つれづれ…なるままに。46。

父親は肝細胞ガンで亡くなりました。
もう、何年になるか…十数年になります。

最後まで告知はしませんでしたが、本人は薄々わかっていたようです。
母親が、告知を嫌がったのです。

初めは腹水がたまり(それでもパチンコには行きたがり困りました。)入院してからは、味覚がおかしくなり、おかかのおにぎりが食べたいというので、コンビニで買ってきて食べたとたん

「これ、おかか…?」

と言い出して、皆がショックを受けてからは、早かったです。
ガンが脳炎になり、モルヒネで朦朧とした毎日です。お医者さんは

「今まで頑張ってきた痛みから、解放されているんですよ。」

と、おっしゃいましたが。その時は、多分一番泣きました。
一瞬、正気になったとき母に

「…ありがとう…ありがとう…」

と繰り返し、母は泣きながら

「何を今頃言ってるのよ!」

と、怒っていました。

思い出しても、悲しい辛い、涙が止まらない時間でした。

なんか、うまくいかなくて悩んでます。
モヤモヤしたままではダメですね。

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