墜落した猫

部屋を歩けば墜落したかのように横たわる猫に当たる。

我が家には３匹の雄猫がいるが、みんなそれぞれ気ままに、好きな場所へ墜落している。次男と三男の墜落現場は割と決まっていて、次男は扇風機の台座を脇息として使いながら。暑さに滅法強い三男は風呂の出入り口前が多い。

猫は元々砂漠出身の生き物だから気温には強いが湿度に弱い。だからこの時期はどうしてもクーラーを付けざるを得ないのに、野良猫からしたらかなりの贅沢三昧なのに、風呂場前の熱帯地域に墜落している三男、時々次男。

快適な温度だから熱帯区域に移動するのか？

快適な湿度だからエアコンディション区域に移動するのか？

よくわからないけど自由に行き来できるようにしておく必要はあるので、今日もエアコンディションはフル稼働させつづけているし、猫もそこかしこに自由に墜落できている。

墜落できる幸せ。