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【予習記事】 LAP9期ジェンダー単元

みなさん、こんにちは!
LAPディレクターのまえこです!

今日は、ジェンダー単元の事前課題の問いに答えていきたいと思います!

課題1

 日本における男女間賃金格差問題について現状を把握し、自分なりの考察をしてみる
(参考情報)
2022年の日本の男女賃金格差は21.3%(OECD平均は12.1%)
アメリカの男女間賃金格差

<課題図書を読む前>
日本人同士だと21.3%、アメリカ人同士だと17%男女の賃金に格差がある。
一見「女性は男性よりも権利がない」ということを表しているようだ。しかし、「アメリカの男女間賃金格差」のデータを参照すると、アジア人女性はアメリカ人(非ヒスパニック系)男性とほぼ同等の賃金を得ている。そして、黒人女性、非ヒスパニック系女性にいたっては半分ほどしかもらえていないという事実がある。
性別よりも人種の違いによる賃金の格差の方が大きい。

<疑問点>
なぜ人種差別がある中でアジア人女性は賃金をもらえているのか。
→アメリカにヘッドハンティングされている立場と考えれば同等の賃金をもらえていてもおかしくない?そもそもヘッドハンティングされるということはそれ相応の特権をもっている(アメリカでの生活が可能な資金源があること、アメリカ行きを許される家庭環境など)からなのか?

課題2

男女間賃金格差問題について考えるとき、Aの問いで考える場合と、Bの問いで考える場合で、どのような違いが生まれるか/生まれないかについて考えてみる

 A「なぜ女性の賃金は男性より低いのか」
 B「格差を説明するために、どのように優劣を可視化し、論理化しようとしてきたか」

<課題図書を読む前>
Aの問いで考えると「男女の格差」が論点になるが、Bの問いで考えると男女だけでなく「人種」や「職業」などの複数の事柄が論点になる。男女間だけでなく、いかに特権をもつものともたないものの格差が広がっているのか、という論点に変わる。Aの問いは「男性VS女性」という二項対立で語られるため、視野が狭くなる可能性があるが、Bの問いは性別に関係なくさまざまな観点から格差について考えることができ、視野を広げることができる。

今回は課題図書を読む前の意見を言語化しました!
きっと課題図書を読むと新たな気づきがあると思うので、課題図書を読んだ後に再度言語化を試みたいと思います!

みなさんの意見もぜひ聞かせてください🍀

(まえこ)


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