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Book② ー1『金持ち父さん 貧乏父さん』 プロローグ

こんばんは、nya0528です。本日もやっていきたいと思います!
昨日、1冊目が読み終わりましたので今日からは2冊目に入りました!!
『金持ち父さん 貧乏父さん』という本で、結構有名ですよね!私が持っている本はこの表紙(初期)のものなのですが、最近は改訂版として前面紫のものが多いようです!個人的にはこちらの表紙の方が親近感というか、引き込まれるというか、そう言った理由で好みです(笑)

それでは早速

基本情報

はい、Book②ということで、『金持ち父さん 貧乏父さん』という本のプロローグ的な部分ですね。本題に入る前の、本書を出版するきっかけですとか、本書を読む前に知っておいて欲しいこと、どういう位置づけとして本書を活用して欲しいか、みたいなところが書かれております。

タイトル:『金持ち父さん 貧乏父さん』
著者:ロバート キヨサキ (著)・シャロン・レクター(公認会計士) (著)・白根 美保子 (翻訳)
単行本:288ページ
発売日:2000/11/9
出版社:筑摩書房
言語::日本語

こんな感じです!結構昔の作品なのにいまだに人気かつ実用的っぽいので期待大です!!

今子供たちに必要なこと

まず初めに書かれていたのは、現状の学校教育に力を入れて取り組ませて、良い大学に行くことが本当にいいことなのか?という部分でした。こちらは共同著作者で公認会計士のシャロンさん視点でのお話で、ロバートさんとの出会いや本書を手伝うことになったきっかけのような部分も語られておりました。

☆明確なレールが敷かれ、若くして引退生活に入ることも、ほとんど保証されている☆
 こちらはシャロンさんや旦那さんのお話で、小さい頃から親御さんにしっかり勉強していい成績をとって、いい大学に入って、いい会社に就職することを期待され続けた結果だそうです。そのおかげで、資格をとり、明確なレールの上を走っていくことはできるという話でした。
 私も昔からある程度の勉強はしっかりやるように言われていました。しかし私の場合は両親はかなり寛容でかつ勉学方面では放任主義だったこともあり、自分の意思で学ぶという行為をしていた印象です。

☆世界は変わりつつあるのに、親が子に与える忠告は変わっていない☆
 よく聞く親から子への忠告や期待って上述のとおりのものなんですけど、確かに変わってないですよね。私が生きてきた期間でもそうですが、年配の方のお話を聞く時も結構同じことを言われている人が多い印象です。変化に追いつけていないというのが半分、本人にそれを変えるだけの知識や経験がないことが半分なのではないのかな、と個人的には思いました。

☆子供たちの教育の指針となる新しい道を見つける必要がある☆
 シャロンさんの子供が、実際なんの役にも立たない勉強を学校ですることに疑問を抱いて話し合った結果のシャロンさんの感想、です。古い観念・忠告の押し付けをしていても時代に取り残されることに気がついたシャロンさんが、だったらと、親としての新しい指針を探す決心をしたという内容ですね。

☆教えられてきた通りの道を進む☆
 子供って純粋ですよね。あと子供にとって、親が全てなんですよね。これは本当に思います。どれだけ学校でいろんなことを学んだとしても、結局はおやの一声で覆ってしまったり、そもそものベースが親の話で固まってしまっているから他の話を受け入れなかったり。これ自体は悪いことではないです。ただ、正しくない方向で親が教えてしまったら?後々になって子供が苦労する羽目になるかもしれないですよね。

☆退職の日までがむしゃらに働き続けなければならない☆
 これは一般的に「雇われている側」の人の話で、どれだけいい給料をもらっても、上がった給料の分でさらに増えた税金を賄うためにさらに働いたり、給料が上がるのと同じように上がる年齢に応じた支出や貯蓄すべき金額が増えたりすることで、結局はずーっとがむしゃらに働かざるを得なくなってしまう。ということですね。これをこのことをロバートさんはラットレースと呼んでいます。

☆ラットレースから抜け出すには会計と投資に関する能力を高めること☆
 とりあえずの目標はまずこのラットレースから抜け出すことにありますよね。もしかしたらそんな必要はないと思う方もおられるかもしれませんが、少なくとも私は抜け出したいと考えています。そしてそのためには大きく2つ、会計と投資についての知識・理解を高め、能力を高める必要があるということでした。
 事実私自身経済学部出身ということもあり、学校で学んだことは多々ありますが、実際それらを自分の生活などの現実世界にどう当てはめる、活用していけばいいのかは全くわからない状況なのです。だからこそこれを読んで、「あ、やっぱり会計や投資については深く学んでおきたいな」と感じました。

☆その場限りの考えで資産を売ったり買ったりしていた☆
 会計・投資の深い理解がない、理解があっても現実世界で活用できない状態だと、まさにこれをしてしまうそうです。先を見据えることや、各種会計諸表を使いこなせず、その場しのぎの対応をしてしまうということでした。結構怖いですよね😓

☆異なるルールでプレーしている☆
 ロバートさんは普通の人たちとは異なるルールでこの世界というゲームをプレーしているそうです。雇われ側は、企業がリストラクチャーをすることで解雇されたり仕事が変わったりして、露頭に迷うとうことをよく聞きますが、ロバートさん等のような雇う側・投資をする側の人にとってはむしろ、リストラクチャーのおかげで潤うんですよね。それが異なるルールでプレーしている、ということの意味合いだと感じました。

☆現在のシステムでは子供たちに必要なことは教えられない☆
 こちらは現在の学校教育しすてむ、という意味合いですね。本当に大事なことは学校では教えてくれないのだということなのです。事実、私も余り勤勉な方ではなく、特に小学生の時は自分が興味を持った分野の授業しかまともに勉強しなかったり、テストとは全く関係のないプログラミングや心理学について図書館で学んでいました。にも関わらず今までで本当に困ったことはないです。日本地理が言えなくて困ったことはありません。強いていうなら「山手線ゲーム」で負けやすいことくらいでしょうか😅
 逆に学校教育の分野以外で学んだことはたくさんあります。俗にいう文理系統では圧倒的に文系分野の私ですが、同じ学部の周りの生徒達はExcelをまともに使えません。私は小学生の頃に図書館で遊んでいたおかげで、多少はVBAを活用することができ、講義課題やサークルのシステムづくりで活用することができました。こういう面でもやはり今のシステムでは、必要なことを完全には教えられないですよね、、

☆お金に関する才能を目覚めさせる☆
 これすごくいい言葉ですよね。めっちゃビビっと来ました。お金に関する才能って誰しもが絶対に持っているもので、それを開花させることができていないだけだと思うんですよね。だからこそ、その才能を、個々で180°異なるその才能を目覚めさせられるような教育を、親が子にすることができれば、より良い世界、子供にとってのより良い未来を切り開く一助となりそうですよね。将来はそんな父親になりたいものです。

2人の父親

ここからは、本文に入る前に、ロバートさんのお話として、ロバート少年が2人の父親の意見を聞いて何を思ってきたかだとか、どういう経緯で育ってきたか、この本をどのような形で捉えて欲しいかなどのことが書かれていました。

☆お金に関する教育が学校ではなく家庭でおこなわれている☆
 お金に関することって、お金を稼ぐためのことって、学校では教えてくれないですよね。じゃあそれをどこで学ぶのかって考えた時、基本的には家庭での教育によって学ぶものなんですよね。だからこそ、お金持ちの子供にはお金持ちが多く、貧乏な人の子供には貧乏な人が多い、ということが頻繁に怒るわけです。お金持ちになる方法を知らない人が、実践する気のない人が家庭でお金持ちになる方法を教えることはできないからです。だからこそ安定を取ってきた親の子供は安定をとることが多いそうです。

☆断定すると思考が終了する☆
 何かをしない時・できない時、多くの人は理由を断定するそうです。いや、理由を探偵すること自体は悪いことじゃないと私は思いますが、そこで終わってしまうのです。大事なのは、その理由を知った上で、じゃあどうすればそれができるようになるのか、ということを考えることだということです。
 「自分は給料が低いから家を買えない」ではなく「じゃあどうしたら家を買えるくらい稼げるようになるだろう?」ということを考えるべきなのです。考えないことは何も成長させないし、何も改善させないのです。

☆頭は筋肉と同じ☆
 らしいです。頭も筋肉と同じで、日常的に使わないと衰えていってしまうということなんですね。なるべく断定で終わらず、どうすればいいのかまで常に考えるようにするといいとのことです。

☆国のために働いたから恩恵を受ける資格がある☆
 これは貧乏父さんの方のセリフだそうですが、この発言をしている時点で自分は一生使われる側の人間であることを認めてしまっていますよね。こうならないように考えたいものです。なかなか簡単にはできませんが、、💦

☆お金のために働く人☆
 これも貧乏父さんの話ですね。上述のセリフを言うような人って言うのは、お金のために働いている人なんですよね。じゃあ何がより良い、お金持ちの発想なのかと言うと、お金を自分のために働かせるお金が自分のために働いている。と言うことなんですね。投資とかって実際そうですよね。働くという概念があっているかは置いておいて、お金が働くことでさらにお金を自分のために増やしてきてくれている、と言うことですよねぇ。

おわりに

本日はプロローグ部分のみを読んできましたので、具体的な内容にはあまりならず、抽象的な話や、そもそもの方向性というような話が多かったですが、それにしてもタメになる話でした。半分はわかっていたことであるとは言え、わかっていたからこそ重要なことであると言うことですしね。

今後読み進めるのが非常に楽しみです。

それではこんな感じで本日のnoteで書評第6弾は終わりにしたいと思います!
おやすみなさい!😪

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