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つれづれ…なるままに。191。
【学校図書館の不思議】
不思議なことに、初めて学校司書として勤めた自治体では
『図書館だより』は作らなければいけない。
と言われて、ある学校では児童向けに月に1回、ある学校では、児童向けと教員向けに月に1回、など必ず発行していました。結構バードでした。
今の自治体にうつり
「図書館だよりは、どうしてますか?」と尋ねたら
「えっ!いるんですか?」
というお返事で、こちらが「えーと」となりました。
いるんじゃないかな?広報活動の一貫として、やっぱりいると思います。
とお話をして、まずは不定期に『お知らせ』として…年度が変わってから毎月発行しています。
確かに、内容には四苦八苦していますが、大体は『貸出し・特別貸出しについて』『本の紹介』『図書館について(分類の見方)』 ぐらいで、季節のトピック的なものを入れたら…A4両面におさまります。
やっていないところは多いのでしょうか?
ネタは、使い回す(言い方が良くないけど)決まった時期に、決まったお知らせを載せたり、新しい本が入ったら紹介したり…全校に知らせたいことは、それなりに毎月あるんですけど、あれ?やってないの?…という学校が多く見られます。
広報活動は大事です。
存在感の問題にもなります。
図書委員会のイベントのお知らせや、先生方からの紹介の本を載せたりも良いでしょう。
たまには、クイズや豆知識を入れたりすると楽しみにもなります。
「えっ!いるんですか?」から数年、なんとか定着してきて、たまに、おたよりの本の紹介を持ってきて
「この本、ありますか?」
という、子どももでてきました。
少しずつ、アピールをする手段として『図書館だより』は作ったほうが良いです。
☆週に何日、月に何日しか行けない→だからできない。ではなく、やり方次第です。学期に1回でも良いと思います。ちなみに私は教員向けには作ってません。
最初に「教員向けにはどうしますか?」と尋ねたら「読む暇がない!」と言われたので「あーそうですか」という、少しひねくれて以来、作ってません。
初めは不定期から、少しずつでも
学校図書館ここにあり!
と主張することができると良いと思います。
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