶんね、たぶん田中泰延さん、僕の目の前通ったんですよ。

角田 はいはい。大きいですからね。

寿司 大きくて、でもマスクしてたから。今このマスクって良くも悪くもで。

角田 分かんないですよね。

寿司 そう、だからこの人知り合いだったかな?って思ってもこうなる(すれ違う)じゃないですか。分かったら「おぉ!!」ってなるけれども、中途半端に渋谷なんて声かけられないじゃないですか。たぶん田中泰延さん。それこそ占いTVのとき、僕ね、1回ご挨拶させてもらって。

角田 あぁ!そうだ!ご挨拶してましたもんね。

寿司 はい。させてもらって。僕本も買ってますから。田中さんの。まあそれはいいんですけれど。

角田 で、だから話を戻しましょう。ということで僕はいつもツーショットでやってるのは、だから結果的にトークイベントいつも満員だって伝説が続くんですよね。なおかつそれ良い点が1点じゃないですか。2つ目はということで田中泰延さんとトークイベントやれば、僕のこと知らない田中泰延さんファンが僕のこと認知してくれるじゃないですか。

寿司 ああー!相乗効果なんですね。

角田 相乗効果。ということを考えてこの番組はコトブキツカサスペシャルなんですよ。

寿司 っ、で、客持ってない、と(笑)

角田 そう(笑) だからどういうことやねん!という。

寿司 それは良くないよ?例えばね、ラジオの話でいうならば、メインパーソナリティの方がね、それほど認知者じゃなかったとするじゃないですか。でも毎週誰かゲストを呼んでその人のファンの方々とかも聞いてもらう。で、その人たちが根強く付いてくれればいいなっていうシステムですから。だから人気者だけ…、これね、いつか角田さんにこのYouTubeでお話し聞きたいと思ってるんですけど、いつかジャニーズ論はやって欲しいんですよ。なぜかっていうと、今の話で言うならば、人気と認知の話してるでしょ?で、実はその先には今は配信ってものがものすごい盛んになってるじゃないですか。だからYouTubeのこと無料配信ではなく有料配信ね、すごく盛り上がってきてるし、そこがマネタイズできる、お金が稼げるってなってきてるじゃないですか。で、僕、常日頃から言ってるんですけど、もし…もしでもないけれども、ジャニーズの方々の多くが、1人2人とかじゃなくて多くがお喋りも達者で、趣味も豊富で、現場回せるなんて言ったら、ジャニーズ事務所のタレントさんが天下なんですよ。

角田 うん、まあね。

寿司 人気と認知の振り幅が半端ないから。だって人気って言ったら必ずファンは聞くし観るじゃないですか。でもその人が実際面白いとか回せるなんてなったら、そりゃ無敵じゃないですか。当然、中居さんとかもいらっしゃるだろうし。筆頭でね、バラエティとかやられてるけど。っていうこになるじゃないですか。そうなると今日のテーマ、、、

角田 今日なんでしたっけ?今日コトブキツカサが考えたテーマだからコトブキさん発表してください。

寿司 いやまあ考えたわけじゃないですけど、「芸能界や映画界で生き残る方法」っていう。

角田 おぉー!

寿司 今の話もそこに通じますけどね。

角田 ジャニーズは生きれれるけど、…今の話を整理すると、人気も認知もない人は生き残れないじゃないですか。

寿司 そうなんですよ。

角田 逆にいえば。で、コトブキさん、あなたは人気も認知もないのになんで生き残っってんの?って。(笑)

寿司 いや(笑) だから、今日あの、角田さんね、ミスリードが多いし(笑)

角田 多くないでしょう?!

寿司 1つだけ言うならば、間違いなくエディターとしてまとめるのが早すぎる。(笑)

角田 (笑)

寿司 もう、この最初のプロローブの段階でいきなりまとめ入ったからぁ!

角田 えぇー?だってやっぱりそこがあれなんじゃないですか?だってすげぇ人気者だったりとか、あるいは人気なくてもすげぇ認知されてる、逆に言うとちょっと悪役というか炎上する人みたいなことですよね?逆に言えばね、認知だけとか。だった生き残れるってわかるじゃないですか。そうじゃないのに生き残ってる人って、だからもしかしたら僕もそうですけど、どうやって生き残ってるんでしょうね?っていう話が今日のテーマでしょ?

寿司 で、それをね、突き詰めて考えていくと、もちろん自分も人気も大してないし、認知も大してないんだけれども、認知に関して言ったら、どこで鉱脈掘り当てるか分からないわけですよ。このYouTubeがバズるかも知れないし、なんか分かんない、地上…、簡単に言うと今いろいろ言われてるけど、地上波のゴールデンタイム出たら世界変わりますよ。それはM-1もそうだけど、芸人さんだったら。

角田 だって別にゴールデンとか出たことあるでしょ?その、ほら、くりぃむさんとかとのバーターとか。

寿司 さっきのジャニーズの話で言ったら、僕のある種の分岐点、ここでも話したかどうか覚えてないけれども、それは僕は「嵐にしやがれ」に出た時にほんの少しだけ世界が変わりましたよ。

角田 ほぉー。そりゃそうじゃないですか、僕の15刷行ってる世界史の本、やっぱり売れたのって「ゴロウデラックス」出たからですよね。

寿司 大きいですよね。

角田 そう。大きい大きい。

寿司 やっぱりそこの媒体でってことは当然あるじゃないですか。でもそこが、もちろん狭き門だから、みんながみんなそんなゴールデンタイムの番組にとか、テレビである程度の尺ね、で、僕思うんだけど、やっぱりね、M-1の何がすごいかって言うと、ショーレースもそうですけども、結局、例えば数字もすごいんだけれども、僕それより今の、例えばゴールデンタイムの地上波で、4分とか5分ずっと出続けるなんて出来ないんですよ。

角田 うん。そうだね。

寿司 だからもし、例えばゴールデンタイムのクイズ番組に出ました!と言ったとするじゃないですか。

角田 答えてるだけだもんね。

寿司 そうそう、その一瞬だけ映って、2時間のうちあなた6秒だよ、みたいな話じゃないですか、出演が。だったらそこでずーっとチャンネルサーフィンしてる人からすると、「出てた?」ってなるじゃないですか。でもネタ番組に関しては4分間に関してはその2人とか1人がずーっと出続けるから、やっぱりそれは認知は広がるなって言うのが前提なんですね。

角田 認知が広がると生き残れるってことでしょ?今の話って。

寿司 生き残れる一つの武器ができるっていう。要は知られるからこそ注目されるし、例えばキャスティングされるしっていうことですね。

0:20:00

角田 う〜ん。またまとめ過ぎだって先に言われちゃうかも知れないけど、認知も人気もないのにコトブキツカサが仕事があるのって、やっぱり映画パーソナリティだからでしょう?

寿司 本当に有難う、その通り。って言うかね、やっぱり自分で考えたじゃないですか。

角田 早い?

寿司 いや、全然。その通りなんですよ。で、そこを突き詰めて数年前に出した答えが、これはもう肩書きだと思ったんですよ。で、肩書き=実は肩書きって一人歩きしてるんだけど、それは分かりやすくキャッチーでね、EX大衆で僕がやってる連載、今でもやってるけど、肩書き論なんだけど、肩書きなんて関係ねぇや!って人いるじゃないですか。いや、本当に勇ましいし、自分に自信があると僕は思うんですよ。でも、肩書き=僕の中では職人なんですよ。

角田 ああー、なるほど!大工さんとか。

寿司 そう。自分の一位番大事な職人の部分なんですよ。で、テレビ出てる今だったら芸人さん全盛ですけど、例えば文化人でもいいし、例えば異業種の方がバラエティとかに出てるじゃないですか。僕は別にバラエティにガンガン出ようとは思ってないし、オファーもないけれど、その人達を全員ひっぱり出してきたら、全員職人としての肩書きがあるんですよ、全員。もちろんあるじゃないですか。その世界で基本的に飯食えてるような方々ばかりなんですよ。変な話、じゃあIKKOさんってなんだよ、分かんないじゃないかとかって言うかも知れないけど、IKKOさんなんてものすごい商品で、韓国で言ったらスターですからね。日本だけじゃなくて。もうとんでもない美のカリスマじゃないですか。っていう方がいらっしゃたりとか、今ぱんって浮かんだけど、假屋崎省吾さんだったらね、金スマとか出てたじゃないですか。でも假屋崎省吾さんで言ったら、もうお花の。

角田 お花があるからですよね。お花がない假屋崎さんを果たしてキャスティング…、僕だから假屋崎さんキャスティング、僕がしたので、假屋崎さんのご自宅まで口説きに行きましたよ。

寿司 原宿の大豪邸っすか?

角田 大豪邸のとこ行って。そう。

寿司 だからテレビ出なくても原宿の大豪邸で、その隣にまた土地買っちゃってものすごい…、要は別にお金じゃないんですよね、あの人はね。

角田 お金じゃないんですよね。うん。

寿司 で、もちろん、假屋崎さんそんなに詳しくないけど、假屋崎さんがテレビに出ることでちょっとコメディリリーフとは言わないけれども、おもしろおかしく見てる時代もあったじゃないですか。「いいとも」とかの頃。で、そこでプラスアルファ認知されて、人気者になって、また自分の本業、職人の部分に返ってくるみたいなところもあるかも知れないですね。

角田 今の話を整理すると、IKKOさんのメイクとか、假屋崎さんの花道とかね、コトブキツカサの映画パーソナリティとか。オリジナルなこう、やっぱり肩書きというかオリジナルなものを持ってるっていうことですよね。

寿司 そうですね。

角田 究極的に言うとそれが認知があるかないかということよりも、それを持ってるかどうかってことなんだなって思うんですけど。そのときに最近僕が面白いなーと思ったのは、ある地理の専門家の先生。この前ちょっと雑談してたんですよ、リモートで。その方が「タモリ倶楽部」のマニアックなのをやる企画でね、地理のやつをやるから候補に上がってたんですって。候補に上がってて、あぁ出れるんだなーなんて思ってたら、結果出なかった、出れなかったんですって。候補の段階で落ちちゃったって言うか、オファーが来なかったんですって。で、オンエアを観てみたら、みんな大学の先生とかだったんですって。

寿司 あぁー、なるほど。その方の本業というか肩書きはなんなんですか?

角田 その方は大学の先生じゃないけど地理の本を書いてる人なんですね。

寿司 あぁーなるほど、なるほどね。

角田 ね、それってだから僕とコトブキツカサみたいな業界に長い人は意味がわかるじゃないですか。つまり、「タモリ倶楽部」のスタッフが本当にどう思ったかは別ですけど、僕もスタッフとして分かるのは、そういうとこに出すときってむしろ世間知らずだけど地理だけ詳しいみたいな人にマニアックに、地理クレイジーな人に地理のことだけ語ってくれた方が番組としては面白くなりますよね。そこがちょっとマルチプレーヤーみたいな人で地理詳しいみたいな人だと、面白さが半減するよなーと思ってその人にしなかったと思うんですよね。つまりその人のポテンシャルが高いか低いかというより、その人がスペシャルでやってるかやってないかみたいなことって結構あるんだなーってちょっと思ったんです。

寿司 いや本当にあって。だから僕は映画パーソナリティって名乗った時に、映画パーソナリティは僕がラジオが好きだったからラジオパーソナリティと引っ掛けてるんだけれども、今の話で言うと、要はさっき言ってた肩書き論って、これね、角田さんとこの話をした上で確か「オトナに!」でしたっけ、「オトナの!」かな…「オトナに!」か、

角田 「オトナに!」でしょ。うん。

寿司 「オトナに!」に出させて頂いたじゃないですか。ユースケ・サンタマリアさんと正剛さんとの番組で。で、あそこで面白いなーと思ったのと、あそこで渡辺淳之介さん、今WACKの社長で、BiSHとかね、BiSとか、たくさんいらっしゃるけど、今ものすごい盛り上がってますけど、で、僕がオファーさせてもらってプー・ルイちゃんと出てとかあったじゃないですか。あれは実はそこまで深く行けなかったけども、アイドルって言う肩書き、、、

角田 ユースケさんがコトブキツカサいじりで燃えちゃったからね(笑)

寿司 ちょっとね、スイッチが僕も入っちゃってね(笑) そっちに行っちゃいましたけども(笑)

角田 うん(笑) ホントはそっちじゃない方が面白かったんだけどね。まあいいや。うん。

寿司 だってその人選としては僕は本当はね、肩書きの話したくて。要は僕はアイドルという肩書きってなに?っていう話をプー・ルイちゃんとしようと。プールイさんていう、今PIGGSっていうバンドというかアーティストグループの、あの子いま社長ですけどね。プールイさんね、やってて、WACKという「豆柴の大群」とかのね、水曜日のダウンタウンとかで言うならばね、クロちゃんとかがプロデュースしたね。

角田 レコード大賞で倒れちゃったやつでしょ?

寿司 そうそう。意図的にね、色々ハプニングに見せたやつね。その賛否もありますけど。いや、だからそこで渡辺淳之介さんが僕がWACK、初期のBiSが…初期のBiSはファーストサマーウイカがいたわけだから、僕は好きでライブとか行ってたんだけども、で、渡辺淳之介さんが会社の代表なんだけど元々つばさレコーズにいて、自分でWACKって会社作ってとか色々あるんだけど、彼がずっとマネージャーっていうふうな言い方をしてたんですよ。

角田 うん。してましたよね。

寿司 音楽プロデューサーじゃなくて、社長じゃなく、マネージャーみたいな言い方、確かしてたのかな。みたいなことが面白いな、肩書きって面白いなってところから始まってるんだけど、結局、肩書きって何か?って言うと、僕は痛烈な皮肉、アイロニーでもあるんですよ。

角田 おぉぉー、なるほどね。

寿司 だって今の角田さんの話で言うと、本当にタモリ倶楽部なんて一番遊び心があって、一番この人が出るの?っていう番組だから、この例えは違うかも知れないけども、一般的な番組で言うならば、例えばじゃあ専門家に来てもらいましょうって言うんだったら、例えば街のね、ものすごいピラミッドに詳しいおじちゃんがいたとするじゃないですか。もう何度もエジプト行ってみたいな人より、やっぱり早稲田大学の考古学研究者の方がキャスティングされるんですよ。

角田 されるんですよね。そうそう。

寿司 そりゃ早稲田大学の〇〇教授っていうこの肩書きがやっぱりもう一番デカいんですよ。確実な、そこに上り詰めたトロフィーなんですよ、それが。って言うのが肩書き論だから、肩書きなんて関係ねぇよって、要は肩書きなんて関係ねぇよって言ってる段階で肩書きを意識してるというか。

角田 うん。確かにね!

寿司 もっと言うならば、肩書きって何?っていうところで言うならば、角田さん、角田さんがすごいのがね、TBSのプロデューサーってのは大いなるトロフィーであり、大いなる肩書きなんですよ。

角田 …、まあね。なんとなく分かります。

寿司 大いなる肩書きよ。これ角田さん言いづらいかも知れないですけども、やっぱりテレビ業界にはヒエラルキーはあって、それはハード側の人間とソフト側の人間って言い方もできるかも知れないけども、局員の、チーフディレクター、もっと言うならば総合演出なんていうのは、その番組にとっての、言い方難しいけども、でも神様ですよ。だって自分で采配できるんだから。テレビはパイが小さくなったとはいえ、それでもゴールデンタイムの2時間番組で数千万っていう制作費が動くわけだから。その肩書きを角田さんは捨ててでも、、、今の地位に着いたってことは、、ぃゃ本っっ当に自信があったんだろうと思ったし、すげぇな!と僕は思いますけどね。これ勇気いらなかったんですか?

角田 …ぁぁー、、はい?

寿司 いやいや、聞いてました?

角田 勇気?

寿司 勇気…聞いてました?今の、なんか。

角田 いや、どう…だろうなぁー、ふっふっふっふ!…誰の電話番号なのかなーなんてちょっと思ってました。

寿司 (笑) いや角田さん、今これ配信中なんでね。自分のスマホに来た電話番号これ誰だっけかなって、やめてくださいよ、ちょっと。僕の熱弁返してくださいよ。

角田 (笑) いやいや、あのね、あの、あの、もう1個、僕さっきの地理の話をしたけども、もう1個最近思ったこと言ってもいいですか?

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寿司 はい、もちろん。

角田 年末年始ね、結構テレビ見てたんですよ。で、見てて、年末とかって今年の振り返りみたいなのやるじゃないですか。そうすると、レコ大とかもそうだったんですけど、なんか見てても「今年これで話題になった〇〇」みたいな紹介が死ぬほどあるんですよね。それで今年に話題になったって言われるのみんな知らないんですよね!でね、その時に思うのは、知らないパターンが3つくらいあるわけですよ。1つは僕が単純に疎くなっちゃった。2つ目は知ってる人だけ知ってて、知らない人は知らないってものになっちゃってる、今のあらゆるものが。万人が知ってるってものは「鬼滅の刃」はみんな知ってるだろうみたいになっちゃうと、一部では人気だけど一部では人気じゃないみたいになっちゃってるのが2つ目でしょ。3つ目はテレビ局が嘘ついてるか。

寿司 あぁ、なるほどね。

角田 なんか紹介しなきゃいけないから、とりあえず話題って言っておこうみたいな、話題じゃないけど。で、どれなのかなーなんて思ってて、僕はだからずーっと若い頃からテレビにいたし、3番目が多いんだろうなーとかちょっと思ってたんですよ。

寿司 だからまあ角田さん流の辛辣な、この”嘘”っていう言い方かも知れないけど。

角田 まあ演出とも言えるしね。

寿司 もうちょい柔らかく言うと、打ち出しというか、企画というか。だから多分ちょっと深くは僕もそんなに分からないけども、今の話でポンと浮かんだのは「YOASOBI」とかね。「YOASOBI」って色々な方々が動いてる状況ってのは、正直…わかるじゃないですか。もちろんプロモーションって意味ですよ。もちろん色々な方、大人も動いた上ででしょうけど、単純にTikTokでとか、YouTubeでとか、SNSでってことではないことぐらい分かってるじゃないですか。分かってるわけですよ。そこの見え方がたぶんそっちの大人たちの動きが最初に出ちゃうと、「YOASOBI」出しちゃってるから申し訳ないけども、「YOASOBI」自体の神秘性みたいな、知る人ぞ知る感が薄れるじゃないですか。あの、ワニの4コマ漫画と一緒で。

角田 100日後に死ぬワニね。

寿司 最所なんかすーげぇバズって、SNSで面白ーいっ!ってなったけども、途中かららしいけども、細かいことは分からないけども、大手のね、広告代理店がついてたんかい!で、みんな裏知っちゃったみたいなことで、急速に萎んだじゃないですか、グッズ化も含めて。だからその打ち出し方、見せ方って、今角田さんが仰ったように本当に微妙だし難しいですよね。

角田 でね、また話続けてもいいですか。

寿司 ごめんなさい、途中で。

角田 という風に思って、3つ目くらいの理由かなってずっと思ってたんだけど。自分もほら去年50になったので、実は意外に1番だなって思っちゃったんですよ。

寿司 あぁ〜、なるほど!

角田 でね、1番だなーと思った時に、プロデューサーって1番じゃダメですよね。つまりさっきの話で言うと、世辞に疎くなっちゃったらプロデューサーってやれないじゃないですか。

寿司 うん。

角田 そう。だから本当は知ってなきゃいけないんじゃないかなーって。もしかしたら10年前の僕だったら思ってたと思うんですよ。ところが、今僕が思ってるのは、じゃあ知らなくていいやって、ちょっと思っちゃったんですよね、一周回って。でね、じゃあ知らないんだけど、例えば、分かんないけどドフトエフスキーについて超詳しいとかあった方が、ドフトエフスキーに詳しい20代でも30代でも40代でも50代でも60代でも70代でも80代でも、成立しますよね。

寿司 します。します。

角田 ところが、今の時代に流行ってるものを知ってるって、年齢くるとその流行ってるものに興味がないから、「YOASOBI」が良いか悪いかじゃなくて興味がないですよねって話になっちゃってるってときに、今までだったらプロデューサーだから興味を持たなきゃいけないんだよなって、ちょっと思ってたんです。今流行ってるんならこれだなーとか。今流行ってるからこれだよっていうのを自分の番組で言わなきゃいけないんだよなーみたいな。それがね、僕の中では、見てたときに今話題のって20個ぐらい言われるじゃないですか、年末とか。「もう付いてけん!」って正直思っちゃったんですよね。”僕でも”ってことです。

寿司 じゃあ角田さん、たまたまネットとか見てて、知らない人の名前とか出てきりするじゃないですか。そしたらそれ調べます?調べません?

角田 どうでもいいや、別にって。今までだったら知ってた方がいいし、なおかつそういう人とご一緒するような番組になったときに、こういう人を出そうかな?とか、思ったんだけど。それってさっきの地理の話に戻るんだけど、マルチで地理のこと詳しい若いそういう人よりも、もう地理だけやってなんとか大学でもう、すごい、50年ぐらい地図記号だけをやってる人とかの方がタモリ倶楽部は呼ぶっていう意味で言うと、そういう人の方が情報を持ってることの価値が高いんだよなって思っちゃったんですよね。だからなんかさっきの肩書き論で言うと、本当にサスティナブルに使える肩書きと、その瞬間その瞬間で勢いのある肩書きって、やっぱりちゃうんだよなっていうか。なんかそんなことを思うなーってことを思った。で、そう考えると、コトブキツカサさんはバーターの力もあるから生き残れると思うんだけど♡

寿司 1っっっ個もないですからね、まず。1っっっ個もないから、そこだけはまじで。

角田 2個ぐらいあるよね?2個ぐらいあるよね?♡

寿司 〜 な い ! それはない!ってかやってないでしょう?本当に。

角田 (嬉) まあいいゃいいゃ。

寿司 この1年間、マツコデラックスと会ってないわ俺(笑) 会ってないんだもん。メールするくらいですもん。

角田 (笑) それはあれだよね、そういうことだからアミューズだって山梨に移動するって話だよね。同じ芸能プロにいたって場所にいないわけだからね。

寿司 いないし、やっぱりコロナで営業も出来ないし。来ないですから、営業が。

角田 ナチュラルエイトとか佐渡島とかにありゃいいんじゃないですか。

寿司 いや、ありゃいいじゃんかって、ちょっと勝手に言うのやめてもらっていいですか。

角田 あ、違う違う、熊本でいいじゃないですか。くりぃむしちゅー。

寿司 あぁ〜、くりぃむさんの?熊本で?いや、いいかも知れないけど。いや、確かにね、僕、去年事務所に行ったの2回ですから。

角田 あっはっはっはっはっは!

寿司 1年間で2回ですよ?

角田 なのに家賃払ってるの確かにもったいないよね。

寿司 うちの場合はこじんまりしてますけれども、アミューズだったら、え?月500万とか?なんか分かんない、、、

角田 5000万って言ってましたよ。

寿司 5000万?!月5000万でしょ?

角田 うん。だってあれ、あそこのいい所ですもん。

寿司 渋谷かなんかでしょ。

角田 そうそうそう。

寿司 月5000万!…の賃料で考えた場合、まあフェスとか音楽ライブがないって考えると、かなりですよね。

角田 月5000万ったら、だって、すごい思ったんだけど、福山さんの売上で月5000万って消えちゃうよね?いくら福山さんがいらっしゃってもというか。

寿司 うん、まあ、そうでしょうねぇ。

角田 ねぇ。とか思っちゃった。女優さんが、吉高さんがいたとしてもというか。そりゃあ家賃を払うのがあほらしいなと思うなーとか思っちゃった。

寿司 アーティストなんか事務所来ないでしょうし。

角田 どうせ来ないしね。

寿司 来ないですよ。スタジオ別にありますし。

角田 そうそうそうそう。

寿司 そうなっていくのかなーと思いましたけどもね。まあ色々話ありますけども、たぶん、また今日の芸能界や映画界で生き残る方法ってことでしょ?

角田 ああ!それでね、そうそう、話戻すと。アミューズの話になっちゃったんだけど。戻すとってことで、プロデューサーって意味で言うと、世間の風に敏感だってことがひとつのプロデューサーの価値じゃないですか。

寿司 それはすごく大きな。

角田 それもう要らないよなって、思っちゃったわけよ。

寿司 それは角田さんがプロデューサーとしての肩書きというか仕事が薄まってるということでしょ?比重が。

角田 薄まってるけど売り上げはそこだもんね。

寿司 ああー、まあねぇ。

角田 その矛盾みたいなの、すごいつかれちゃうなーってちょっと思っちゃったの。だって僕、ドフトエフスキーに詳しいですって言って仕事来ないでしょ?

寿司 でも…、そんなことなはい!ただその理屈で”そんなことない”んですよ。

角田 あ、でも違うんですよ、それが東京大学のそういう文学部でドフトエフスキー研究をやってるっていう権威だった仕事が来ますよ?

寿司 もちろん。もちろん。

角田 ただ僕が今からドフトエフスキー超詳しいですってなっても仕事来ないもんね。

寿司 そうですよね。

角田 うん。だからさっきの職人なんだって話、肩書きはその職人だって話って、すげぇそういうことだなって思った時に、職人として使える肩書きを持ってることの方が生き延びる方法としてはすごい大事ですよね。

寿司 でも本当に生活かかってたし、僕は元々お笑い芸人であったけれども、もちろんね、にっちもさっちも行かないって時に色々い考えましたけれど。

角田 だからコトブキツカサがお笑い芸人だったらやっぱり生きてないでしょう?

寿司 ぃいや、まあ、もちろん仮定の話ですけど、、、

角田 いやいや、どうせヒットしたとかあるかも知れないけど、そういうラッキーヒットは置いといてってことです。

寿司 はい、まあ、厳しいです。絶対に厳しい。

角田 そうでしょう?だから映画パーソナリティってことだったら映画という産業がある次第だと、つまりさっきの地理の話じゃないけど、コトブキツカサってのに一定の仕事ってのを振ろうって人が現れるよね。つまり生き残る方法ってそこなのかね?だからねえ?

寿司 そう。でね、例えばね、これ相当ぶっちゃけて言うと、ある大手の事務所でも2、3、自分の事務所のタレントに映画を紹介する仕事をさせようって動き、何個かあったんすよ。

角田 それはなに?コトブキがなんかマツコさんの力使って潰したの?♡

寿司 ッ!ッ!ッマツコと会ってねぇってつってんだろ、だから!マツコちゃんと僕会ってないし。連絡も取れないし。なんで圧で、、、

角田 (嬉) 事務所のパワーでとか?♡

寿司 パワーがないだろ!うちはこじんまりしてて!潰されるわ。

角田 (嬉) 知ってる知ってる。うん。

0:40:00

寿司 大きな会社で、それこそ配信でタレントが映画語るみたいな、いっぱいあったけど、これ軒並み結構厳しくなったんですよ。その分析をした上で、も〜のすごい簡単な答え、要はそれがぐわーって広がらない…これなぜか?て言うと、映画を見なきゃいけないんですよ。

角田 なるほどね〜。

寿司 す〜っっげえ単純なことなんだけども、やぱり1日1本2本3本って定期的に観るって結構しんどい人はしんどいじゃないですか。

角田 しんどいですよ。

寿司 でも、すくなからず僕もしんどい時もあるけど…。角田さん、やっぱ好きなんですよ、映画観るのが。

角田 うん。だって1日何本も観てるもんね。

寿司 うん、観る時もあるし、それプラス海外ドラマ観て、ラジオ好きだからとか色々あるけど、映画を観るのがちょっと腰重い日もあるけど。試写行くとか映画館行くとか、でも観ちゃったら大体「来てよかった観てよかった」なんですよ。その原体験があるから、、、

角田 それは面白いつまらないとは関係なくってことでしょ?

寿司 関係なくです。もちろん面白かったら最高だけど、だけど100%じゃあ昔みたいに単純に映画楽しんでるか?っていうとそうではなくて、例えば映画観ながら「あ、ここはおすすめポイントとして紹介できるな。」とか、ありますよ。このシーンはすげぇ良かったって自分もいるけど。だから昔みたいに100%楽しんでるかとは言えないけれども、でもやっぱり好きだから続けられるんですよ。そうすると映画紹介、いますよ?映画評論家、ライターの方、いっぱいいるけども、例えばタレントさんが映画を紹介するってそりゃ1本これお願いしますでそれを紹介するのは出来るじゃないですか。もっとお話しも皆さんお上手だし。それこそ人気もあるし。

角田 人気だし認知もあるしね。

寿司 それをいっぱいある中で、例えば今週末紹介する映画って自分で決めるってのが結構むずいってのが分かったから継続だし。あと映画、僕が最初考えたのは映画祭ってアカデミー賞も含めていっぱいあるじゃないですか。毎年あるんですよ。毎年お祭りがあるんですよ。毎年お祭りがあるってことはこの映画産業は廃れないだろうなっていう風にも思ったし。あと映画の紹介する人の寿命って長いんですよ。

角田 うん。まあね、淀川長治さんとか相当長かったですもんね。

寿司 ベテランの方々がいっぱいいて。僕47だけど、まだ中堅、下手すりゃ若手ですから、この業界で言うならば。ってことも色々考えた上で、この芸能界で生き残るっていうテーマで言うんだったら、それを単純に見つけたと言うか、これでやろうと。なぜならば好きだから多分続けられるんじゃないか?って思ったのが前提なんすね。

角田 なるほどね。だからそれを考えると、僕なんかは12冊本出してるって言ったけど、全部ジャンルが違う本を書いてるんですよ。それはわざとだったんですよね。1つのジャンルで同じものをやるんじゃなくて、常に色んなことをやろうみたいな。

寿司 はぁ〜、なるほどね。

角田 そう思ってるわけですよ。そっちの方がいいなーと思ってきたんだけど、それって結局、長続きしないっすね。つまり1つのこと、映画なら映画とか、ドフトエフスキーならドフトエフスキーだけ、もう超知ってますみたいな方が、きっと、たぶん、肩書きとしては生きるんだよなーなんてことが、、、

寿司 そうですよね。やっぱりニッチなところ…だからそれでも…、ぅんいや角田さん、今、本当に面白いこと言ってる。僕の体験上ね、僕が映画を紹介するって仕事が決まった時に色々な方からね、映画って広すぎるから、例えばインド映画専門家とかになれば?とか、韓国がね、やっぱり20何回行ってますから、その頃でも20回くらい行ってますから。韓国語喋れる…大したことなかったんですよ、今では全然ですけど、向こうで会話ができるくらい韓国語を勉強したんですよ。で、20数回行ってましたから、じゃあ韓国映画僕大好きだから、韓国映画のオーソリティになればいいじゃんかとかって考えたんですよ。で、出した答えが…ちょっと待て、と。今この現代で色々なコンテンツ、エンターテイメントがある中で、映画ってそのうちの1つだぞ?って思ったんすよ。

角田 !なるほどね。

寿司 映画っていうジャンル自体が割と色々あるなかでの1つだぞと。その中でもっと細分化したらもっとニッチになるぞと。っていうことを考えたときに、バランスで言うとやっぱり色々対応できた方がいいから、やっぱり映画って一括りにした方がいいし、あと単純にインド映画しか観ない、韓国映画しか観ないと僕続かないと思ったんすよ。好きだから、単純に、ハリウッド映画が。日本映画が。だから自分が好きなことでやるっていう意味でという風には考えましたけどね。

角田 そうするとさぁ、じゃあ映画が好きなコトブキツカサ パイセンに聞くんだけどんさぁ、色んなことに興味がある僕とかはどういう肩書きすればいいんですか?

寿司 色々なものに興味があって、例えばすごくオールマイティ・プロデューサーとするじゃないですか、プロデューサーと付けるなら。オールマイティ・プロデューサーは、その肩書きで飯は食えないですよ。

角田 そう!でも僕バラエティプロデューサーってそういうことでしょう?

寿司 そうです。そうです。

角田 だから、なんて言うんだろう、それでいいよなーって思ってたんだけど、それじゃダメなんだなって思ったって言うか。いや、だからさっきの話で言うと地理の人の話をしたけど、バラエティプロデューサーの書いた世界史の本ってことで、世界史を今回タモリ倶楽部でやりますってことになっても僕に声かけないよねって言うか。

寿司 まあ、そうですよね。

角田 うん。もっと世界史をちゃんと東大とかで勉強してる人とかに声かけるでしょ。

寿司 ただ、これ角田さん否定するかも知れないけど、もうちょっと緩い、もうちょっと幅広い肩書きとしたら、角田さんは東大卒であり、東大大学院生みたいな肩書きもあるんですよ。だからそれってものすごく大きな肩書きでありトロフィーだから、それは前提としてあるから、もう他の人とは比べようもないんですよ。内容は置いておいてね。ものすごい面白い、僕も今読ませてもらってますけど。っていうのがあるから、角田さんのバラエティプロデューサーという肩書きで仕事を取るって言うのはかなり難しいと思うけど、もともと色々、、、

角田 難しいと言うか、それはそれである意味TBS辞めて5年目ですけど、まあそれで生きてきてるじゃないですか。

寿司 実力ですよ、それ、角田さんの。本当の。

角田 違う違う、だからそれは可能なんだど、それを可能にするためには自分の中で今流行ってるものは何?とか、つまり「YOASOBI」は今こんな曲をやってるんだなとか、全部知ってなきゃいけないんだよなってことですね。

寿司 あぁー。それはでもその時間割くならば…ってことになっちゃいますよね。

角田 ドフトエフスキー読んでた方がいいんじゃねぇの?って思っちゃうっていう。

寿司 たぶん、色々あるけど究極はそこのような気がしますけどね。

角田 究極的にはそこのような気がするんですよ。だからそれって、例えば今のすごいCGの技術みたいなものを仮に詳しいことをやってて、そういうのやってるエンジニアがいるとするじゃないですか。その人ってその技術と心中するのか、常に最新の技術を追っていくのかで考え方が変わるじゃないですか。特にそのエンジニアを例に取ったのは、じゃあ20年前のこういうプログラミングができますって人が仮にいたとして、今のだったら歯が立たないってなっちゃったら、その人、エンジニアとしては使い物にならないですよねぇ。ってことはそのエンジニアというのを職業にした人というのは常に最新のプログラミングができるようにしていかない限り、エンジニアじゃ食って行けないってことですよね。

寿司 もう、自分の中でアップデートしていかなきゃいけないでしょうね。

角田 そうそうそうそう。それってなんか疲れるんじゃないかなと思ったって言うか。だからバラエティプロデューサーで言うとそういうことじゃないですか。

寿司 好きならいいじゃないですか。要はこういうことができるようになったとか。で、そういう人もいると思うけど、職業としてやっていく場合は大変だけども対価もらってるし、再就職できないしと思うじゃないですか。

角田 でもそれってさっきの假屋崎省吾さんと草月流という華道があって、当然その華道という枠の中ではすごいアーティスティックなことをやんなきゃ行けないからめちゃくちゃ大変だとは思うんだけど、それが別にCGになろうがバーチャルリアリティになろうがARになろうが、華道ってのはずっとやってけますもんね。ってことは実はバーチャルリアリティの専門家って言ってるより
華道の専門家ってやってる方が肩書き力としてはサスティナブルなんじゃないかなって思ったって言うか。

寿司 いやぁー、まあ、そりゃ強いですよね。やっぱりそこで肩書き持ってた方がね。

角田 そうそうそう。だからなんかね、そういうことをね、今年の年末年始は考えましたね。

寿司 あ〜。だからそれが芸能界・映画界で生き残る方法って、演者だけじゃなくスタッフさんにも通じると思いますけどね。

角田 スタッフはなんかコトブキさんがいじめられたみたいな話をTwitterで言ってたじゃないですか。

寿司 いじめられた??

角田 プロデューサーでしたっけ?嫌な、、、

寿司 ああー!!あれ角田さんが名刺の話をツイートしたから、それに引用リツイートしたやつでしょ?

角田 そう。コトブキさんが名刺渡したら…なんなんでしたっけ。

0:50:00

寿司 名刺を渡したら…Twitterで呟いたやつでしょ?要は、角田さんが名刺のツイートした時に昔ながら、この日本の映画界でね、映画界だけですよ、もーのすごい有名なあるプロデューサーの方がいたんですよ。で、ある映画の完成披露試写で大部屋楽屋みたいなのがあって、そこにいたらその方が一人でいたんですよ。演者とか監督とかは別にいて、そのプロデューサー仕事ねぇからぼけーっとやってたんですよ。僕はその人のこと知ってて、はじめましてだったから、面白いなと思って、正直、怖いって噂があったからその人、もう知ってるわけですよ、すっげえ怖いって。そういうの僕面白がっちゃうから、いい歳だし。そう言えば昨日マネージャーから…僕ほら毎月名刺を自分で作ってたから、今でも作ってますけど自分で、ああこれ渡そうと思って。で、なぜかと言うと、あれ細かく言わなかったけども、僕もともと5年6年…7、8年かな?角田さんにお渡ししたことあるけど、名刺の裏に毎月その月のおすすめ映画が書いてあるじゃないですか。それを毎月自分で自腹で名刺を作ってたんですよ。それがだから自分の売りというか。その名刺があったおかげで鈴木おさむさんに番組レギュラーにしてもらえましたから。まあそれは置いておいて。それがあって、その裏に実はその映画を書いてあったんですよ。だからそれも込みでプロデューサーさんに名刺渡して、ちなみに書かして頂きましたって言う話をしようと思ってたんですよ。それがあったんですよ。で、そのプロデューサーの方に「初めまして。コトブキツカサと申します。」僕その完成披露試写会の司会だったから「司会やらせてもらいます。コトブキツカサです。」って名刺を渡したら、スマホを見ながら「ちぇっ」ってやられて。「ちぇっ」ってまずやられたんですよ、マジで。で、名刺を自分のバッグから面倒くさそ〜にうやうやしく出して、それを机にポンッってやられたんですよ。で「あ。ありがとうございます〜。」って言ったっていう、件ね。

角田 それ、誰?(笑)

寿司 いやいや、ゴシップとかスキャンダル、ここで言う話じゃ…とりとめ無くなっちゃいますからね。

角田 今でも元気な人?

寿司 いや、それで。その後、角田さんとTwitterでラリーした後、調べたんですよ。そういえばあの人なにやってんのかなーって思ったら。その人はこの業界をたぶん辞めてました。数年前に。2、3年分かんないけど辞めてて、ああ辞められたんだ、色々あったんだろうなと。でもこれ、実はね、これ角田さん、もうツッコミ要らないですよ。これ実はこのツイートにね、ヒントが隠れてるんですよ。

角田 なになに?

寿司 僕ね、実はね、こうね、まぶしてるんですよ、誰か?っていうのを。

角田 全然分かんなかった!

寿司 業界の人ならわかるんですよ。あえてちょっと入れてるのが、これちょっと読みますよ。ツッコミいらないですよ、答えられないから。

「昔、邦画界では超有名なプロデューサーに挨拶しながら名刺渡したら軽く舌打ちされて面倒くさそうに黙って名刺を机上に差し出された。まぁいい気持ちはしなかったけど、この人も色々と問題を抱えながら身近な世界でキングになってしまったんだろうなという分析と経験が自分の情報(ネタ)になった。」って書いたんですよ。で、この僕のツイートにある人物っていうヒントが書かれてるんですよ。

角田 へぇー!分かんない!

寿司 分かんないでしょうね。でもこれ映画界とかの人だったら。

角田 ああ!あの人ね!って分かるんだ。

寿司 これ、ここに…あっ!って、思うんですよ。っていうのが実は僕の遊び心っていうか、まぶされてるんですよ。まあほら、そういうので名前言うのはちょっとね、良くないから。だからこれツッコミ要らないですよ。そこだけ粒立てますよ。「この人も色々と問題を抱えながら身近な世界でキングになってしまったんだろうな」ってことなんです。

角田 あぁ〜(嬉)

寿司 これにちょっとね、だったらあれじゃん、あのひとじゃんってことが分かる。

角田 ちなみにそのプロデューサーって映画監督じゃないってことでしょ?

寿司 映画監督…ではない。プロデューサーですね。

角田 プロデューサーですよね。で、世間の人が知ってるプロデューサー?本当に業界の人だけ知ってる…

寿司 この業界だったら詳しい。

角田 世間の人でも映画詳しい人なら知ってる。

寿司 この業界のね。もう、超有名人。

角田 あー。じゃあなんとなく、なんとなく今、想像つく人はいる。

寿司 ね。だからその人がもう辞められたらしいから、別にその人を攻撃したいわけじゃなくて、このツイートも別に文句言ってるんじゃなく、そういう方がいたけど、そういうのも僕に取っては経験になったね、ネタになったよ、今ここで話してるしねって話ってことですけど。ね。誰かとかいうとまたあれですけど。

角田 その人は結局、生き延びられなかったってことなんですかね。

寿司 色々…生き延びて、まあ、お金を会社で儲けてとか色々あったんだろうけども、まあ、まあまあ、でしょうね。僕も詳しいは話は分からないけれども。でもね、角田さんこれねぇ、やっぱりねぇ、今の話で思うのはね。やっぱり今日はこの芸能界や映画界で生き残る方法って話じゃないですか。昔ね、お世話になったさま〜ずの大竹さん、よく飯連れって貰ってました。で、大竹さんとよく芸能界の話とかちょこちょこしたんですよ。やっぱ僕今でも覚えてるのが、さま〜ずの大竹さんね、昔から言ってるんですけど、「売れる方法なんて分かんない」って言うんですよ。売れる方法なんて色々ある、もちろん今だったら賞レースもあるし、例えば一芸に秀でたなにかがあるかも知れないし、でもそんなの一部だから皆んなが皆んな売れる方法なんて分からないって言うんですよ。当たり前じゃないですか。だから絶対こいつ売れねぇよって、汚ったねぇなーっておもってるやつが売れたりするし。でも大竹さんの理論で言うと、ただ売れ続けてる人間にはある共通点が1個あるって言ったんですよ。

角田 おおー!なるほど!聞きたい!!

寿司 それは割と最近なんですよ。一昨年くらいに聞いてるんですよ、僕。飯連れてってもらった時に。これすげぇ単純なんだけど、ただ売れ続けてる奴の共通点は1個あると。何ですか?と聞いたら「単純だよ。みんな優しいんだよ。」って言ったんですね。

角田 ああ〜!

寿司 「皆んな優しいんだよ。全員優しいかんな。」って大竹さんが言ったんですよ。で、僕はそれを100%肯定するんだけど、この件、実は自分のラジオでもちょっとオールナイトニッポンでは話したんだけど、でも、僕はそれ否定しない。その通りだと思うけど、大竹さんには言わなかったけど、僕なりの付け足しがあるんですよ。どう言うことかと言うと、僕、逆張りじゃないですよ、この芸能界で、役者でも俳優、バラエティタレント、モデル、女優、なんでもいいけど、基本的に元々みんなから好かれるようないい人なんていないと思っちゃってるんですよ。僕も含めて。こんだけ自己顕示欲が強いとか、誰かを蹴落としてでも上に立ちたいとか、主役になりたいとか。「いやぁ僕なんか6番手7番手でいいです」みたいな人って、やっぱトップになれないと僕思っちゃってるんすよ、若い頃から。で、そういう奴ってやっぱりギラギラしてるし、周りから「何だよあいつ」って思われることもあるじゃないですか。あ!あの、安室奈美恵さんの話、僕聞いたことあるけど。安室奈美恵さんってもちろん自分が自分が自己顕示欲がない風にやっぱり思えたじゃないですか?周りがこう持ち上げてくれたって。でも、沖縄のアクターズスクールの当時の会長みたいな方がインタビューに昔答えてたんですよ。安室奈美恵、奈美恵はねって話になった時に、要は沖縄アクターズスクールでオーディションがあったらしいんですよ。そこにみんな集まってくるじゃないですか。そのときね、僕はこれ好きなエピソードなんだけど、みんな一人ずつオーディション受けるじゃないですか。その中の一人に安室奈美恵さんもいたらしいんですよ。歌が歌が抜群に上手かった、スタイルが抜群に良かった、でも、いっぱいそんな子は居たと。そのとき安室奈美恵さんね、帰らず、ずーっとオーディションしている方の後ろをずーっと歩いてるんですって。その面接の後ろのところでずーっと歩いてるから、あいつ何で帰んねぇんだろ、なんであいつウロチョロしてるんだ?って言ったんだって、その当時の所長が。否が応でもにも気になるじゃないですか。

角田 はい、気になりますよね!

寿司 もちろん歌は上手い、スタイルも抜群、存在感もある、でもずーっと、まだ合否出てませんから。あいつは何をウロチョロしてるんだ?っていうところで、ちょっと君帰らないの?っていうところから、あれよあれよの安室奈美恵なんですね。

角田 へぇ〜!

寿司 だから僕はその話を聞いた時に、あの安室奈美恵さんだって当然自己顕示欲があったところからのスタートじゃないですか。全員それだと思うんですよ、大前提として。言わないけど、MAXとかね、スーパーモンキーズだって、みんなは言わないけれども当時はライバルだから、安室奈美恵さんだって当然。その中で安室奈美恵withスーパーモンキーズになったときの気持ちとかあるじゃないですか。もちろん喧嘩してとかそういうことじゃなくてね。ってことを考えた場合、元々芸能を目指す人間、勝負の世界を目指す人間なんて、人から良いやつと思われるやつは基本的にいないと思ってるんですが、1回なにかで売れたときに、自分の目標が達成されたり、お金が入ったりだとか、後輩もできたり、みたいな時に、この地位を続けてくっていうときに人は優しくなれると思います。

角田 あっはっはー!なるほどね!その地位になるまでは後ろを徘徊するってことね。どんな人もね。深いね!

寿司 そうそうそう。だけどその地位になって万全とは言わないけれども、だったらそのとき、初めて例えば後輩頑張れよって思えるわけですよね。だって後輩だってライバルなわけだから。でも地位ができた時にやっぱり優しくなれる、ってか、あと優しくなかったら続かないと思う。だってみんなに文句言われちゃうもん。

角田 売れてる人は全部優しいというか、売れたから優しいってことでしょ、つまりね。

寿司 優しくなれる。

角田 売れなきゃ優しくなれないもんねってことだよね。

寿司 いや、そうだと…よく自分で言ってるけど、南キャンの山ちゃんとかね。若い時もう嫉妬の塊でね、キングコングの悪口とか最悪じゃないですか。相方のしずちゃんに番組収録で一言も喋らせないとか。最悪ですよ。でも彼は今一番才能があるし、一番勉強してるし、本当に評判いいんですよ。

角田 うん。評判いいですよね。

1:00:00

寿司 評判いいです。だからそんな人間だけれども自分の立場ができて、しずちゃん色々あったけれども、フラガール出るなって言ったんですから、マネージャーに。で、アカデミー賞新人賞取ってるんですから。そういうのがあった上で、性格悪いなーってなってたけど、自分のポジションができて、レギュラー10何本できて、認められて、MCやって、ってときに、やっぱ優しくなれるんですよ。

角田 ってことは今の話をね、これを観てる、もし若い人がいるとしたらね、若い時は性格悪くていいってことだね。

寿司 悪くていいんですよ。ってか、悪くていいって言うか、もう僕が僕がって…さっき安室奈美恵さんの話出してね、自分のラジオで話した時に、でもちょっと待てよ?と。沢口靖子さんって自己顕示欲あったのかな?とか(笑) 色々出てきたんだけど。

角田 なさそうだよね!沢口さんね(笑) 面白いね!

寿司 そうそうそうそう。例えばね。なんだけど、でもそれはもちろん例外は当然いるし。

角田 でもない人はね、なんだっけ、あの、外科医のやつ、沢口靖子さん、ドラマやってたじゃないですか。今度映画になるんでしょ、あれ。あの主役を何年も演れないよね。自己顕示欲ない人はね。

寿司 演れないよー。そう言う気持ちが芽生えると思うし。

角田 それ、だから吉永小百合さんとかもそういうことでしょ?つまり自己顕示欲なんて1ミリもなさそうな方でも、なきゃやっぱやれないよね。あの地位にならないよね。

寿司 う〜ん、ならない。ただまあ吉永小百合さんの話はね、以前もちょこっとしたけども、彼女は特別な例ですけども、ある種、なんでしょうね、ジュディー・ガーランドとまでは言わないけど、特別な存在で、吉永小百合という名前を変えたかったっていう。このままでは死ぬと思ったってやつがあるじゃないですか。特別な存在で、一旦幕引いたわけじゃないですか、結婚っていう形で。これ吉永さんが言ってるけども、結婚っていう形にある種逃げたわけですよ。けど、逃げる、そこはオアシスなんですよ、自分の救われる土地だったんですよ。けど結局戻ってくるじゃないですか、この世界に。これがやっぱ太いと思うし、やっぱ深いんですよね。

NHK プロフェッショナル 仕事の流儀 吉永小百合スペシャル

角田 そうか。だから繊細だと見えてる人も太さがあるってことね。細くないってことね。天才っていう太さがあるってことだよね。

寿司 そうそうそうそうそう!角田さん、まさにそう!ホントにそう!だからよく言われるのが僕を例えに出して申し訳ないけども、僕、やっぱりなんとかなるわと思ってやって来たからの27、8年なんですよ。このテーマで話すってちょっと烏滸がましいかなと思ったんですよ。要は芸能界で成功してる人が生き残るって思ってたけど、、、

まあ、ギリギリ生き残る方法ってことだからね、この2人が喋ってることは。

寿司 でもそうなるとエクスキューズとしては、底辺ながら生き残ってますよって言う言い方はできるじゃん。一応今ギリでバイトせずに食えてるってのがここ10年続いてるってだけでも、もう何百人って僕の友達とか知り合いは辞めてったから、この業界を。じゃあまあ生き残ってるっていうことは良いにしてくださいよっていう気持ちなんですよ。で、僕よく言われるのが図太いんですよ、ある種、僕も。やるしかねぇと思ったから。でもやっぱり繊細っていうか、何でこの人こういうこと言うのかな?とか、何でこの人こういうリアクションするのかな?何で角田さんは酒飲んだ2時間後に僕を否定するのかなって、やっぱ思いますよ、僕は。

角田 (嬉) あっはっはっはっはっは!!!

寿司 前回も酒飲みながら後半、俺ちょっとアーカイブ見直してないけど、「違うんだけど」「違う違うそうじゃなくて」って言ってましたからね(笑) 俺すっげぇ言われてたから(笑)

角田 う〜ん(笑) 自分はお酒飲んでたから全然覚えてないやね〜。

寿司 いいです、いいです。それは全然いいんですけれども。だから繊細な部分、例えばエゴサーチは自らいかないっていうか、なんかこれ言われたら傷つくとか、いっぱいあるけど、それプラス図太さも両方ともあるから。

角田 今さっきの言い方で言うとさ、天才という太さを持ってる人は生きられるんだけど、繊細という細さしかない人は本当に無理だろうね。

寿司 これはね、やっぱね、歴史が証明してるけど、潰れちゃってるんですよ。

角田 潰れしゃいますよね。その繊細さ、細さで耐えられなくなるよね。

寿司 だから、あの、角田さん色々な芸能人の方とか、もっというならスタッフの方とかも見てると思うけれども、やっぱり糸切れちゃった人いっぱいいません?

角田 いますもんね。だからさっきのね、質問で途中ではぐらかしちゃったけど、「角田さんよくTBS辞めましたね。自信があったんですね。」っていう意味で言うと、…ないね。ないっていうか、繊細なんだよね。で、繊細が…太さがないね。だけど繊細が細くもないっていうか。繊細のちゅと半端な太さみたいなのは自分の中にはあるのかなーとは、ちょっと思う。

寿司 これもちょっと嫌かも知れないけど才能の裏打ちっていうか、他人の評価とかもあると思うし、今角田さんが俺は文章を書くの下手なんだ、売れないんだと思わないと思うんですよ。ある程度、やっぱり実績があるから。だけど辞める時になんにもなくて辞められないじゃないですか、何にもなくて。何にもないのに辞めるって言ったらそれは向こう見ずだから。やっぱりある程度の計算というか、もちろん応援してくれる方々もいらっしゃるだろうなっていう前提で、僕はTBS辞められたと思うけど。で、実際に今こうやって活躍されてるわけだから。

角田 でもね、それってね、よく芸人さんとかって、芸人辞めちゃう人がたくさんいるとか前も言ってたでしょう?続かないとか。で、なのにそれでも芸人を目指す人の方がTBSを辞めるってことよりよっぽど自信があるんだろうなと思う。

寿司 この前、錦鯉さんでしたっけ?

角田 M-1ね。

寿司 M-1の話もあって、これはよく言われてることで僕自身も、、、

角田 田丸さんとやったやつ!コトブキさんも出てくれたやつ。ショートストーリーのやつ。ショート小説のやつ。ショートショートショート。

ショートショート即興ショー

寿司 ああー!田丸さん!はいはいはい。

角田 あれ、錦鯉さん出てもらってますもんね。

寿司 そうですか!

角田 あれゲスト10組くらい出てますけど、あの中で錦鯉さんが一番有名になっちゃったなーと思っちゃった。今まではコトブキツカサとかマツモトクラブさんか、だったんだけど。錦鯉さんが一番になっちゃったなーって♡

寿司 (笑) だからいいんですって。だからそこの順位はいいんです、順位付けは。こっちはM-1やってないんすよ。S-1やってないんすよ、S-1を。いや、だからそれで錦鯉さんが言ってたんだけど、これはよく言われてることなんだけども、よく続けられましたねっと言うと、僕もインタビューで答えたことあるのはやっぱり辞める勇気が無かったって、僕も言うんですよ。

角田 辞めるの勇気いるからね。

寿司 辞めるのは勇気いりますよ。どこかで絶対…僕も結婚したし、子供もいますけど、そのきっかけってやっぱりありますもん。そのきっかけで辞めるって人もいっぱいいるじゃないですか。だからそのきっかけでも辞める勇気が無かったっていうのが大きいけど。でもね、これ色々なことに言えると思うけど、やっぱりね、自分の欲望の大きさだと思うんだけど、結局目的なのか手段なのかってことなんですよ、僕の中では。でね、目的と手段の話で言うと、例えばそうだな、お笑い芸人さんでわかりやすいから言っちゃうと、僕がお笑い芸人語るのも何だけども、まずネタじゃないです。芸人さんはまずネタ。ネタをやり続ける人もいる。要はお笑い芸人として舞台で笑いを取るっていうネタを作ることが目的な人と手段な人がいるんですよね。で、目的の人はライブを続けるんですよ、絶対に。あんまり先輩の名前出しすぎちゃうとあれだけど、でも大竹さんと昔よく話してたのは、大竹さんは間違いなくライブでネタをやることが目的だって言ったんですよ。絶対に目的だ!って言ったんですよ。それは仕事があるない関係なく、いやあそこでライブやって客、だから年に一回は必ずさまぁ〜ずライブってやってたわけだけど、って言ってた時に、僕は本当にかっこいいなと思って。なぜならば、僕が昔、芸人やってるとき、間違いなく芸人としてネタをやることは手段でしたもん。

角田 はぁ〜、そうなんだ。

寿司 うん。だから目的は何かって言うんだったらば、もちろん有名になりたい、お金持ちになりたい、自分の考えてることを発表したい、まあ元々ラジオをやりたくてこの業界入ってるから。

角田 そういう意味で言うと芸人を辞めたのは正解なんだね。

寿司 うん、まぁ〜…、必然的な。

角田 じゃあ映画パーソナリティはどっちなの?

寿司 映画パーソナリティは目的か手段かで言うと、元々映画を観たい、大好きだっていう前提があるから、どちらかと言うと僕は目的に近いんですよ。

角田 うん、だから向いてる、続けられてるってことでしょ。

寿司 そう、続けられるんですよ。好きだから。

角田 じゃあ今日の結論で言うと、目的か手段かで言うと、目的を肩書きにしろってことだね!

寿司 そうですね!

角田 あー、なんか、出たね!なんか、これ今日4回目でしたっけ、5回目でしたっけ。

寿司 5回目。

角田 5回目か。はい、初めてちゃんとした結論がでたね(笑)

寿司 (笑) いや、初めてって言い方やめてよぉー!お願いしますよ。

角田 でもほら、これ、だから生き延びたいなーと思ってる人がね、この動画観たら良いですね。向いてないから芸人辞めようかなーとか思ってる人とかね。テレビディレクター辞めようかなーみたいな人たくさんいるからね。プロデューサー辞めようかなとか。

1:10:00

寿司 歌手とかでもね。だから本当は歌うことが好きな人がいるじゃないですか。絶対に歌が私の天命だと思ってる人は、本当は歌うことが目的だったら、絶対に紅白歌合戦に出ることが目的じゃないし、東京ドームでコンサートを開くことが目的じゃないんですよ。それは歌う、歌い続けることの手段でしかないじゃないですか。だけど僕が最後言いたいのは、手段だから悪いって意味じゃないんですよ。だって目的が違うだけだから。だかやよく言ってましたよ、早くネタ辞めてーっつって。もうネタをやらなくても食えるようになりたいって、みんな言ってましたよ。

角田 どうせ手段だもんね。

寿司 手段だから。

角田 だから結局やめちゃったってことでしょ?

寿司 そう。で、テレビで自分のやれるところを見つけた芸人さん、タレントさんとかが単独ライブをやらなくてもいいんですよ。でも、変な話、そこでもう1個ねじれ現象が起こるのは、テレビで自分の地位を作るため、要はお笑いタレントかお笑い芸人か、肩書き論で言うとお笑い芸人として名乗りたいからこそ数年に1回手段のために単独ライブをやる芸人さんもいるんですよ。これは手段だから。それでもいいんですよ。

角田 それで肩書きを担保してるってことだよね。

寿司 そう。でも何の問題もないんですよ。だから有吉くんとかは自分のことを「いや、俺テレビタレントだから。お笑いタレントだから。芸人って名乗らないで。」って多分言うんですよ。彼はものすごく頭がいいし、才能もあるから。でも単独ライブ、トークライブやらないじゃないですか。だからいいんですよ、やらなくて。

角田 テレビタレントだからね。

寿司 っていうところがやっぱり結論かもしれないですけどね。

角田 お話もう終わりにしようと思ったんだけど1個だけ思い出しちゃったんだけど、映画の「ソラニン」ってあるじゃないですか。漫画もあるけど。僕「ソラニン」観た時に、あれみて若い人たちは感動したとか、あるじゃないですか。でね、あれ結局歌を諦めて実家に帰るかを悩んでるわけじゃないですか。歌を辞めて国に帰るかなーみたいなことを悩んでるわけですよね。まあ結局亡くなっちゃうけどみたいなことは置いておいて。僕あれ観た時にね、自分が観た時は40超えてるわけじゃないですか。それ観た時に「いいよね、辞められて。辞めて帰る実家があって。」と思いましたよね。全く、だからあの設定20代後半なのか30代なのか知らんけど、20代後半とかでしょ?たぶん。辞めて、もう歌なんか辞めて国に帰るか〜って言えるものがあっていいよなって思っちゃった。

寿司 それはも一つの選択があるからってこと?

角田 うん。40超えちゃうと辞められないもんね。だって食ってかなきゃいけないから。辞めて代わりになるもの今から国に帰ってもさ、なんにも、それで食ってくものなんかないもんね。

寿司 だから今の角田さんの話で言うと、要は元々食えてる段階から例えば田舎に帰るとか職業変えるのと、食えてないところからの横滑りの平行線との意味合いはちょっと違うじゃないですか。食えなくなっちゃうってことじゃないから。

角田 でも、食えないとか食えるとか言いながら、人間40年くらい生きてるってことは食って来たって事実があるでしょ。

寿司 なるほど。食って来たんですよね。

角田 食って来たものを捨てられないよねってことですよね。だからうちの親父とか去年亡くなったけど、もう辞める辞めるって言いながらいつも結局不動産をずーっとやってたんですよ。でも辞めたい辞めたいって、僕がだから高校くらいからずーっと、だから辞めたいって言い続けて20年、30年ぐらい。死ぬ前日まで言ってて死んじゃったってことなんですよね。でもそれってなんとなく分かるというか、辞められないんだよね。

寿司 宮崎駿さんのしんどい、面倒臭いじゃないですか?

角田 そうそう、引退するって言って引退しないじゃないですか。

寿司 しんどーい!ああーっ面倒くさーい!ってジブリのドキュメンタリーやってるじゃないですか。でも辞められないんですよ。

角田 そう、だからうちのお袋とね、宮崎さん同い年なんだけど、結局今も描いてるわけでしょう?

寿司 でも宮崎さん、一番わかりやすいじゃないですか。絶対に手段じゃなく目的だから。

角田 目的だからね。

寿司 目的だから。それをやることが人生の目的だから。

角田 ということは今の話で言うと、手段てのは面倒臭いんだけど、面倒臭いを辞めちゃうんだけど、目的は面倒くさくてもやるんだね。

寿司 目的は…だってやらざるを得ない。

角田 だからさっきの、すごい辻褄合うよね。コトブキツカサは面倒くさくても映画観続けるってことでしょう?

寿司 だからたまたま見つけたんですよ。映画好きだから。たまたまなんですよ。

角田 それ角田陽一郎ないね!

寿司 ない?

角田 うん。

寿司 え?でも、角田さんは自分の考えとかを本に書いて、人からなるほどね!とか、面白いねー!とか、日本史がよくわかった!世界史がわかったー!とか、天才ってこういうことなんだね!って言われると、それはそれで充実感あるでしょ?

角田 だけど、だからって20日までにやらなきゃいけない原稿がたくさんある中、今日も打ち合わせしてたらまた原稿が1個増えちゃって、締め切りいつですか?って言ったら20日までって言われて。えぇ?!みたいな。20日までの原稿がまた1個ふえちゃったみたいなことを思いながら、今日は十何日?14日?まだやってないっていう事実があるわけですよ。

寿司 いやいや、、、

角田 でね、そのときに、やらないもんね。

寿司 それはやらないですよ。

角田 だからやらなきゃいけないなーとは思ってるんだけど、なんか、やんないですよね。それって本当に好きなのかな俺?って、ちょっと思ったりするというか。

寿司 でもそこは自問自答、、、

角田 嫌いじゃない。嫌いじゃないくらいですよね。嫌いじゃないくらいなんだけど、本当に書くのが好きな人って毎日書いてるんじゃないかなと思って、ね。

寿司 あぁ〜、よく言いますよね。村上春樹もね、朝1時間書けみたいなね。

角田 それってね、テレビマンで言うと、だから僕やっぱり全然テレビマンじゃないんだなと思うんだけど。テレビとか見るの面倒くさいもんね。うん。人の作った番組とか面倒くさいもんねっていうか。むしろ年末、お正月やってた「岸辺露伴は動かない」はすげぇ観たいと思って観ちゃうけど

NHKオンデマンド「岸辺露伴は動かない」

寿司 なになになに?

角田 「岸辺露伴は動かない」ってやってたの、知りません?ドラマ。NHKのドラマ超面白かったのよ。

寿司 ああー、ドラマがね、ちょっとなかなか観れてない。

角田 だからそれだったら別に興味が、観ちゃうわけですよ。全3話だったんだけど、1話観たらすぐ2話観て3話観てって、観たくなっちゃうわけ。ところがバラエティは見ないもんね。

寿司 海外ドラマは観てる?

角田 海外ドラマ観てない。

寿司 観だしちゃったら、観だしちゃったら分かんない。僕は海外ドラマ好きだから。まあでもね、海外ドラマ好きは映画好きと通じるから…。

角田 そうそう。まあ、映画だからね。だからつまり切り方として連続ものかどうか、ドラマ化映画って言ってるわけで、要は映画ですよ。

寿司 まあそうですよね。

角田 映画の、連続映画ってことだもんね。

寿司 そうそう。アンダードッグだって割れば(笑) 割ればワンクール行きますよ。

角田 まあそんな感じですか。

寿司 ありがとうございます!だから今日は…芸能界や映画界で生き残る方法ね。話しました!

角田 逆に言うと結論‥‥‥‥(※)って思いますよ。人気ないままね、認知もないままね。

※ 完全に音が切れていて起こせず。

寿司 まあ確かにね。いやいや、良かった〜、僕このテーマで良かったと思いますよ。角田さんから来たやつ「芸能界の嫌なやつの話しようぜ」だったから(笑)

角田 (笑) でもね、こんなおっさん達が視聴数そんなに言ってない動画でさぁ、芸能界の嫌なやつのこと話してんの悲しいよね。

寿司 ぃぃいや、悲しいか…その回があってもいいかも知れないけど、新年一発目でやっぱね、芸能界、まあ仕事頑張ろうよって話の方が、まあいいかなーと思って。それもまたいつか話せばいいけどね。反面教師でね。だって反面教師で芸能界で売れ続けるにはみんな優しいってんだったらば、売れ残らない人は優しくないってことだから、どっちの話もできるからね、例えばね。

角田 まあね。

寿司 はい。ありがとうございました。

角田 じゃあ配信止めますので。ということでまた来月やりますか。

寿司 よろしくお願いします〜

角田 じゃあ配信止めま〜す!どうも〜

寿司 ありがとうございました〜

角田 はいまだ手を振っといてください……


文字起こし後の文字寝かし

(好き勝手に思った感想を書き残すことを文字寝かしと言うことにしました)

 いいハプニング!まさか角田さんが画面から落ちるなんて!そしてコトブキさんってやっぱりすごいな。名古屋の角田さんって呼んでみたり、配信されてるか分からないなりに話すのも、さっと思いついてETMの説明できたり。かっこいいなぁ。それからETM。コトブキさんのパーカーいいなと思ってたから、ショップできたのは嬉しい。今は白か黒のTシャツかスウェットだけだけど、個人的にはパーカーとカラー展開待ち。

 seasoningの市川さん、ほぼ毎回お名前がでてるけど、seasoningでも同じだけコトブキさんの名前が出てて、やっぱり1/18のseasoningでもお名前が(笑) これも相乗効果。私も田中泰延さん経由で角田さんを知ったし、ICUCメンバー内でもあと2人同イベントで角田さんを知った方がいたし。そういう意味で言うと私は角田さん経由でコトブキさんということに。名前だけはどこかで聞いたことあったけど、ちゃんと認知したのは角田さん経由。
 まずは認知。知ってもらう。単純に誰かと一緒に出演しましたでもいいだろうけど、角田さんみたいに自分の好きな人という人選も大事だろうな。角田さん好きなファンなら、角田さんが好きな人も好きである確率は高いから。角田さんは人柄、チャーミングさもポイントだから、このやり方はツーショットのイベント自体も楽しくなる。

 ニッチな方が生き残れるけど、ニッチすぎても需要がなさすぎて続かないことがある。自分でニッチに行き過ぎないことも大事。バランスは大事。
 会社員とは職人としての肩書きがなくても生きられる術だ。広く浅い(角田さんの場合浅くないけど)マルチか、深く狭いニッチか、どっちがいいか?角田さんはそれはその時その時で揺れ動くくらいでいいとも仰ってるけど、ニッチな方、スペシャリストに憧れがあるんだろうな。何でも興味があって、何でもできるじゃ嫌だと思っちゃうことがある。そんなときコトブキ先輩って呼ぶんだな。先生でもいいくらいだ(笑) 生き方というか姿勢がすごくかっこいいしね。
 不器用だからこれしか出来ないと言う人はマルチにできる人に憧れるし、興味のあるものが無くて困る私のような人もいて、生きることと人の気持ちって難しいけど、昔取った杵柄(=トロフィー)は使える。杵柄は持っておくべし。

 手段てのは面倒臭い。目的は面倒くさくてもやる。好きだから続けられる。好きってなんだ?パンが好きでもご飯が食べたい日はある。でもその日はパンが嫌いなわけでもない。好きって日月みたいな短期で計れないというか、好きと嫌いじゃないの間をゆらゆらするその波の周期は人それぞれなのかも知れない。
 お友達のミュージシャンは面倒、辛いと言いながら音質と戦ってた晩があった。彼の目的は作曲だ。音質追求は目的の内のひとつだ。私はそこで何十年も悩んでるな。音質追求は好きだけど作曲は…?の状態。手を動かしたい、使いこなせる道具を持ちたい、つまり私は音質追求部分しかないから悩んでるんだな。たまたまの成功例はキーボード(音質)で文字起こし(作曲)。同じキーボードでもライターは無理だし、それこそプログラミングは挫折した(自身のアップデートが辛かったし割とキーボード使わない(笑))。でも文字を起こしてるうちに、文字起こしの細々したものを見つけて、文字起こしが目的になって来たと思う。文字が打ちたいけど、仕上げにこだわり始めるみたいな。仕事にしたらまた違って見えるだろうな。そう思うからつまみ細工の修行が出来てるんだと思う。つまみ細工はわたしの目的地になるか?他の目的地の通過点になるか?
 村上春樹さんが毎朝1時間書くことは、仕事として書くことの質を保つ意味合いもあるだろうな。もし仕事じゃなかったら、書かない朝もあるのかも。好きって不思議だ。

目的を肩書きにしろ。もう一回私の目的を考えてみなきゃ。
目的って難しいな。





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