【再放送】「管理人の免許取得記」春の特別番組SP”管理人の免停受講記”【デジタルリマスター版】
※以前書いたものなんですが、何かしら誰かしらに役に立つんじゃねえかなと思ったので敢えて恥を晒して転載します。一部加筆修正もやってます。免停の理由なんて人それぞれだけど、運転には気を付けようね。
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ご無沙汰しております。「管理人の免許取得記」管理人の管理人です(^-^;)
管理人の管理人ってなんなんですかね(^-^;)
この顔文字なんなんですかね(^-^;)(^-^;)(^-^;)
元ネタは10年以上前のものなんでまぁ割愛するとして・・・
さて、この度、綺麗に澄んだ青空を追い掛けていたら免停になりました。
あらすじはこの辺までにしておくとして、免停講習を受けることになりました。本来あっちゃならん事ですが、滅多にない機会です。日記のネタにしてみました。
モチのロン、地域や時期によって全く同じ内容でもないでしょうし参考になるか微妙ですが、大体こういう流れなんだよーっていうかなんつうかアレです。要は為にならない日記です。僕が冗長な文を書くのが悪いんですが、結構長くなると思うんで物凄い暇な人は読んでくださいまし。
1.免停になっちゃった
まず、こりゃ点数やばいぜ免停になるんじゃねえの…っていう瞬間があると思うんですが、そこから大体1ヶ月から2ヶ月、いや2週間くらいかな、結構アバウトな間隔が空いてから免停通知書みたいなものが自宅に届けられます。この紙切れが届いた瞬間に免停になるんです。
嘘です、なりません。
要約すると
「あなたはこれから記載された日に免停になります。でも講習受けたらある程度免停期間が短縮されるよ。いついつに何処ココで講習やるから、短縮したかったら来てね」
こんな感じの紙切れが来ます。
記載された日以降に免停になるので、それまでは存分にクルマを運転しても構わないのです。講習には受講料と印鑑、それにこの通知書と免許証が必要になります。あと筆記具。
筆記具なんですが、ボールペンと赤ペンがあると良いです。ボールペンは貸してくれますが、ジェットストリームじゃなきゃ嫌だとかいうなら持参していったほうが良いです。
あ、幅広の蛍光マーカーあるじゃないですか。アレもあると捗るかも。
僕は念のためノートを用意して行ったんですが、無くても大丈夫かな。復習とかちょっと書いて覚えたい時には役立ちます。何よりひたすら文章に線を引く事になったので、そういうアイテムがあると本当に捗ります。予め言って欲しかったくらい。
僕の場合、今回は短期講習ということで受講料は11,700円でした。
講習場所は試験場だったんですが、大抵そういう所って辺境の地にあるんですよね。
だから公共交通機関がちゃんと行き届いていたりします。
でも僕は見事に外れてて、交通の便がうまく行き届いていなかったんですけどね。
しかし当日は免停なので当然マイカーで行ったりなんて出来ないんですよ。
バス電車乗り継いだり誰かに送ってもらうなり、なんとかして講習場所に向かわねばならんのです。
※最後の方で詳しく書きますが、当日マイカーでも一応行くには行けます
2.講習会場へ行こう
通知書に記載された日時に通知書に記載された物を用意して通知書に記載された場所に向かうと、受付っぽい人に説明を受けるんで指示に従います。とりあえず、お金払って印鑑押す感じです。この時に免許証を渡します。この免許証は裏に免停期間を記載したゴム印を押されて、後に返却されます。赤い罪のレッテルを貼られるのが嫌な人は、後日返却という条件で良ければ傷物にされずに取り返す事が可能です。
つまり、また後日試験場に行かなくちゃならないんですね。
ああそうそう、返却時にわかったんですが赤い罪でなくて黒い罪でした。
日付書いてあって「済」って書いてあるだけのものすごいシンプルなゴム印です。たぶん消しゴムで消すには辛いんじゃないかなってくらいにはシッカリ押されます。消したら怒られるんでしょうけど。
今回の講習は時間にして約6時間という一見クッソ長い拘束時間ですが、
学校に行ったような物と思えば案外大した事ないです。朝9時から16時まで。うわクッソ長いわ。後半になると「まだ終わらんのか」とイライラしがちですが、まあ、自業自得なので・・・
仕事や体調など、何らかの理由で通知書に記載された日に行けない!って場合は、事前に申し立てる事で変更が可能なんだとか。
それ延々繰り返したら免停免れたり出来るのかなあ、出来ないよなあ。
そんなこんなで講習開始です。
★1時間目:運転適正検査「82-3」、考査の記入方法、講習の流れ説明など
まず初めに、免許関係を担当している警察官の方から、挨拶がてら注意事項を幾つか。
別に
「君達はこの場に居ることを恥ずべきである」
とか、
「腐り果ててしまえ、この卑しい罪人たちめ」
などと罵られる事は一切ありませんでした。
免停中に乗ったら罪ヤバいよ(超簡略)とかそういう内容です。
その後に今日1日ビッチリ講師を務めてくれる指導員さんからあれやこれやと説明を受けます。ただ講習さえ受ければ免停短縮になる、なんてことは無く。
最後に受ける試験での成績によって短縮日数は変わります。A~Dランクの4段階。
最高報酬である29日短縮を獲得するためには、試験で42~36点を取ってAランク評価を得なければなりません。20~0点だと最低評価のDランク。こちらは短縮日数ゼロ。ですがDランク取得者にのみ救済措置があって、当日中に再考査が可能です。BとかCとか中途半端な評価になった時がいちばん悲惨だったりして。
それに加えて、受講中の態度も評価に含まれます。が、普通に受けていれば何の問題もありません。二回居眠り注意された奴が居ましたが、無事Aランク取ってましたから2回くらいは寝ても大丈夫かもしれません。自己責任でどうぞ。
ガムはNG、ミンティアはこっそり、食べ物はNG、飲み物はOK。酒はたぶんダメ。
指導員が何回か言ってましたが内職もNG。する奴いるんですかね。
ケータイはマナーモードはもちろんのこと、一応バイブもダメです。休憩中はもちろんOK。
さて、運転適性検査「82-3」ですが、自学で似たような、たぶん同じような検査を誰しもやったんじゃないでしょうか。運転時は楽しい気分になる、とかいう質問にはい・いいえで答えていくやつです。結構考えてる暇なく進みます。
「タイヤをきしませる走り方をしたことがある」
「高回転のエンジン音を聞くと気持ちいい」
これ趣味の問題じゃねえかな。正直にハイと答えたんですけど。
検査結果は後で発表されます。
約50分くらいの講義が終わるごとに10分の小休止。この間にタバコ吸うなりトイレ行くなり自由に休憩できます。僕はヤニカスなので喫煙所へ。
おや。白バイがあります。警察官募集のコーナーが。
眺めていると「写真撮っていいですよ」と婦警さんが仰るので「いいスか?じゃあ」
婦警さん「いいカメラ持ってますね。ローアングルで撮るのもいいですよ」
俺「おお、かっこいいスね!!」
撮影させてもらってから喫煙所へ。人間の頭から上の高さは全く清掃されてないんだろうなって感じのヤニ汚れビッシリ。
※後にこの試験場は敷地内完全禁煙となり、今はこの喫煙所も閉鎖されています。
★2時間目:交通事故の実態・運転者の社会的立場
基本的に講義は指導員さんがパワポを使って行うのを見たり聴いたりするのがメインです。なんとビックリ、今回絶対あるでしょうと思ってたビデオ講習が無かったんです。
無くはないんですが、ずっと長時間古臭い映像見るとかいうのはないです。カルチャーショック(?)。
冊子が配布されます。試験問題は、この教本の中から出題されます。なので、至って普通に真面目に講義を受けていれば誰でもAランク取れるような難易度です。一般常識と自学で学んだ内容をある程度覚えていれば余裕です。いや余裕ではないか、緊張はしますよ。短縮日数懸ってますからね。
たまにパワポにイラストが出てきますが、センターマフラーのセダンとか面白いイラスト載ってたりするので気を抜けません。あと、名指しで問題文読まされたり回答したりもあるので気を抜けません。名指しは何度かあると思います。
むかし、このイラストに集中線いっぱい書いて猛スピード出してる落書きしたような記憶が。
講義はひたすら、ひたっすら文章に線を引く作業が続いたりするんでマジでマーカー欲しくなります。黒のボールペンで引きたくないじゃないですか。この線引いた箇所は出題箇所対象なのでそれなりに覚えておくと良いです。結構ありますが、自学で学んだ内容のおさらい的な部分がほとんどです。
★3時間目:イラスト問題攻略
急に俗っぽいようなタイトルになりましたが僕が適当に書いただけです。
試験問題は全部で40問出てくるんですが、最後2つはこのイラスト問題。学科試験でやったことあると思います、1問につき3つ回答があって、完全回答のアレ。配点が高いこともあって、これを重点的に学びます。
これが終わって、お昼休憩。せっかくなのでクッソ混み合う食堂でカツラーメンを食べました。確か、免許取るときもここでカツラーメン食ったんじゃなかったかなあ。サクサクの衣、本当に豚肉なのか不安になる柔らかさの謎の肉が美味しいですよ。ラーメンの方ですか?普通ですよ。
お昼休憩は1時間あります。
★4時間目:シミュレータ体験
ここで教室移動。
お腹いっぱいになって眠くなる午後にこれを入れたのは名采配じゃないでしょうか。ワクワクするじゃないですか。自学で乗ったガッサイシミュレータじゃなくて、結構ちゃんとした筐体に乗り込んで行います。絶対事故らせようとするあの内容ほぼそのまま、というか画質がPSからPS2レベル(60フレーム)に向上したくらいで他に変わったところはありません。でもね、なんと車種選択ができるんですよ。
トラックや軽、RV車とかいろいろ。とりあえず指導員(この時のみ担当者が変わります)が「好きなの選んでいいですが、真ん中の黄緑色の車でいいと思います」と。
どう見ても深緑だったんですがまあいいか。黄緑色のギャランもどきを選択しました(普通乗用車)。
そしてなんとなんと、筐体はAT/MTをワンタッチで切替可能な素晴らしいものでした。
自学の頃はATしかなかったのに。僕マイカーはMTなので、指導員が「普段MT車乗ってる人は手を挙げてください」と言ったので挙手したんですが、僕だけでした。指導員が困った表情を浮かべたので即座に空気を読み、「(シミュレータは)ATで大丈夫です」と言ったんですが・・・
ありゃMTでやったらさぞ楽しかっただろうなあ。
各項目が終わるごとに短いビデオが流れます。ビデオ講習はこの時だけだったんです。先に走り終えた人は、全員が各セクション終えるまで待たなきゃならないんですが、あまりにも遅い場合は途中でブチ切られます。笑ってはいけません。
コクピットはたぶんekワゴンあたりがベースなんじゃないかなあ。三菱系列だと思います。
腑に落ちない検査結果シートも貰えます。個人的には躍動感あふれる、無駄に凝ったモーションの子供が印象的です。轢いてやりたくなります。ちなみに各セクション終了時に車を左端に寄せて停めろと指示が出るんですが、この筐体ハザードスイッチが無いので焦ります。無論、点けなくてOK。
★5時間目:座学延長戦
教本にひたすら線を引く作業再び。やっぱり自学内容のおさらいばかりです。時期によりますが、応急救護処置の項目が比較的新しいかもしれないのでこの辺マークしときましょう。テストに出ます。
★6時間目:考査試験
さて、いよいよです。40問を20分で回答します。スクリーンにはご丁寧に残り時間が表示されます。お馴染みの鉛筆・消しゴム(用意されてます)でのマークシート形式。ケアレスミスに気をつけて、落ち着いてやれば2.5周くらい確認作業できる程度には時間的余裕があるかと。
その後、採点及び結果発表までは最初にやった「82-3」診断の結果発表と免許返却後のアレコレなんかの説明を受けます。Aランク獲得で29日短縮となった場合、受講後にその場で免許証が返却されます。翌12時まで運転はしちゃダメです。バレたらヤベーです、マジで。
知らなかったんですが、受講日の朝に車を運転してきた場合(預ける瞬間までは無免じゃないのでOK)、受講後に車を試験場に置いて帰って翌日だか後日に回収するって形でもいいそうです。マジかよ。その場合、担当の警察官に申請手続きが必要だとかなんとか。
今回20名くらいの老若男女が参加しましたが、僕含め無事全員Aランクとのことでした。
乱暴な言い方するとこれで前科持ちになったわけですが、以降の仕組みについてはもう文章打つの面倒なので割愛します。とりあえず、次やったらもっとヤベーよってことで。
以上で終わります。読んでくれた方、お疲れ様でした。ありがとう。
さて、気を付けんとなあ・・・
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