つれづれ…なるままに。104。
今日は、入学式と始業式でした。
天気も良く、おめでとうございます。
さて。
学校は休校ですが、いつかは始まります。
学校図書館も始まります。
ですので、
noteでオリエンテーションです。
【一年生バージョン】
一年生にとっては、初めてひとりで、本を選んで借りて、返して棚に戻す。
かなり、一年生にとっては難しい作業なので1ヶ月くらい、時間をかけて進めます。
まずは【利用規則】ルールです。
これは、いろいろ学校によって、違います。
基本として
・貸出しできる冊数。
・利用できる時間。
・借りていられる期間。
・返却日は、どこを見るか?または、どうやって確認するか。
を、伝えます。
練習として、1冊から初めて、まずは図書室で読むだけ。本棚から選んで、席にすわって読んで、時間になったら本棚に返す。
次の時間から、借りる練習をします。(学校により、いろいろ~個人ガード式か台帳式かで手順が違います。)
次に【利用マナー】です。
まずは「この図書室は、学校全員、一年生から六年生まで、それと先生も使う本があります。だから、大切に扱ってください。」と言います。
それから、ここでは
・ 走らない。
・騒がない。
・ふざけない。
を、徹底して繰り返します。
だいたい、コール&レスポンスです。
「なんで、はしっちゃいけないのかな?」
「けがするから~」とほぼ、全員答えます。
「なんで、大きな声を出さないようにするのかな?」
「…よんでるひとの~じゃまになるから~」と、悩みながら、誰かが答えてくれます。
これは、実際にやって見せます。
例えば
「本を見てたら、面白いところみつけたの(大きな声を出して)ねえ!これ見てー!って言ってたら、どうかな?」
と、聞くとみんな声を揃えて
「ダメ~!」
と、答えます。
こんなふうに、悪い例を実践して見せることをします。
本の戻し方など、わざと逆さまに入れて
「これでいい?」と聞くと
「ダメ~はんたいだもん!」
「えー!ちゃんといれたよ~?」と私。
「だって、はんたいだとわからないもん!」と、口々に言ってくれます。
それを、いろいろなパターンをやって、子どもたちに指摘してもらいます。
子どもたちは、自分で言葉で発すること、大人を指摘することで満足感もあり、楽しく進めます。
そして「読み聞かせ」です。
始めは、面白いもの、外国作品のなかなか知られてない本、写真絵本など、図書室に来る度に「楽しい!面白い!」と感じてもらえるように工夫します。簡単なアニマシオンもやります。
とにかく、一年生の場合、一年間は楽しく本を選んで読むことと、少しずつ長いストーリーのある本が面白く読めるようになることが目標です。
あー
いつ会えるのかなあ。
けやきにも、若芽がふえました。
さあ、新学期です。
いつもとは、ちょっと違うけど、きっとみんなは前に進んでいるでしょう。
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